永田智子の VIVA!ARTS&TOKYO LIFE♪

素人音楽ライターの桂木嶺(永田智子 チコ )が、クラシック音楽にまつわる楽しい妄想のお話をします。

落ち込む私を、パーヴォが助けてくれました。

2022-03-24 21:21:00 | 日記

「落ち込む私を、パーヴォが助けてくれました。」
実は今日、弁護士の先生のもとへ、私のなりすましブログや、巨大掲示板への書き込みをする人たちに、どういう対策をとっていいか、ご相談にうかがってきました。
きょうの日の悲しさを、どう言い表していいのか、悩みます。 まず、結論からいうと、私のなりすましブログを書いていたのは、FB 友達になった方でした。誰なのかは、わかりません。でも、いろいろな手を尽くして、あぶり出した結果が、とても残念なことになり、ショックを受けて います。弁護士さんにはお会いすることができて、悩みを聞いていただいたのですが、相手は、やっかいな5ちゃんねるなので、長期戦になりそうです。でも、負けずに頑張ろうと思います。
問題は、なりすましブログを書いた、FB 友達が誰なのか?ということです。弁護士の先生曰く、こうした、イン ターネットのトラブルで考えられるのは、「熱狂的な桂木里紗ファン」なのだそうです。「あまりにも桂木里紗が 好きなあまり、なりすましブログを書いたり、FB 友達になったり、5ちゃんねるに膨大な書き込みをする」の だそうです。正直言って、気味が悪くて、ぞっとします。ファンだったらファンらしく、「貴女のファンです。頑 張ってください。応援しています!」と普通に言ってくれるだけでいいのに。私の病気のことで、私を頭から否定する人や、父のことをとやかく言う人、パーヴォのことまで持ち出して、文句を言う人たちが、桂木里紗ファンな訳ないじゃないですか!と私は怒鳴りたくなったけど、ぐっとこらえました。弁護士さんが、一生懸命、非力な私のために、考えてくださった対応策なので、ありがたいと思いました。
「犯人捜しをしたらダメだよ、チコ」パーヴォの心の声が、ようやく話しかけてくれました。「きょうは、弁護士さんのところに行って、チコの悲しみを理解してもらえただけでも良しとしなくてはね。いままで、弁護士さん に相談しても、なしのつぶてだったのでしょう?一歩前進だよ、チコ」パーヴォは悲しそうにいいました。
「チコ は僕のことも疑っていたんだね。でも、なりすましブログを書いているのが、(よりによって酷い話だと思うけど)FB 友達の可能性がある、ということがわかっただけでも、良しとしなくちゃね。FB にアップする内容も、 よくよく考えなくてはならないね。無理に FB を続ける必要もないよ。なんで、いままで FB やってたの?」
私は、実はよくわかりませんでした。FB を続けていた理由が。 「歌舞伎をしばらく見ていないけれど、一応、どういう話題が盛り上がっているか、知りたかったの。それから、 クラシック音楽が好きになったから、どういう人たちがクラシックの話題をしているのか、勉強したかったの。 でも、なんかみんな・・・」私が涙ぐんでしまったので、パーヴォが優しくひきとってくれました。
「彼らの話題が難しすぎてよくわからなかったんだね。無理もないよ、だって、彼らは何十年とクラシックを聴いて、クラシックのことばかり考えている生活を送っていたんだからね。チコはまだ、好きになり始めて 5 年くらい?それで クラシック音楽のことをなにもかも勉強するのは大変だよ。交響曲なら交響曲、とジャンルを決めて、勉強してみるのはどうかな。室内楽とか、チコはあんまり得意じゃないでしょう?」うん、と私は小さく頷きました。
「うん、それでいいんだよ。自分の得意分野を作ることが大事だからね。僕の指揮だけを聴いて、音楽を勉強し ても全然いいんだよ。演劇評論だと、歌舞伎も現代演劇も‥ということになるけれど、音楽評論の場合は、交響曲、協奏曲、室内楽、それぞれの楽器のソロ、オペラ、バレエ・・とさまざまなジャンルがあるから、みんな、 得意ジャンルの中で、評論を書いているんだよ。指揮も、カラヤンだけ聴く、という人もいるし、僕はカラヤン ほどスゴイ人じゃないから(笑)、チコのような人は、ほんとにありがたいけど、僕の指揮だけ聴くのも、全然ありなんだよ。・・ちょっとほっとしたかな?やっとチコの笑顔が見られた(^^)」
パーヴォは優しく私の顔を覗き込み、「チコって赤ちゃんみたいな目をするね。ほんとに可愛いね」と、ちゅ💑とキスしてくれました。
私が「わぁ、パーヴォからキスしてもらっちゃった🥰 」と喜ぶと、パーヴォもうれしそうに言いました。「音楽評論だって、無理に勉強することないんだよ?僕が、君の文才を知って、『音楽評論、やってみない?』と誘った のが悪かったけど、チコは自由に音楽と戯れて、元気になっていってほしいの。それが僕の一番の願い。そして、 早く、心置きなく、二人の新生活を始めたい。世の中がこんなに殺伐としてしまうと、先々の生活を案じてしま うけど、チコとならボク、落ち着いて暮らしていけると信じてる。チコはどう?僕と一緒にやっていけそう?FBどころじゃない、もっと大変なファンの人たちもいるし、音楽関係者も、いろいろなタイプの人間がいるから ね。チコはそれに動じないこと。あとは、僕がちゃんと日本に行って、君のパパにご挨拶したい。チコをきちんと、僕の妻として迎え入れたい。」
パーヴォが優しく抱き締めてくれたので、私は、また涙に暮れました。 「きょうのタイトル、おかしいね。『とってもトホホな一日でした』だって。でも、今の君はどう?幸せ?」 私が、「パーヴォが出てきてくれるとは思わなかったから…とっても幸せ。タイトル、後で変えておくね」という と、「それがいいね。よし、じゃ、きょうは大変だったから、チャイコフスキーの交響曲の 2 番と 4 番を聴いて、 元気になろう!」
パーヴォがCDを出してくれて、いま、私たちは、チャイコの2番を聴いています。こんな偉大な才能を生み出 したのもロシアだし、プーチンのような独裁者を産んでしまったのもロシア。
もし、ソ連が崩壊していなければ、 パーヴォにも出逢えなかったかもしれない・・・。
そう思うと、今の私たちの状況に、感謝の気持ちが湧いてき ました。 交響曲第 2 番の第2楽章が、華麗に繊細に音を紡いでいくのを、私は、うっとりとしながら聴き惚れていました。
パーヴォ、本当にありがとう🥰
愛してるね、パーヴォ💖
ちゅ💑

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