はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

優しい瞳に、芯の強さ 。

2022-02-24 12:10:00 | 気になる:人

西郷輝彦さんが亡くなった。
訃報を聞いて数日。未だ、虚無感が。
正和様の時くらい、もしかしてそれ以上かもしれない。

 
実は、西郷さんのTweetをフォローしていました。
最近、SNSを活用する芸能人の方は多いですが、あの世代の中では始めたのが結構早い方だったのでは?
日々の生活、お仕事の話、ご自身の意見などなど、とても楽しく拝見していましたが、最近、更新がないので心配していたところでの訃報。。。
 
 

西郷さんといえば歌手の方ですが、やはりはぎおにとっては

「時代劇スター」
 
物心ついたころには「江戸を斬る」を見ていて、大好きでした。従来の「遠山の金さん」シリーズとは一線を画す、あまり桜吹雪を見せない、血気盛んな「青年」金四郎がはぎおにとっての金さんでした。
他にも「大岡越前」をはじめ、「あばれ八州御用旅」「あばれ医者嵐山」「闇を斬る!大江戸犯科帳」・・・単発やゲストまで入れたらどれくらいあるのだろう。
 
現代劇でも、「女捜査官」「意外とシングルガール」。。。そして「刑事佃次郎シリーズ」。渋いドラマだったけど、六平直正さんとのコンビが楽しくて。
 
なぜだかわからないけど、西郷さんのお名前を見ると、つい見てしまってました。
作品の大半は見ているのではないかと。
 

「江戸を斬る」のお若い時から、声も表情も貫禄があった気がします。テーマ曲もいい曲が多かった。

時代劇も、現代劇も、硬軟どんな役柄も演じ分けて、シリアスもコメディも、骨太な存在感、貫禄、頑固さとユーモア・柔軟さを併せ持つような方でした。
 
偶然にも、今CSやBS各局で西郷さん出演の時代劇やサスペンスが放送中で、毎日のようにお目にかかっていた。
なので、お顔を見ると、今は寂しさがつのる。
 
 
恐らく、決定的に好きになったのは、

「独眼竜政宗」

です。正直当時は、伊達政宗という人物をよく知らなかった。
けれど、ドラマの影響ってすごいですね。
脚本のジェームス三木さんの術中にはまった?というか、はぎおの中ではあの世界観イコール「伊達政宗の生涯」。
そして、脇役という立場でも主人公並みにドラマを盛り上げた、片倉小十郎という人物を知り、好きになったのは、西郷さんのお芝居のおかげかと。
冷静な中にも、芯の通った忠臣。
今でも、あのドラマ、片倉小十郎役を越える人はこの先出ないかも、と思ってます。

 
日テレの年末時代劇での活躍も、本当に良かった。
「忠臣蔵」の毛利小平太
「田原坂」の西郷従道
「五稜郭」の黒田了介
・・・そういえば、どれも、里見浩太朗さんとの共演ですね。
 

役柄は骨太、男気のある印象だけど、トークやバラエティで見せるユーモアあふれる姿も楽しかった。
そういえば、クイズ番組の司会もされてましたね。
 
 
なんだろう。西郷さんの思い出がどんどん蘇る。あふれ出る。

 
残念。本当に残念。
75歳なんて、今まだ若すぎる。
これからもっと、渋くて、ダンディで、重厚感のある役柄を見せていただけると、楽しみにしていました。
なんだか最近、子どもの頃から楽しませていただいていた方たちの訃報が相次ぎ、そのたびに、身近な方が亡くなったかのようにガックリ来ちゃいます・・・
 
今までありがとうございました。
心より、ご冥福をお祈りします。

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