冬から春にかけて、八幡野の砂地でよく見かけるコレ
かれこれ8年前くらいでしょうか。
水中で『鼻ちょうちん』と書いて紹介し
ログ付けで「貝のタマゴなんですよ」と言ったら
「ナニ貝?」とつっこまれ・・・
『調べておきます』と答えたものの、
いつしか時は流れ、その彼は結婚し、
育児に終われダイビングからは遠ざかってしまいました。
このタマゴの下の砂地をそっと掘ると、
産みの親の姿が現れることを、当時の私は知らなかった・・・
ヨコシマキセワタガイ
(ウミウシの仲間)
水中で、この鼻ちょうちんを見かけると彼のことを思い出します。
彼がダイビングに復帰した折には、キチンと紹介してあげたいと思います注 タマゴの下に必ずいるわけではありません。
掘った後は、タマゴが流れていかないように元に戻すことをお忘れなく。
ここ最近、八幡野の砂地ではタツノイトコブームが続いています。
目が慣れてくるといるわ、いるわ・・・
不思議と海草もタツノイトコに見えてきます。
今日は8匹見つけました
タツノイトコって、変な名前ですが
実は、タツノハトコもいるんですよ。
この先、この手の新種が見つかったら
タツノミイトコ、タツノヨイトコ・・・になるのかしらん
この子が一番、竜っぽい!
頭の皮弁がかっこいいですね。
タツノイトコも、タツノオトシゴと同様に
オスのお腹に袋があり、そこでオスが子育てします。
流行のイクメンですね
イクメンのタツノイトコ見れるといいなぁ。
今日は立春!
暦の上ではもう春なんですねぇ。
今日は少し冷え込みが緩んだものの、来週はまた寒波が・・・。
北国の豪雪地帯の方も、またそうでない方も、皆さんホントにお気を付けください。
ここ数か月、八幡野の海で、ほぼ毎日観察出来ているカスザメ。
私が思うに、1m大の大きな個体が2匹と50cm位の小さな個体が1匹
ウロウロしているように思います。
いやもっとかも知れません。
で、普段は砂をかぶって寝ているカスザメ。
身体にかぶっている砂を払うと・・・ちゃんと自分で潜ります。
こんな感じ。
<!-- カスザメの砂潜り -->
なんかけなげというか、自分でちゃんと潜る姿カワイイですよね。
もう1回このシーンを見ようと何度も砂を払うと、3回目くらいには怒って?泳ぎだしてしまいます。
また、砂を払うときは、カスザメの顔の前で手をひらひらさせると噛まれます。
私も前に噛まれて、ホントビビりました
なので、よい子のダイバーの皆さんは真似せずに
ガイドが砂払うのを待ってた方が無難ですよ。八幡野ビーチ
11℃
透明度:15m
水温:14~15℃
カスザメ、オオモンハタ、アカハタ、キンギョハナダイ
セナキルリスズメダイ、クマノミ、ベニカエルアンコウ
サビハゼ、アカホシカクレエビ、メバルいっぱい、マツバスズメダイ
ホソカマス、ミアミラウミウシ、ヒメギンポ、アオヤガラ・・・
昨日のガイド中のこと。
ふとトゲトゲトサカをのぞくと、何か糸のようなものが・・・と思ったら、
オルトマンワラエビの赤ちゃんでした~
私がこれまで見たオルトマンワラエビの中で一番小さいサイズ。
約3cm位かなぁ。
500円玉に乗っかるサイズです。
カメラに向かってピースサイン
じゃなくて、両ハサミを目いっぱい伸ばして威嚇のつもりでしょう。
やっぱり、赤ちゃんは何でもカワイイですねぇ
どこぞの母親からボヤキが聞こえそうです。
『あの子も赤ちゃんの時は可愛かったのに・・・』
こんにちは~
昨夜は、初雪で一瞬だけ真っ白な世界になった伊豆高原、
今日は、最高気温6℃と、この冬一番の冷え込みとなりました。
そんな中、元気に2ダイブしてきました。
水温はまだ16℃あるので、水中の方が温かいです
ドライスーツにウインターグローブ、フードでバッチリ快適なダイビングが楽しめます。
ここ数日よくみかけるのが
ハリセンボン
(画像提供:小町♀さん、有難うございます♪)
敵に襲われたりすると、水や空気を吸い込んで身体を大きく膨らませます。
よくお土産屋さんの軒先にぶら下がってますよね。
普段はこんな感じで針は折りたたんでいます。
ちなみに針の数は360本程度だそうです。
そうそう、嘘ついたら飲まされるのは、このフグではなく針1000本ですよね。
八幡野ビーチ
6℃
透明度:10~15m
水温:16℃カスザメ、ヘコアユ幼魚、セナキルリスズメダイ
ミツボシクロスズメダイ幼魚、クマノミ、ハリセンボン
コガネスズメダイ幼魚、ホシテンス幼魚、オビテンスモドキ幼魚
ツノダシ、マツカサウオ、フトスジイレズミハゼ、
アカホシカクレエビ、アカシマシラヒゲエビ、イソギンチャクエビ
トラフケボリ、ツマニケボリ、
アオリイカ、アオヤガラ、アオタナゴいっぱい・・・
こんにちは。
昨日、今日と冬型の気圧配置となり、西風が吹き荒れています。
こういう時こそ東伊豆のベストシーズン。
透明度が上がり、遠くまでスコーンと見えちゃいます。
水温16℃と下がってきていますが・・・
まだまだ南方系の生物たち元気なんです。
頑張ってるなぁ・・・と感心しちゃいます。
こちらは、11月中旬から観察されているセナキルリスズメダイ
背中が黄色いからセナキ。
他にもお尻の黄色いシリキもいます。
名前の付け方が単純ですね。
伊豆で見られるのは珍しいです。八幡野ビーチ
10℃
透明度:15~20m
水温:16~17℃カスザメ、ヘコアユ幼魚、ホシテンス幼魚
ミツボシクロスズメダイ幼魚、クマノミ、ヨスジフエダイ
セナキルリスズメダイ、ツノダシ、ハナアナゴ、
アカホシカクレエビ、イソギンチャクエビ、
ゼブラガニ、ケラマハナダイ、オヤビッチャ・・・
今日は、『今年の潜り納め』で
ご来店のお客様とマンツーマンで潜ってきました!
気温も上がり、太陽がポカポカ温かい♪
水温は下がったものの、透明度は15mとキレイに見えています。
1本目の帰り道、後ろを振り返りつつ泳いでいると
お客様がびっくりしたように前方を指さしています。
その方向を確認すると・・・
でた~コブダイ
体長1m弱の大きな個体です。
横顔は、シーマンそっくり
『なんだ、お前』
あのふてぶてしい声が聞こえてきそう。
シーマン、もしかしていまどきの子は知らないのかなぁ?八幡野ビーチ
15℃
透明度:10~15m
水温:17~18℃カスザメ、コブダイ、巨大ヒラメ、
セナキルリスズメダイ、レンテンヤッコ幼魚、
ツユベラ幼魚、ヘコアユ幼魚、ツノダシ
ミツボシクロスズメダイ幼魚、ムレハタタテダイ幼魚
クマノミ、マツカサウオ、フトスジイレズミハゼ、
アカホシカクレエビ、クシノハカクレエビ
アオリイカ、カスミアジ、ホソカマス・・・
こんにちは。
今日は天気予報が少し早まり、
お昼ごろから冷たい雨の一日となりました。
こういう日は、水中が特に温かく感じて
なんだか得した気分です
こちらは、アカホシカクレエビ
今年は特に多く、アチコチで見かけます。
で、この赤いイソギンチャク
良く見ると、イクラに見えません?
私がお腹すいてるからじゃないですよね?
透明度:15m
水温:19℃
セナキルリスズメダイ、ホウセキキントキ、ヘコアユ幼魚
オビテンスモドキ幼魚、ホシテンス幼魚、コロダイ幼魚
ミツボシクロスズメダイ幼魚、モンツキハギ幼魚
マツカサウオ、クリアクリーナーシュリンプ、ホソカマス、
アオリイカ、ホソカマス、スズキ、ブリ・・・
12月の声を聞いたとたんに、冷え込みましたね~。
思わず、ニットキャップとフリースジャケット、レッグウォーマーと
寒さ対策バッチリで出勤して来ちゃいました。
こちらの写真は、ここ最近八幡野で人気の『ツマニケボリ』
真っ赤なヤギに赤い水玉が、どことなくクリスマスちっくですよね。
そして、アジ根の亀裂には可愛いサンタさんが登場
サンタさんの前にまるで懺悔をしているかのようなウツボ。
良く見ると頭の上にクリアクリーナーシュリンプが乗ってました。
アジ根の周りには、他にもプチクリスマスツリーがあります。
全部でいくつあるか探してみて下さいね
11月最後の日曜日の今日、
とっても穏やかでのんびりムードの八幡野の海でした。
海の中も、絶好のコンディション
とってもクリアで青い海が広がっていました。
魚の群れを眺めながら、
中層を移動するのがとっても気持ちよかったです。
今日見つけたレンテンヤッコ幼魚
3cm位の小さな個体です。
ソラスズメダイの群れに交じって、岩の下をチョロチョロしてました。
青い模様がとってもキレイです。八幡野ビーチ
17℃
透明度:15~20m
水温:20℃
ヘコアユ幼魚、カスザメ、アオブダイ、ワラサ、ヒラメいっぱい
レンテンヤッコ幼魚、マツカサウオ幼魚、キンチャクダイ幼魚
アオサハギ幼魚、オビテンスモドキ幼魚、カマスベラ
ナメラベラ幼魚、イトフエフキ幼魚、クマノミ、フトスジイレズミハゼ
ミツボシクロスズメダイ幼魚、ツノダシ、ツユベラ幼魚・・・
浅場にはイワシの群れを狙うアオヤガラが今日も群れています。
今まで追っかけているシーンだけで、
捕食に成功したシーンを見たことが無かったのですが、
今日初めて、口の中にイワシをふくんでいる状態が観察出来ました。
アゴが膨らんで、ペリカンみたいでした~。
アオヤガラもやる時はやりますね