波と風、空と雲 ver.3.0

自分に正直でいよう! 生きている限り、人生を大いに楽しもう!
そうだよな・・・フレディ

ゲリラ豪雨・・・のち、サヨリ風

2018年08月13日 | 2018年釣行記

夏休み中の天気予報とにらめっこしていたら、台風通過後ずっと南西風が落ちない。
keiさんたちと南房釣行を予定していたけど、キーとなる風が最悪のままなので、南房は先送りにして、湾奥のサヨリ狙いに

 

 サヨサヨ水産メンバーは、既に結果を出しているとの情報をもらい、予報も曇りで午前中は北よりの風と、真夏の昼間の釣りとしては好条件、意気込んで未明に乗り込み、夜明けまではアジでも・・・と前のめりになっていたのだが・・・

ピカッ!

・・・・・・

・・・・・・

ゴロゴロゴロゴロ・・・・

遠くから雷雲が近づいている


こんなときに釣竿持って立ってたら・・・

 

『お願いです・・・ここに雷を落としてください・・・』

 

・・・と言っているようなもの

車で待機して、ネットで雨雲レーダーとにらめっこ

な・・・なんと、ワシのいる狭いエリアを中心に雷雲が発生!

そして、追い討ちを掛けるように豪雨!

釣人と思しき車が数台来たが、さすがに乗り込んで行く猛者はいない

 

 午前6時過ぎにようやく雨雲が去り、7時頃に開始、通称サヨリンと呼ばれるライトなカゴ天秤?による誘い釣りを開始

 

大雨のせいか、ほぼ地元の常連さんばかりが入釣してきて、ポツポツとだが良型のサヨリが上がり始めた

 

・・・が、ワシにはアタリさえこない・・・

 

『あれれ?・・・何か違うかな・・・』

 

しばらくは、リールを巻く速度とか工夫してみたが変化が見れず、隣の釣人の仕掛けを盗視

 

『ん?』

 

カゴから釣り針までのラインの長さが、1mほどワシの方が短い

メインラインへの絡みつきを嫌って短めに取っていたのが災いしていたようだ

 

これをきっかけに

 

・・・・ググンンッ・・・・

 

という、サヨリ独特のアタリが取れ始め、ようやく待望の1尾が上がる!

 

 

その板バネでも仕込んでいるのかと思うようなパワーは、細身の見た目からは想像できない

 

 この手の仕掛けはシンプルなほどトラブルが少ないのだが、ワシの場合、そのアタリと引きをダイレクトに味わいたいので、少し手を加えている

その分、投入フォームが乱れるとラインが絡んでしまうのだが、どこに拘りたいか・・・という釣り馬鹿のエゴというやつか

 

未明の満潮から、下げいっぱいまで、すったもんだしながらもなんとか大型を6本を確保

 

上手い人は倍は釣ってる・・・でも

 

「今日は、渋い・・・」

 

だって

 

『上げ潮が効き始めたら・・・』

『雲が多く、風もあり、比較的涼しいし・・・』

 

昼過ぎになり、撤収か継続か、悩み始める

暑さは耐えられる程度だが、竿を待つ右腕がパンパンになってきた・・・ 

 

『うう~~~む・・・』

 

 この釣りは、投げ込んで座ってアタリを待つ・・・といったことができない

投げる→糸ふけをとる→リールをゆっくり巻いて誘う・・・・→回収する

の繰り返し、比較的アクティヴな釣りなので、半日もやるとけっこう疲れる

 

結局、午後4時頃までやって、小型2本含む4本を追加で終了

帰りに埠頭の様子を見に行くと、夏休みとあって家族連れがいっぱい

 

 

サビキにはサッパか小鯵か・・・時折ひらひらとしたお魚が掛かっていた

遠くの入道雲が、夏休みを演出している

 

さてさて、ワシの釣果はというと 、小さなサヨリを含めて10本

ワシのサヨリ釣りの技量からしたら結構良いほうかな?

 

 

サヨリストCEOなら、30分の操業で釣る数ですな

そんなわけで、翌日の夕餉にお刺身が一品加わりましたとさ

 



日時:8月12日 大潮

場所:湾奥某所

釣果:サヨリ30~38cm×8本、コヨリ2本

 


神様が少しだけ微笑んだ夜

2018年07月28日 | 2018年釣行記

(画像は帰りの仮眠場所からの風景)

 

あ、・・・ああっ・・・ああ~~~っ!

・・・猛暑と共に続いていた南西風から、ようやく東系の風に変わってきた25日

 

気がつけば南房・・・

 

前回はうねりと南風でまともにポイントを攻められなかったが、今回はほぼ背後からの弱風

 

『これなら釣れそう・・・いや釣れるねっ!』

 

薄っぺらな根拠と思い込みで脳内から変なアドレナリンが出始め、指先がプルプルして、なかなか思うように仕掛けが組めない

要するに、メンタルが弱いワシ・・・

 

そんなこんなで、現地についてから釣り始めるまでに40分近く浪費し、20時過ぎにようやく第一投

 

今夜は多少ウネリがあるが、仕掛けごと持っていかれるようなほどではなく、変化を付けてくれる程度だ

しかし、潮は流れない・・・

ん?・・・いや・・・若干だが左から右へ僅かに動いている?・・・・風のせいかな?

 

10投ほどしたところで、ようやくLEDが消え、20cm程のウリンボが上がる

そして、小サバを挟んで3連続で同型のウリンボさん

 

そしてしばらく沈黙・・・

流れが弱いので、フグに餌を瞬殺される

 

それでも、イサキの群れが通過するのか、ポツポツと間隔を開けてイサキが上がる

時にはダブルも♪

 

 

 

・・・しかし、大きくてもようやくウリンボ卒業君?

もう少し大きいのを釣りたいのだが、何か変えようかと思うとアタリがあるので、なかなか決め手が思いつかず・・・

そのまま翌朝まで通してしまった。

いつもの枝針仕掛けでなく、一本針も試せばよかったかな?

 

それにしても、アジはどこに行ったのだろう・・・

魚種もイサキだけでなく、もっと豊かだったのだけど・・・

 

いやいや、16尾もイサキを釣っておいて贅沢は言えません

貧果続きのワシへ、釣りの神様からのプレゼントだと思わなきゃね

(^_^;)

 

 

帰りに何箇所か小漁港を見て回ったが、アジを狙っている人はいたけど、釣れているようには見えなかった。

ワシの立ち回り先には回遊していないだけなのかな?

昨年も晩夏から初秋に掛けて徐々に良くなっていたと思うので、これからに期待しますかね

 

日時:7月25~26日 中潮

場所:南房某所

釣果:イサキ20~25cm前後 16尾

 

小さいと思ったけど、丸々太っていて思ったより身が取れました。
刺身、カルパッチョ、サンガ焼きで

 


ウネリはんぱねぇって・・・

2018年07月16日 | 2018年釣行記

はんぱねえって、

横から来る風で、めっちゃ飛沫かぶるやん

そんな中、普通出来ひんやん

云うといてぇな・・・

あかん・・・

このままやってたら(遭難して)明日新聞や

海上釣堀行ったメンバー、大漁だったらしいで

ほかのメンバー応援しよっ 

 

 

 

水温は高めに推移していたのにずっと南西風が続いていた7月上旬

台風が南方海上にあり、ウネリはあるものの南東風に変わる予報をプラスに考え、そしてなんとか仕事のやりくりをつけて南房へ

駐車スペースから見た海はそれほど荒れているようには見えなかったが、釣り座に立ってみると、風は邪魔にならないが10分間隔ほどで大きなウネリが入ってくる。

浅い場所なので、釣り座を高いところに取ってはいるが、油断しているとラインが波に揉まれて根に掛かりそうになるので油断は禁物だ

20時頃開始、深夜の満潮に向けて動いているはずの潮が、ウネリのある割にはまったく効かない

10投位して、ようやく餌取りらしき気配が出てきてつけ餌がなくなるようになったが、それ以上の事件は起こらず、うねりで上下するだけのLEDを眺めるだけの時間が続く

 

22時頃、風がやや強くなってきたので、釣り座を変え、風を背にして遠投する

そこでようやくウリンボくん

 

 

でも、こちらも潮が動かず、小フグの群れがついてしまったのか、すぐにつけ餌がなくなるようになってしまった

追い討ちを掛けるように、ウネリが大きく、間隔も短くなってきた

頭からかぶるほどではないが、風がある分、飛沫が飛んできてうっとうしい・・・

 

そして相変わらず動かない潮・・・

深夜の満潮をはさみ、下げに入ってからの方が潮が動くのでは・・・と思い、いったん駐車スペースに戻り仮眠する。

 

・・・・・

・・・・・

・・・・・

 

そして再開

弱いが、右から左へ動いている

これならと思い集中するが、小フグを追いやるほどの勢いがなく、また更にウネリが大きくなってきた。

 

『どうしよう・・・このまま朝マズメまで粘るか、移動するか・・・』

 

遠投evを抱えたまま、思わず見上げた夜空は、ミレニアムファルコンが滑り出してきそうな深遠な宇宙(そら)と化していた

 

『・・・・おおっ!・・・これが観れただけでも南房に来た甲斐があったな・・・』

 

・・・・そんなふうに、妙に納得してしまったのと

予報では、ウネリは弱くなる方向へ出ていたが、釣り座までガッツリとしぶきをかぶる様になったので、単独釣行ということもあり、大事を取って撤退した。

 

・・・・でも

 

まだ、朝まずめまで時間がある

平日釣行だったので、他の有名釣り場でも入れるのではと、乏しい情報網から掴んでいた白浜方面の釣り場を目指したが、まだ暗い中、既に狭いポイントは10名近くが入って竿下のサビキでアジを狙っていた。

しばらく、離れたところから様子を見ていたが、釣れている気配がなく(朝まず目限定か?)、割って入る気にもなれなかったので、館山漁港砂揚場のソーダをやろうと移動

しかし、こちらも未明の4時前というのに、既に満席状態

まだ朝日を拝んでいなかったが、ここで気持ちが折れ、帰路が遠いことを考えて終了。

こんどは、ウネリの無い日に来よう・・・

 

日時:7月9~10日

場所:南房某所

釣果:ウリンボ 3尾 


ひとり

2018年04月05日 | 2018年釣行記

 

ことし初めての・・・

そして59歳を迎えての・・・

釣行は・・・

 

過酷で切ないものとなった。

 

 釣り人には、それぞれに得意な(好きな)カテゴリーがあり、そのひとつを深く掘り下げ周年追い求めるタイプもいれば、季節の旬を楽しむ・・・といった複数の引き出しを持つタイプもいる。

ワシの場合は、後者に属する方だと思っていたが、近年は好きな釣り場が入れなくなったり、地球温暖化の影響か、ターゲットとなる魚種の減少傾向や、単純に年のせいで冬場に釣行しなくなったり・・・で、釣れるお魚に合わせるというより、あの場所でこうゆう釣りをしたい・・・という思いが強くなった気がする。

 

 10年前までは、季節に関係なく、天候さえ安定すれば冬場でも釣れ盛っていた南房アジも、近年は生息域が変わったのか、梅雨明けから晩秋頃まで、しかも数は半分以下・・・

昨年の今頃も、釣れてなかったので、高い確率で予想できていたことではあったのが・・・

半年振りでもあり、リハビリのつもりだった。

(言い訳が長いな~~)

 

最初に入ったのは、仲間と何度も通ったお気に入りの場所、ところが昨年の台風の影響か、釣り座までのルートがかなり荒れてしまい、単独では危険な箇所があり断念、移動先も安全なところではあるが、こちらも駐車スペースの海側が抉られたのか、土砂が盛られ護岸工事が始めるようだ。

自然の猛威に驚嘆させられたが、ここもまた変わってしまうのか・・・と複雑な思いになった。

結局ここと2箇所ほど竿を出し、干し柿のような元気のないフグが釣れただけで朝を迎えることとなった。

 

『あの頃は・・・良かった・・・』

 

曇り空を映す鉛色の海にて・・・・ひとり

 

日時:4月2~3日

場所:南房某所

釣果:ボーズだよっ!