旅の最中、いろいろと本を持って行ってましたが、唯一読破したのがこの本↓
大人の流儀 | |
伊集院 静 | |
講談社 |
実は、伊集院さんの本を読むのは初めてでしたが、この帯に心を惹かれまして。
「こんな時、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。「本物の大人」になりたいあなたに捧げる、この一冊。」
年齢的には充分大人なんですが、「大人の振る舞い」って考えますよね
例えば
上司に意見をしなければならない時
人を叱らなければならない時
とてつもない悲しみに包まれた時
いろんな「問題提起」をされています。
その解答は実際「人それぞれ」だと思いますが、伊集院さんは、結構「昔かたぎ」な感じ、「硬派」だと思います
ちょっと意地悪に書けば「オヤジ」かな
でも、結構納得・うなずけました。「なよなよ」はぎおも案外「男っぽい」のかもしれない…
いやいや、「常識的」なことを書いてあると思いますが、今の20代くらいの人たちがこれを読んで、どんな感想を持つか聞いてみたいところです
ただ、こんな骨太な伊集院さんも、前妻夏目雅子さんの死はなかなか受け入れられなかったと、当時の思い出を書き綴っています。
あまりに突然のことでしたからね。それに、病気になってからも明るさを見せる夏目さんの姿は、文章で読んでいても痛々しくて…
でも
「どんな悲しみも終わりがある」
時が解決してくれる、と結んでいます。
悲しいことには我慢せず、涙を流す。でも、時が解決してくれる…はぎおもそう信じたいです。
また、折を見て読み返したい、そう思う本でした。
男も女も惚れてしまうみたいですよ。
「人もお酒も品格だ」と。
小説も良いですよ、是非。
ただ西原理恵子さんとのエッセイ読むと、
本当にあの小説を書いた人なのか??
って思ってしまいますけど
こんにちは。
>「人もお酒も品格だ」
そうかもしれませんね…
ただ、残念ながらお酒がダメなので、なかなかそういう気持ちが味わえないですが(^_^;)
西原さんとのエッセイも出されてるんですか!ちょっと(いや、かなり?!)興味があります(^^♪
まずは、こちらから手に取って、小説を読んでみようかしら^m^