昨日から、八幡野の海にも出現しました。
エチゼンクラゲ。
伊豆新聞には、エチゼンクラゲが定置網にかかり
漁師さんが困ってるって記事が先月出てたけど、
ダイビング中には見ないなぁと思っていた矢先
昨日、ビーチとボートで合計7個体、出現。
青い中層にゆったりと浮かぶクラゲは神秘的です。
触手の中には魚達が共生してます。
ちなみに大きさはこんな感じ。
直径約1mデカイです。
昨日から、八幡野の海にも出現しました。
エチゼンクラゲ。
伊豆新聞には、エチゼンクラゲが定置網にかかり
漁師さんが困ってるって記事が先月出てたけど、
ダイビング中には見ないなぁと思っていた矢先
昨日、ビーチとボートで合計7個体、出現。
青い中層にゆったりと浮かぶクラゲは神秘的です。
触手の中には魚達が共生してます。
ちなみに大きさはこんな感じ。
直径約1mデカイです。
今日はドライスペシャリティ講習。
マンツーマンでのんびり潜ってきました。
エギジット後の濡れた身体に当たる風での冷えを考えると
ドライの方が快適な時期になってきましたね。
今日のゲストは、まだ経験本数1ケタにもかかわらず、
「フワフワとしたドライ特有の浮遊感が面白い」
とのコメントをするなかなかの上達ぶり。
上達のご褒美か・・・2ダイブ目のこと。
アジ根の方へ向って泳いでいると
キラキラとキビナゴやイワシの群れがキレイだなぁ
と思ったら、私達を取り囲みます。
んっ!?
後に大きな魚の影。
かなり必死に逃げ惑っていたようです。
で、次の瞬間。
ワカシ?イナダ?
ええぃ、めんどくさい!
ブリの子供です。
集団でキビナゴの群れに突っ込む姿は大迫力!
私も興奮して思わず、
「うぉ~!」
と叫び声を上げてしまいました。
海って面白い
そうそう1本目には台風初のカミソリウオも発見
大きな赤茶色の個体でした。
2ダイブ目にはいなくなってたけど、明日も探しま~す
ここ最近の八幡野の海で見られているネジリンボウ。
黄色いインクに顔をつけちゃったみたいな感じでカワイイですよね。
ってここまで書いて、去年の10/6にも紹介してたことに気付きました。
なので、今年は一緒に住んでいるエビ君を紹介します。
ネジリンボウやダテハゼなどの砂地の穴の中で生活するハゼは、
決まって、テポッウエビと共生しています。
巣穴の修復や拡張工事はテッポウエビに任せ、
代わりにハゼは見張り番に徹します。
テッポウエビは目が良くないので、
共に利益のある相利共生ですね。
お互いの連絡ツールは、ヒレと触覚。
テッポウエビの触覚はいつもハゼの尾びれに触れています。
ひとたび危険が迫ると、
「敵が来たよ、隠れて!」
とハゼはヒレを動かして、テッポウエビに知らせます。
テッポウエビが無事に巣穴に入った後、
自らも巣穴に逃げ込みます。
で、写真のネジリンボウと共生しているのが
コトブキテッポウエビと和名のついた紅白のエビ。
さすが紅白、おめでたい名前が付きましたね。
自らが白黒のねじり模様に黄色い頭、
そして、一緒に居るのが紅白のエビ。
ステキなぺアですよね。
共生するハゼはエビが選ぶとのことですが、
このコトブキテッポウエビ、ネジリンボウの他には、
ヒレナガネジリンボウ、ヤシャハゼ、ホタテツノハゼなど
人気のあるハゼと共生することが多いようです。
コトブキテッポウエビは面食いのようです・・・。
6月下旬に約5年ほど連れ添ったメスに先立たれた
クマノミのオス。
ひとりぼっちでさみしそうと思いきや
約1週間で新しいパートナー、オスが移住してきて同棲開始。
はじめはオス同士、ホモ?に見えるカップルでしたが、
約2ヶ月後、オスのトレードマークの尾びれキイロが白っぽくなり、
自らがメスへと性転換を果たし、晴れて夫婦となりました。
そして・・・
ここ2週間ほど、産卵準備で岩肌を掃除しはじめ、
そろそろだなぁ~と思っていたところ、
ようやく昨日、このペアによる初の産卵が確認出来ました!
オレンジ色の産みたてタマゴを二人で守っています。
なんだか我が子のことのように嬉しい私でした。
今月はじめ、八幡野の海を潜っていた時のこと。
(たしか9/5)
この日は、カミソリウオが出たとの情報を聞き、
目をカミソリにしてお客様と一緒に探してました。
生憎、カミソリウオは見つからなかったのですが・・・
この魚を発見。
「ん」
私も初めてみる魚。
お客様の目も「何これ」と
魚の名前を紹介するのを期待している様子。
困った私は、「後でみんなで調べましょう」と書き
その場はお茶を濁した私でした。
エギジット後、調べると「テンスモドキの幼魚」と判明。
やや深場の砂泥地帯に住むベラの仲間ということですが、
その日から水深18m付近で良く見かけます。
肉眼で見ると手前の海草と似た色をしてるのに、
撮影時のストロボによってこんな体色に。
背びれの先端がぴょっこっと出ているのが特徴です。
海草の間からこんにちは~って感じでしょうか。
めっきり、朝晩過ごしやすくなりましたね~。
肌掛布団では寒くなり、昨日から羽毛布団を出しちゃいました。
海の中は、いえ水温は2ヶ月遅れ。
なので、まだウエットで大丈夫です。
でも、エギジット後の陸上が肌寒かったりするので、
羽織るものがあったほうがいいですよ。
そして、季節来遊魚たちはどんどん増えつつあります。
去年の秋~冬以来、久しぶりに見かける魚もいて、
「アレ?この魚何だっけ?」
って、潜りながら記憶力テストをしてる気分です。
写真は、2週間ほど前から水深20mの所に居ついている
ハタタテダイの幼魚。
まだ、ひとりぼっちです。
近くのネンブツダイやサクラダイ♀と一緒に泳いだり、
クリーニングしたりしています。
見るたびに早く仲間が来るといいね~と話しかけてます。
たまによく似た「ツノダシ」と一緒にいる個体もいます。
魚でも、自分と似た姿に間違えちゃうのかな~。
ハタタテダイとツノダシの見分け方は、尾びれの色がポイントです。
ハタタテダイの尾びれはキイロ。
「ハタキ」と覚えてください。
ちなみにツノダシの尾びれは黒です。
「ツノクロ」?!
ま、片方覚えればいいですよね。
台風12号が接近中の八幡野の海。
うねりはあるものの無事に潜ることが出来ました。
最近は浅場にアオリイカの子供がいっぱい漂っています。
黒っぽく見えているのがアオリイカです。
アオリイカはイワシなどの小魚やエビやカニなどを食べます。
手前の1匹は獲物をゲットしたようです。
脚でつかんでいるのが見えますね。
イカやタコは墨を吐くことで知られていますが、
同じ墨でも違うんです。
イカ墨は美味しくって、タコ墨は不味い・・・
ってそうじゃなくて(でもホントです)
タコが吐いた墨は辺りに広がります。
辺りが黒くなったその隙にタコは逃げます。
煙幕の術ですね。
一方、イカの吐いた墨はあまり広がりません。
イカが黒く見えることからもわかるように、
「自分はここだよっ」と墨を吐いて相手をだまします。
分身の術ですね。
「へぇ~」という皆さんの声が聞こえてきそうですが、
こういうことを知って潜るともっともっと海が楽しくなりますよ。
以上、イカ墨汁が大好きなぴっころのマメ知識でした。
昨日の2本目のこと。
「マンボウと間違えるくらい大きなモヨウフグがいるよ」
という情報を聞きつけ、アジ根へ向って泳いでいると
なんだか先のほうが暗いなぁ~と思ったら、
ボラの大群でした。
写真のような群れが次から次へと沖から続いて来ます。
ゴーッて音がするくらい
アッという間の出来事でしたが、大迫力でした。
春先によく見られるんですが、秋でも出るんですねぇ~。
こういうボラの群れを「ボラクーダ」って呼びます。
パラオとかで見られるバラクーダのように群れてるから、通称ボラクーダ。
「ボラがクダまいてる???」
と勘違いした方がいましたが、お間違いのなきよう。
今日から9月。
アッという間に8月も終わってしまいました。
さて台風一過の今日。
ご多分にもれず、秋晴れとなりました。
海の中も思ったより濁りもなく、
落ち着きつつある海中を魚達が気持ち良さそうに泳いでいました。
写真はネンブツダイの幼魚。
だと思います。
尾びれに黒い点があるし、
ネンブツダイの特徴の長い眉毛も薄く入っています。
幼魚は群れをなして、スイミーのように固まっています。
よくミノカサゴに狙われて逃げ惑っていますが、
今日はすぐ近くに大人のネンブツダイがいました。
大人のネンブツダイが群れに近づくと幼魚たちはパッと避けます。
大きさも違うし、天敵だと思って逃げているのか、
はたまた本当に食べられてしまうのか・・・。
口内保育中のタマゴを食べてしまう♂がいるのは
聞いたことがあるけど、幼魚も食べちゃうのかなぁ~
今度じっくり観察して突き止めたいと思います。
最近潜るたびにどんどん増えていく魚達。
昨日、紹介したミツボシクロスズメダイも6匹になりました。
これは・・・1cm大のクマノミの赤ちゃん。
フニュフニュくねくね泳ぐ姿が可愛いです。
まるで南国にいるカクレクマノミみたい。
これからの成長を暖かく見守って行きたいと思います。