フロンターレどうでしょう。’05~’06

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夏の甲子園 桐光学園対近江 9-8

2005-08-08 | 野球どうでしょう。
桐光学園。
私が高校1年の時、夏の大会前に練習試合をした。
練習試合とはいえ私立校とのゲーム、気合が入る。
0-4で負けたものの、2番手で登板、4イニング無失点で押さえ、夏の大会先発の座を勝ち取った思い出がある。

神奈川県代表ということで、TVにて応援。TVをつけた時には2回表、既に0-5となっておりちょっとびっくり。初回に先発が4連続四球から失策も含めて5点奪われていた。

高校野球を見るときのポイントは、
1.投手力
2.ゲームの流れ

2回から登板した桐光石渡君と、近江の西田君を比較し、石渡君に分があるとみた。
サッカーと違い、野球はチームスポーツとはいえ個人の力、特に投手の力が勝敗の7~8割を決めると思っている。

西田投手はサイドスロー、球速は125km前後、スライダー、シンカーという球種で勝負。
このタイプで重要なのは、
1.左右のコントロール(内外角の揺さぶり)+いかに低めに集められるか
2.緩急でタイミングをはずす
球速が遅いので、この2点が甘いと甲子園では通用しない。

対する石渡投手、135kmオーバーのストレート、そして今回の「決め手」となったスライダー。
空振りさせられるスライダーをみて、「四球で崩れない限り」近江の西田君より上だと判断。

結果、1の投手力は桐光学園。0-5ではあったが、逆に1回で良かったな、という気がした。

2の「ゲームの流れ」でポイントになったのは、5回の逆転時ではなく、むしろ3回、4回に1点取れたこと、得点直後3者凡退で抑えたことではないか。

1-6で迎えた3回裏、無死1,2塁でバント失敗したとき流れを止めそうになったが、直後にタイムリーで1点。
4回裏、1死で2人ランナーがいて、内野へのファールフライ。進塁打も打てず流れが悪くなりかけたが、ここもタイムリーで1点。
まだ3-6ではあったが、結果的には3イニング連続で点を取れている。しかも序盤で。
「このまま行けば追いつける!」という流れができていたと思う。
(TVで観ていた人も、逆転の雰囲気感じていた人結構いたんじゃないかな?)

今日の球審は右打者の外角は甘く、低めには厳しかったと思う。
近江、西田投手は右打者のインコースを攻めきれなかったため、追い込んでも外角際どい球をカットされ、甘くなった球を連打されてしまった。自分も球速のないサイドスローだったので、低めのベストショットをボールと判定されると辛かった。
しかし、石渡君はその「低め」に空振りさせられるスライダーを投げ続けた。

野球の醍醐味を感じられた試合でした。
神奈川県代表として、次もがんばれ。

石渡君、スライダーをこの試合のように低めに投げることを心がけて。
いくらキレがあっても、高めにくると危ないから。速球と球速差が少ない分合わせやすいから、とにかく「低め」に。


そして、気分良く焼肉を食べに出かけたとさ。

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