ついに行ってきました。女形の最高峰とも言える坂東玉三郎の舞踊。
チケットは確保したものの、何故か公演直前まで行くのを考えてしまってました。
敷居が高かったのかなぁ
結果は・・・行って正解素晴らしかったです
演目は「藤娘」「鷺娘」。歌舞伎素人のはぎおでも、名前だけは知ってます。
詳しいことはパンフで勉強中ですが、少女のあどけなさ、酒に酔った時の艶っぽさ、大人の女、死に行くまでの力強さ・・・文才のないはぎおには巧く表現できないのがいつも悔しいとにかく美しかった。日舞・・・体の動きであれだけの表現ができることを初めて知りました。それから目線。これだけで言葉以上のものを感じました。
それに体の柔軟なこと。フィギュアの荒川選手よりず~っと昔から玉三郎丈は「イナバウワー」を披露してます(観客はみんな感じていたはず)
初めて生で歌舞伎を見たときから感じていたこと。色彩の豊かさ。着物の豪華さは言うまでもない黒・金・赤・紫・若草色・・・その中でも強く印象に残ったのは意外にも白かもしれない。
そして、セットの色合いが美しいこと。照明も通常の演劇より若干強めなのかな?簡素にも係わらず、光景が思い浮かぶのは何故だろう。照明を暗く落とした中降り続く雪。紙だとわかっていても本物の雪よりドラマティックで、釘付けだった一つ一つの落ち方にも振り付けがされているような。
なんにしても「和」の色彩は今のはぎおにはたまらなく癒されまする
「時代劇チャンネル」のお陰で毎日時代劇を見すぎているせいか、三味や太鼓、長唄が耳馴染みがよくて。素人ながら素晴らしいなぁと思っていたら、観客席からも拍手が。してもいいのか悪いのかわからなかったけど、つられてしちゃいました
拍手と言えば、アンコールが2回ほど。歌舞伎座ではほとんどありえないですよね。巡業ならではなんでしょうか。ハードな舞踊の後にもかかわらず、玉三郎丈は拍手に応えてくれました。感謝3月いっぱい続くハードな巡業。ちょっと疲れていたような気がしないでもなかった。千秋楽までぜひとも体に気をつけていただきたいな
やはり舞台は総合芸術ですね。芝居だけでなく舞踊を見てもそう思った。
舞・セット・音楽・衣装(舞台上の衣装替え含めて)・・・どれ一つ欠けても素晴らしい作品は生まれない。
夢のような時間を過ごさせていただいた気がしてますほんと、行ってよかった!
最後に、観客はおばさまが大半。まぁそれはいいとして、いい着物を着た、見た目品のよさそうな大人がパンフ購入の列に割り込んできたり、品定めしてるところにわざわざ狭いスペースから手を伸ばされたり。一番酷かったのは、客席で素直に感想を口に出す人。「顔が小っちゃい」「きれ~い」まではいいとして、「鷺娘」のクライマックスで「あ~今斬られた。あ~あ」って、家でテレビ見てるんじゃねぇんだ!!と突っ込んでしまいたかった心が狭いのかしら。もっと世界に浸りたかったのに
話し変わって、最近和事にとても興味があります。そういえば観客も和服が多かった。日舞、着物、三味線・・いつかチャレンジしたい。
チケットは確保したものの、何故か公演直前まで行くのを考えてしまってました。
敷居が高かったのかなぁ
結果は・・・行って正解素晴らしかったです
演目は「藤娘」「鷺娘」。歌舞伎素人のはぎおでも、名前だけは知ってます。
詳しいことはパンフで勉強中ですが、少女のあどけなさ、酒に酔った時の艶っぽさ、大人の女、死に行くまでの力強さ・・・文才のないはぎおには巧く表現できないのがいつも悔しいとにかく美しかった。日舞・・・体の動きであれだけの表現ができることを初めて知りました。それから目線。これだけで言葉以上のものを感じました。
それに体の柔軟なこと。フィギュアの荒川選手よりず~っと昔から玉三郎丈は「イナバウワー」を披露してます(観客はみんな感じていたはず)
初めて生で歌舞伎を見たときから感じていたこと。色彩の豊かさ。着物の豪華さは言うまでもない黒・金・赤・紫・若草色・・・その中でも強く印象に残ったのは意外にも白かもしれない。
そして、セットの色合いが美しいこと。照明も通常の演劇より若干強めなのかな?簡素にも係わらず、光景が思い浮かぶのは何故だろう。照明を暗く落とした中降り続く雪。紙だとわかっていても本物の雪よりドラマティックで、釘付けだった一つ一つの落ち方にも振り付けがされているような。
なんにしても「和」の色彩は今のはぎおにはたまらなく癒されまする
「時代劇チャンネル」のお陰で毎日時代劇を見すぎているせいか、三味や太鼓、長唄が耳馴染みがよくて。素人ながら素晴らしいなぁと思っていたら、観客席からも拍手が。してもいいのか悪いのかわからなかったけど、つられてしちゃいました
拍手と言えば、アンコールが2回ほど。歌舞伎座ではほとんどありえないですよね。巡業ならではなんでしょうか。ハードな舞踊の後にもかかわらず、玉三郎丈は拍手に応えてくれました。感謝3月いっぱい続くハードな巡業。ちょっと疲れていたような気がしないでもなかった。千秋楽までぜひとも体に気をつけていただきたいな
やはり舞台は総合芸術ですね。芝居だけでなく舞踊を見てもそう思った。
舞・セット・音楽・衣装(舞台上の衣装替え含めて)・・・どれ一つ欠けても素晴らしい作品は生まれない。
夢のような時間を過ごさせていただいた気がしてますほんと、行ってよかった!
最後に、観客はおばさまが大半。まぁそれはいいとして、いい着物を着た、見た目品のよさそうな大人がパンフ購入の列に割り込んできたり、品定めしてるところにわざわざ狭いスペースから手を伸ばされたり。一番酷かったのは、客席で素直に感想を口に出す人。「顔が小っちゃい」「きれ~い」まではいいとして、「鷺娘」のクライマックスで「あ~今斬られた。あ~あ」って、家でテレビ見てるんじゃねぇんだ!!と突っ込んでしまいたかった心が狭いのかしら。もっと世界に浸りたかったのに
話し変わって、最近和事にとても興味があります。そういえば観客も和服が多かった。日舞、着物、三味線・・いつかチャレンジしたい。
玉さまの舞踊公演は静岡は浜松のみ。これじゃ東京の方が近いや(静岡でも神奈川よりに住んでいるので・・)と思いパスしました。
31日の『天守物語』の朗読には行きますよ!!
そして、うるさいおばさんって・・・ほんと迷惑ですよね・・・。私は前にお能を見た時に隣がうるさいおばさん軍団で・・・注意しても小声だったので聞こえず、にらみつけてしまいましたら、止みました(^^;。
玉三郎さんの声もなかなか艶があっていいですよね。朗読というのも興味あります。また感想をお願いしますね~。
お能でうるさくしゃべるとは、おば連パワー恐るべし。目で闘うしかないかしら・・・