はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

「大人の流儀」

2011-09-09 07:26:42 | 記録:本

旅の最中、いろいろと本を持って行ってましたが、唯一読破したのがこの本↓

大人の流儀
伊集院 静
講談社

実は、伊集院さんの本を読むのは初めてでしたが、この帯に心を惹かれまして。

「こんな時、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。」

 

年齢的には充分大人なんですが、「大人の振る舞い」って考えますよね

例えば

上司に意見をしなければならない時

人を叱らなければならない時

とてつもない悲しみに包まれた時

 

いろんな「問題提起」をされています。
その解答は実際「人それぞれ」だと思いますが、伊集院さんは、結構「昔かたぎ」な感じ、「硬派」だと思います
ちょっと意地悪に書けば「オヤジ」かな

でも、結構納得・うなずけました。「なよなよ」はぎおも案外「男っぽい」のかもしれない…

いやいや、「常識的」なことを書いてあると思いますが、今の20代くらいの人たちがこれを読んで、どんな感想を持つか聞いてみたいところです

 

ただ、こんな骨太な伊集院さんも、前妻夏目雅子さんの死はなかなか受け入れられなかったと、当時の思い出を書き綴っています。
あまりに突然のことでしたからね。それに、病気になってからも明るさを見せる夏目さんの姿は、文章で読んでいても痛々しくて…
でも

「どんな悲しみも終わりがある」

時が解決してくれる、と結んでいます。
悲しいことには我慢せず、涙を流す。でも、時が解決してくれる…はぎおもそう信じたいです。

 

また、折を見て読み返したい、そう思う本でした。


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2 コメント

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伊集院さんと (ノンタ)
2011-09-17 21:14:05
一緒にお酒を飲むと、
男も女も惚れてしまうみたいですよ。
「人もお酒も品格だ」と。

小説も良いですよ、是非。
ただ西原理恵子さんとのエッセイ読むと、
本当にあの小説を書いた人なのか??
って思ってしまいますけど
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Unknown (はぎお)
2011-09-17 21:55:35
>ノンタさん
こんにちは。

>「人もお酒も品格だ」
そうかもしれませんね…
ただ、残念ながらお酒がダメなので、なかなかそういう気持ちが味わえないですが(^_^;)

西原さんとのエッセイも出されてるんですか!ちょっと(いや、かなり?!)興味があります(^^♪
まずは、こちらから手に取って、小説を読んでみようかしら^m^
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