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Piccolo♪のほほん日記

    2007年10月15日、女の子を出産しました☆
ただいま楽器の練習はお休み中。また復帰するのが楽しみです♪

ドラマの意外な活用法。

2006年10月24日 | Flute♪
昨日学校での出来事。
フルートパートではオーボエも一緒に練習します。
私の時代にはオーボエは居なかったのでなんだか新鮮。
フルートの後輩達をセクション練習に送り出したあと、部屋にはオーボエの子1人だけが残りました。
楽器を片付けていると後ろで曲のフレーズを繰り返し練習しているのが聴こえます。
どうも上手く吹けずに悩んでいるようです。
うーん、オーボエのことは全然分からないなぁ…何とアドバイスをしたらいいか悩みつつ声をかけました。

私がオーボエのタンギングの仕方を知らないので具体的なアドバイスはできませんが、速いフレーズの練習の仕方をまず教えてあとは音をよくすることを一緒に考えてみることに。
喉を開く…といっても今ひとつコツがつかめない様子。
中学生かぁ…何を例えたら分かり易いかな…お!
「先週から始まったドラマの『のだめカンタービレ』って見た?」
「はい!見ました!」
「あれで千秋の彼女が出てきたでしょ?彩子だっけ。彼女がステージでオペラを歌うシーンがあったでしょ。こう、ダイナミックな感じで。あのイメージでお腹から声を出すように喉をぐっと開けて『あ~~』って吹いてみよっか」
「はい!」
にっこり笑って吹いた音はとてもよく響く太くていい音でした
やった!イメージをつかみました!

それから更にイメージを膨らませていくとどんどん伸びる!
さすが飲み込みが早いなぁ~
音量も倍近くまで伸びて、その後はとても吹き易そうに練習していました。
うーん、初めてフルート以外の楽器の役に立てました。ちょっと嬉しい

ドラマが意外な方法で役に立った瞬間です

青春の一ページ。

2006年10月23日 | Flute♪
昨日も放課後に間に合うように学校へ行ってきました♪
でも予想外の展開が…なんと高校生が7時間目まで授業があったのです。
7時間って…私の時代は週休2日制はまだありませんでしたが、卒業した後に導入されるようになりました。
一時期は隔週土曜日を休みにしていたようですが、授業との兼ね合いですぐになくなり、今は元通り土曜日は授業を行っています。
その土曜日を休みにした頃に7時間目というものが発生したのですが、今もまだあるようです。
てっきり6時間で終わりだと思っていたので軽く動揺…しかも顧問もその7時間目に授業があるらしくしゃべり相手もいなくなることに。
仕方ないので持って来たフルートの音出しをして待つことにしました。

久々に取り出したフルートは…汚れていました。なぬ~
まず綺麗にしなければ!
とりあえずクロスで拭いて綺麗にしてから音出し開始!
思ったより音がよく出て「この楽器も捨てたもんじゃないなぁ」とちょっと感動♪
もう1本持って来た頭部管と差し替えながら吹き比べました。
今使っているフルートは頭部管だけ欲しかったものを買って差し替えて使っています。
なので元々楽器についていた頭部管が浮いているんです。
その浮いた頭部管は中低音が出しやすい設計のもので、貸す予定の後輩が低音が苦手と言っていたので丁度いいと思って持って来ました。

そうこうするうちに授業も終わり、みんなが部活にやってきました。
後輩にフルートを渡して吹き比べてさせてみると、やっぱり中低音が出しやすい頭部管の方が気に入った模様。
「どっちの頭部管を使ってもいいからね。高3の引退のときまで使っていいから
と話をしていると後輩が照れながら話してくれたのが…なんと新しい楽器を買うかもしれないんですって!すごい~!

元々この後輩は真っ直ぐで太い音がしっかり出せるとても上手な子です。
音楽が好きなのがとてもよく伝わるし、もっともっと吹けるようになりたいという上昇志向も持っていて努力家。
それが分かるからこそ先生も今の楽器の限界を感じて新しい楽器を買うことを勧めていました。
私もコンクール前の合宿で初めてしっかりと彼女の音を聴いて可能性を感じて先生と
「もっといい楽器を吹けばもっと伸びるのに」
としみじみ惜しがっていました。

でも楽器はとても高価なもの。簡単に買えるものではありません。
もちろん親御さんの教育方針やその家の事情も関わってくるし、一概に勧めればいいというものでもないのは重々承知しています。
あとその生徒本人の性格もあります。
そういったあくまで押し付けることが出来ないことだからこそ夏以降も生徒には言わずに先生と私の間だけで残念に思っていました。

それならばせめて僅かでもランクが上の楽器を吹かせてあげたい…そう思った先生が今回私に楽器を貸すように頼んできて、私も同じ思いだったので持って行きました。
嬉しいことにちょうどそんなときに後輩自身がもっと上達したいという思いを強く持つようになったんでしょうね。
親御さんにお願いをして買ってもらえることになったようです。
よかった!!ほんとよかったね!

新しい楽器について話をしているとどうもフルートのメーカーについて詳しくないようでヤマハしか思い当たらないとのこと。
なので、他のフルート専門メーカーについて説明してそれぞれの音の特徴などの話もしました。
今のところ予定している金額だと大体のメーカーのものが買えます。
なので特にこだわりがないようだったらヤマハだけでなくほかのものも視野に入れて考えてみたら?と勧めました。
折角の機会なんだから熟考して決めた方がいいもの!楽器は一生ものです♪
ヤマハ以外のメーカーについてはメンテナンスについて不安に思っていたようなので、その悩みにも答えました。
とりあえずパンフレットを見てみて試奏してから決めたらいいよ、とアドバイスしました。
いつもお世話になっている楽器店で試奏会がよくあるので、近い予定を聴いておこうと思います☆

その話が終わるとビブラートの練習を付き合うことに。
筋がいいので言うこともすぐ分かってコツをつかみかけていました。
あとは練習あるのみ!
今週末の本番で吹く曲はソロフレーズがあるので、その練習もしてセクション練習に送り出しました。

こうしてフルートを好きになって上達していく後輩の姿がたまらなく嬉しいです
縁あって手にしたフルート。
それを残りの部活生活でもっと好きになって欲しい!
みんなの限りない情熱と可能性に触れることが出来て私もハッピーな気持ちになります
どうやって過ごしても6年間は過ぎていきます。
でも大人になって振り返ったときに「あの時代があってよかった」と思えるより充実した年月になって欲しい。
今の私があるのも吹奏楽部で過ごした時代の思い出と充実感があるからだと心から思うんです。
あのときあれだけ頑張ったんだから今どんなに辛いことがあっても乗り越えられる…と、当時の記憶が今とても励みになっています。

一生残る大切な思い出を作って欲しいな

とりあえず私の秋の部活動は終わりました(笑)
あ、肝心の本番がまだ残ってる!
日曜日にしっかり見届けるぞ~!
あとは自分の発表会の練習です頑張るぞ



The Flute Special 18 モーツアルトの心

2006年10月21日 | Flute♪
フルート雑誌「ザ・フルート」の特別版「モーツアルトの心」を買ってみました。
ふらっと立ち寄った本屋さんの楽譜コーナーで見つけて2秒ほど考えて購入を決意。
なぜなら、今度発表会でやる「フルート四重奏曲 ニ長調」が入っているから!
アドバイス付き楽譜に演奏CDまで付いているとなると買うしかないっ♪

ワクワクしながらCDを聴いてみると…は、速い~すごいスピードで驚きました。
もちろんテンポも若干速めですが、演奏に勢いがあるんです。
なのでテンポ以上にスピード感があるんですね!
とても華やかな演奏でした。
でも私にはこのテンポは無理…地道に頑張ります!

今はまだ遅めのテンポで練習していますが、本番近くなったらまた上げていこうかと思っています。
元々発表会の練習に入った頃先生からも
「速いテンポにするのは本番1週間前でいいから。それまではゆっくりで」
と言われていたので、それを忠実に守っています。
どちらかというと本番好きで本番になるとテンションが上がるタイプなので、地道に練習しないと忘れるんですよ…覚えていたことが全部吹き飛んでしまうんです。いいや~楽しんじゃえ~えい!!って
そんなのではいけません…いけませんとも。
ステージ上で笑いながら吹くタイプです

こうなったのも部活時代の顧問のせいかも。
日頃合奏でガミガミ、クドクド言うタイプの顧問のおかげで下級生の頃はすっかり萎縮してしまっていました。
本番では曲の途中で止められないので、ガミガミも言われません。
なので本番はストレスフリーで楽しかった~!
おかげで上級生になっても本番前に緊張して固まっている後輩に
「本番では何やってももし間違えても怒られないんだから、思いっきり楽しんで吹けばいいよ」
と言っていました。
今でも「本番は楽しい精神」は健在です

そうこうするうちにCDを聴いていると練習したくなってきました!
うーん…今日は安静にしていないといけないけど…でも練習したい!
さっきから繰り返し熱を測っていますが、どうやっても37度を微妙に切りません。
せめて36度台になったら迷わず練習に行くんだけどなぁ。
そういえば今日は土曜日なので音楽センターのレッスンがたくさん詰まっていて部屋を借りることができないはず。
でも河原でやったら風邪が悪化するし…そう!何より楽器が傷む!
いつも遊びにきてくださるpiccoloさんの仰るとおり外で吹くと楽器が傷むのが難点です。今私の中で「楽器を大事にしようキャンペーン実施中」なので、それは避けたい…
うむむ。

はっ!学校に行けばいいんだ
今日は土曜日だから午後から部活をやっているはずです。
こっそり進入して顧問の部屋でも借りて練習すればいいんだ!
というわけで、行ってみようっと
一応無理をしない範囲で、と自分に言い聞かせておかないとね。

これから準備をしてでかけます!
差し入れなにがいいかな~


魔物の住むレッスン室。

2006年10月19日 | Flute♪
さて、先ほどの記事の続きです☆

練習を終えてレッスンのために隣の部屋に入ると不思議とジージーという音はしません。
あれ?あれれ??
不思議な気持ちのままレッスンして終わったあとにメンテナンスしてもらいました。
少し待っていればすぐにやってもらえるとのこと。ラッキー!
最初話したときにはネジの緩みの調節と、あとキーを支えている棒のような部分に隙間が出来ているのでそこを調節すれば上手くいくかもしれない、ということでした。
長い間使っているために磨り減って若干の隙間ができているもよう。

その点検と調節をしてもらって戻ってきた楽器は今まで通りのノイズなしの音が出るようになっていました。
メンテナンスの方も特に異常はないと言っていて、直したところといえば先ほどの点くらいだったそうです。
それにしてもあの音は何だったんだろう??
フルートの音には金属と共鳴する要素が含まれているそうですが、やっぱり練習していた部屋の何かと共鳴したのかな。
レッスンした部屋では何も違和感なかったし、メンナンス前にその場で吹いたときにも普通でした。
うーん、あの部屋には魔物が住んでいる!ということにしておこう(笑)

さてさて、今日のレッスンは実に内容たっぷりの充実したものになりました。
最近本格的に発表会の曲をやるようになって目から鱗が落ちるような体験が多いです。
先生も踏み込んで指導してくださるので、私もそれに応えようと必死です!
そうなると先生もさらに踏み込んで、またそれについていって…を繰り返しているうちに時間切れになり残念!
忘れないうちにまた集中して練習しようっと♪
その前に今から譜面に書き込みをしておかなきゃ。(忘れ易くて困ります

今日は先生がモーツアルトをベートーヴェン風に吹くと…というのをやってくれて、それがとても面白かったです
あるフレーズの吹き方がどうもベートーヴェン風になっていたらしく、
「それじゃモーツアルトじゃないなぁ。ベートーヴェンかな。全部それで吹くとね~♪」
と吹いてくれたのですが、それがすごくツボに嵌まってしまって!
「っぽいなぁ!」
と言いながら爆笑してしまいました。
曲としては有りなのですが、これでは完全にモーツアルトに聴こえない!
やっぱり『モーツアルトらしい吹き方』ってとても重要ですね。

レッスンが終わった後に先生に
「最近の発表会ってみなさんどんな服で出られるんですか?」
と聴いてみたところ、
「あ、今回はおめかししてきてね今回はステージだから」
との返事が。
おめかしするの?
というのも、私にとって今回の発表会は10年ぶりになります。
学生の頃の私は「発表会=きちんとしたおしゃれな服」というスタンスで出ていたのですが、終わりの方では結構ラフな格好で出る方もいて時代の流れを感じていました。
その頃でそうだったから今頃はもっとラフなのかもと思って聴いたのですが、予想外の返事が返ってきました。
「今回はステージ」というのは、最近の発表会はステージがない平面のホールや楽器店の中の狭いホールでやっていたらしく、今回は珍しくちゃんとした高さのあるステージがあるところでやることになったそうです。
ほう。
といってもこのホールは昔一度使った記憶があるのですが、その時は何せ中学生くらいだったのではっきり覚えていません。
狭いとはいえ、ステージかぁ…うーん…と考えていると
「長いスカートがいいね~。ステージが高いしね」
と先生。
「長いスカート…持ってないなぁ」
と言うと
「買ってもらっちゃえば?!発表会があるから買って~!って
…え?!う、うん…
今ひとつ言う勇気がないのですが、ちょっと様子を見てまた検討しようと思います。
長いスカートかぁ…

また練習熱が出てきたようで頑張り甲斐があります
明日も練習しようかな

モーツアルトを料理する。

2006年10月05日 | Flute♪
まだウルトラマンメビウスの呪いにおびえていますが、気を取り直してフルートの話題を。
今日のレッスンはとても有意義でした♪
短いレッスン時間をフルに使ってしかも発見の多い果汁100%のレッスン☆
あとは私の練習次第です

発表会まであと2ヶ月もない状態になってやっと焦り始めた暢気な私。
練習したいのは山々ですが、一度練習を始めるとのめりこんでしまってバテバテになるまで頑張ってしまうので、風邪の気配を感じるこの頃は自粛していました。
でも練習はしたい!いや、しなければ!!
なので、今日は少し早めに行ってこっそりレッスン室ジャックして練習しました。
あまり長い時間やると部屋代を払わなければいけなくなりますが、レッスン前だと言い訳にもなるし受付のお姉さんがいなかったのでラッキー!
先生も昼休憩から戻ってくるのが遅めだったので短いながらもじっくり練習できました。
うーん、思い返すも学生時代、あの頃もこれほど真面目に練習していたら今頃もっと上手だったはず…悔やまれるぞよ
それだけ不真面目な私が、現在、若干真面目です(若干?)。

さて、モーツアルトさんちのフルート四重奏曲くん。
最近なんとなくつかめてきました。遅~い!
今まで細かいフレーズの指回しに必死になっていましたが、身の丈に合ったテンポに落としたところ余裕が出てきたのか問題が次々に解決していきました。
そして、先日のレッスンで先生に
「吹きすぎ!p(ピアノ)で、いい音色で。音をよく聴いて上品で優雅にモーツアルトっぽくね」
と言われてやってみて目から鱗がボロボロと。
その時に色々と吹き方を変えてみたところ、上手く言えませんがそれまでと打って変わって楽に吹けるようになりました。
そうなると息も続くし、細かいフレーズもちゃんと吹けるし、なんてったって楽!
そして楽しい♪
16分音符を全力で必死で吹いていた今まではなんだったんだろう…。

元々ダブルタンギングが苦手なので、その苦手意識のためについ必死になっていたんでしょうね。
昔バッハでダブルタンギング地獄を味わってからというもの、どうしても苦手意識が植え付けられてしまいました。
それ以来、バッハもモーツアルトも可能な限りシングルタンギングでやろうと思ってしまう間違った思想の持ち主になってしまい今日に至った訳です。
でもそればっかりは無理!どんなにケンシロウ並みにタンギングをしてもそれは無理。
でも、今回苦手意識が払拭できてまたひと回り大きくなった気がします
これでやる曲の幅も広がるかな♪

レッスン中に先生とふたりでバンザイ~!バンザイ~!と叫びながら万歳を繰り返し、かと思えばラジオ体操第二を口伴奏で始めるという怪しいレッスン。
外から見た人は一体何かと思っていただろうなぁ…
でもこれもレッスンの一環なんです
これをやると自動的に曲を吹く時間が減りますが、ひたすら曲をやるよりずっと効果があるんですよ!
いつも先生は面白いことを始めるので目から鱗が落ちまくりです。
でもお陰で何かと頭で考えてしまう私がこれで身体で理解できることが多いのでとても有益です

そういえば、先生が面白いことを言っていました。
「○○さん(私)はB型だからね~。理屈より感覚や閃きで反応するタイプだから」
そう?一方、
「A型の人はとにかく理屈で考える人が多いかな。頭で考えてもダメなことってあるからね」
とのこと。
どちらかと言うと性格的には何事も理屈で考えるタイプなので、音楽もつい理屈から入ってしまって何か分かるまでに時間がかかるのですが、逆に感覚で動くと理解が早いのも確か。
曲のフレーズや音色をイメージで言われると直ぐに反応できるかな?
その例えが具体的であればあるほど、理解は早いです。
例えば…
「このフレーズは△△さんみたいに上品に!ここは○○さんみたいに明るく可愛く!」(人で例えるバージョン)

もっと理屈で考える部分を引っ込めて感覚を鋭くするといいのかも!
おお~!自分の傾向が判明しました

そんなこんなで取り組んでいる発表会対策。
さて、11月末までに間に合うのか?!緊張してきた…
ロビーで楽器を片付けていたらいつもお弁当を食べているピアノの先生(何故か毎週同じ時間にロビーでお弁当を食べています)に
「大丈夫よ!度胸あるんだし!」
と励まされました。
ど、度胸??なにゆえに…
ふと先生の視線の先を辿ると、先日のストリートライブの写真が張り出されているではありませんか。
「これは発表会で緊張しないために場慣れしようというのもあるんですよ~
と言うと
「偉いわね~!こんな生徒がいたら私も楽だわ~」
としみじみされてしまいました。
先生が教えている生徒さんは若い子ばかりなので無理ないですよ~

よーし、本腰入れて頑張るぞ~!!


街角でばったり!

2006年09月29日 | Flute♪
昨日、フルートのレッスンの帰りに偶然ある人とすれ違いました。
それは先日のストリートライブでご一緒したサックスの男性。
その時と格好が違うので雰囲気も違ってあれ?と一瞬思いましたが間違いなくその方なのですれ違いざまに声をかけました。
「こんにちは!」
「あ!こんにちは~!」

昨日はお仕事がお休みだそうで、買い物に出てこられたとのこと。
「サックススタンドを買っちゃいました
「お、いいですね~!」
本当にサックスが好きなのが伝わってきてほっこりしました

しばらく立ち話をしていたのですが、その中で衝撃の発言が!
フルートを持っている私を見て
「今日は?」
「あ、今レッスンが終わったんですよ」
「え、この時間に?お昼なんですか?」
「はい!」
「学生さんですか?」

が、学生さん?!
このあたくしが学生に見えますですか?!…うふ

「はい!」
と言いたいところをぐっとこらえて正直に
「いいえ~主婦なんですよ
と白状しました。
でもそこでまた
「え?!!」
なに…?その衝撃の新事実!みたいな顔は…学生よりは無理がないでしょう~!

恐らくストリートライブのとき思いっきり若作りな格好をしていたのでうっかり混乱させてしまったのかもしれません
男性から見ると女性の年齢って判別しにくいんだなぁと思いました。
すみません、今後年相応な格好をします、はい

ストリートライブが終わった後にその方と楽器店の店員さんと話していたら『いつか色んな楽器でアンサンブルをやりたいですね』と言う話で盛り上がりました。
店員さんが編曲ができる方なので、曲さえ決まれば可能です。
いつのことになるか分かりませんが、実現したら楽しいだろうなぁ
せっかくの縁なので、夢を膨らませて活動していきたいです。

そういえば、私もフルートスタンドを持っていたはずなんだけど、あれどこいったっけ??

ふと現れた夢♪

2006年09月25日 | Flute♪
昨日を振り返っていてふと思ったこと。
それはなんとなくこれから先いつのことになるか分からないけれど、叶えばいいなと思う夢です。

フルートをずっとやっていて、それが何のためなのか何に向かっているのかよく考えたことはあまりありません。
ただ、それが私にとって当たり前のことだから、かな?
フルートを吹くことはごく自然なことで、日常にそれがあるのは当たり前のことなんですね。
なくなっちゃうと途端に不安になる、自分が自分でなくなるような…そんな私の一部のような存在です。
身体でも右手を右手と特に思わないように、ものすごくがっつり取り組んでいるわけでもなく必死で頑張っているわけでもなく…気がついたら隣にある、そんな感じかな?

高校の時に先生に音大への進学を聴かれて自分で行かないと判断したときのことを今でも良く覚えています。
あの頃ももちろんフルートは好きだったし将来もずっと続けていきたいとは思っていたけど、プロの演奏者になる自分の姿は想像できませんでした。
そういうのは向いていないと分かっていたのかな。
切磋琢磨して上達してもそれをお金をもらって演奏するという方向には向けられないだろうなと自分で思っていました。
ずっとその時のことを思い出しては「自信がなかったのかな」と思っていましたが、昨日のストリートライブでそれが違っていたのかもと気付きました。
方向性が違う…そんな気がします。

フルートを吹くのが好きで、人に聴いてもらうのが好きで…ただそれだけのことをやっていたいな。
職業にするとそれに何か違うものが混ざってきそうな気がして。
ただ純粋に人に聴いてもらうためには、昨日みたいなストリートライブのような方法がいいなと思います。
あと、思ったこと。
もっと子供に聴いてもらいたい。
子供たちって未知の可能性があって、大きな夢が広がっている。
そんな子供たちにもっと音楽に触れて欲しいと思います。
その手助けができたら嬉しいなと思うんです。

以前幼稚園でボランティアで吹いたりしていたときの子供たちの笑顔や嬉しそうな顔を今でも思い出します。
純粋な目で楽器を見て触っていた彼らの姿にとても癒されました。
楽器に合わせて一緒に歌って笑って…そんなことがまた出来たらいいな。
子供たちが音楽に触れる、フルートに触れるきっかけをお手伝いできたら…それが私にとっての夢だと気付きました。

ある日突然気付いた夢だけど、その感情がとても自然でとても柔らかいので、今まで私が気付いていなかっただけでずっと心の奥に眠っていたのかもしれないな。
それは叶うかもしれないし、願うままで終わるかもしれない。
でもいつかどんな形かで実現できることを願っていこうと思います。
私がフルートを吹き続けてきた意味はここにあったのかも

楽しい1日♪~その2

2006年09月25日 | Flute♪
今回のストリートライブでの演奏順は私がトップバッターだったので、緊張することもなくリラックスして吹けました。
最初って凄く好きなんです。人の演奏を聴いているうちに緊張してくるので、最初だと何も考えずにステージに立てます。やったモン勝ち?!(笑)
ストリートライブなので始まる前はあまり人がいないし、吹き始めて次第に足を止めてくれるのが嬉しいので頑張っちゃいます!
曲は「ジュピター」を先にして、「最初から今まで」を後に持って来ました。
その方が受けがいいかな?と思って。
今回両方とも誰もが知っている有名な曲なので、足止め率が高かった気がします。
やっぱり社長の思惑は当たりました!
特に冬ソナではたくさんの方が立ち止まって聴いてくれて、とても楽しかったです。冬ソナ効果、絶大ですね~♪

1回目の本番では、小学生低学年くらいの女の子がお母さんを後ろに残して前の方に出て聴いてくれたのが印象的でした。
とても真剣な顔で聴いてくれて、こういう子が将来音楽をやるようになってくれると嬉しいなと思いながら吹いていました。
吹きながら彼女に微笑むとちょっと照れながらはにかむ様に見せた笑みが可愛かった
ライブが終わったらお話ししようと思っていたら全部が終わる前にお母さんに引きずられて行ってしまったので残念~。
とても楽器を珍しそうに見ていたから触らせてあげようと思ったのにな。
また通りかかってくれるといいな

そうそう、今回は友達が聴きに来てくれました☆
今までも演奏会などに出る際に聴きに来てくれたりしていた友達が今回も来てくれて、しかも2回目の演奏が終わったらステージまでお花を持ってきてくれて嬉しかった~☆
まるでミニコンサートみたいな気分でした
日曜日にお茶した友達もかけつけてくれて、みんなの優しさに感謝です
みんな、ありがとう~!!

ストリートライブへの参加は2回目ですが、とても気持ちよかったです!
野外といってもアーケードがあるので涼しくて、というより逆に寒くて冷えました
楽器も冷えてくるし…吹いていても温まりませんね~温まるころには終わるという(笑)
今回はソロなので事前に珍しくチューニングを真面目にしたのですが(いつもちゃんとすればいいのに!つい行き当たりばったりでやってしまいます)、暑いと思っていたステージがとても寒くて予想外の展開に
こういう時ってソロは難しいですよね。
合奏だとフレーズの間が空くのでその都度曲の間でもチューニングを直すことができますが、一人だとずっと吹き続けるのでそれが出来ません。
ま、いっか!と開き直って口元だけで対処して大きく間奏が空くときにだけ直しました。
フルートって口元だけである程度音幅があるので管を抜かなくてもかなり音程を変えられます。こういうときに助かりますね☆
でもその甲斐あって冬ソナではとても伴奏CDとシンクロして吹くことが出来て気持ちよかったです!
冬ソナの曲は旋律もとても綺麗で上手く出来ているなぁと昨日吹きながらしみじみ思いました。人の心を惹きつける魅力のある曲ですね♪
吹いているとまるでヨン様の笑顔が見えてくるようで、終わった後ダーリンに
「ヨン様が降りてきたよ(笑)」
と話しました

余談ですが、冬のソナタは再々放送くらいをたまに見ていた程度ですが、その時の私にはヨン様よりもチェ・ジウの方が魅力的に見えたんですね。
もちろんヨン様も素敵ですが、ジウ姫の笑顔や涙がとても綺麗で印象的に思いました。
でも、こうやって主題歌を演奏してみると思い浮かぶのはジウ姫ではなくヨン様なんですよ☆不思議でしょ?初めてヨン様の偉大さを感じました。
ヨン様は風のような人だなぁ。穏やかに吹いている風は特に意識しませんが、あるときふっと風の存在に気付いて心を奪われる…そんな人に思えます。
やっぱりさすが押しも押されぬヨン様ですね

さてさて、本番も終わって控え室用のレッスン室に戻ったときにちょっと嬉しいことが。
レッスン室のある階ではちょうどその日ギター奏者の集まりみたいなものが開かれていて、たくさんのギターとともに数人のお兄さん、おじさまが集まっていました。
本番前も並べられているギターの話を聴いたりしていたのですが、本番が終わってエレベーターで上がったらみなさんがロビーでくつろいでいて、私を見て
「お疲れさまで~す!」
と声を掛けてくださいました。
なんだかそれが嬉しくて☆
楽屋の雰囲気っていうのかな?音楽をやる者同士のさりげない雰囲気が心地よくて心がほっこりしました
こういうのって好きだな
これが好きだから演奏会は客席で聴くより出たいと思ってしまうんですね。
出ないときでも演奏会中ずっと楽屋でおしゃべりしていて気がついたら終わってた!なんてこともよくあります。
一番好きなのは、ステージから見える風景。
ステージ上から曲の合間に共演者のみんなの横顔を眺めるのが好きです♪
これが好きだからフルートはやめられません!

本番が終わったばかりですが、また練習したくなっちゃいました!
今日は天気もいいし気持ちの良い河原でまた練習しようかな

楽しい1日♪~その1

2006年09月25日 | Flute♪
昨日のストリートライブは無事終わりました♪
今回は準備期間が短かったので何かやらかすのではないかと自分でヒヤヒヤしていましたが、無事ハプニングもなく終えることができました。
よかった☆

でも今回は他の出演者の方との交流があって面白かった~!
昨日私の他の出演者はサックスの男性とギターの男性でした。
サックスの方は先月もご一緒したお馴染みさん。この方は毎月常連で出ていらっしゃいます。
ギターの方は始めてお目にかかりましたが、とても気さくで面白い方。
出番前に楽器店の中でみんなで色々とおしゃべりをしました。

一番盛り上がったのは楽器の話。
偶然ですが、サックスの方は2日前に、ギターの方は1日前に新しい楽器を買ったばかり!
その新品を持っての参加でした。
新品の楽器って見ているだけでもワクワクします!
私はフルート以外の楽器にまるで疎いので、そのランクや細部の違いについての話がとても面白かったです。
フルートってリード楽器のようにオプションがないので楽器1つで勝負ですが、サックスはリードもあればリガチャ(マウスピースにリードを固定するもの)もあって、それぞれを替えればまた音色に反映されるので大変そう。
オプションが多いとお金かかっちゃいますね
フルートもマウスピースを替えることはできますが、そんなにころころ替えるものでもないので(高いし!下手すれば安い楽器本体の値段より高いです)、とりあえずは経済的です。

新しい楽器で演奏されたサックスの方は先月と音色が全然違いました♪
やっぱりいい楽器だと音色にすぐ出ますね!音に伸びや透明感があって、とても吹きやすそうでした。
昨日も2回出番がありましたが、その2回目ではリガチャも金属から革のものに替えていらしてそちらの方が馴染んで吹きやすいみたいで、より柔らかい音色に変わっていました。
本当に楽器って面白い!ちょっとした変化で鳴り方が違ってきますね~☆

ギターの方は2本持ってきていてその形がちょっと違っていて、その違いから聴いてしまいました。
弦楽器には本当に疎い私。
結局違いを聴いても首をひねっていました
でも、木ってすごく綺麗!柔らかい色といい形といい、ギターって綺麗な楽器ですね。
演奏を聴いていても、メロディーと伴奏を織り交ぜながら同時に弾くことができるギターにサックスの方と一緒に
「いいですよね~!管楽器なんてどうやっても単旋律しか吹けないし…」
と羨ましがっていました
どういう名前か分かりませんが、ギターのネックを叩くようにして演奏する技がかっこいい!あれってやってみたいなぁ

肝心の本番については次の記事で♪

練習嫌いが練習好きに?!

2006年09月20日 | Flute♪
ストリートライブが今週末に迫りました。
といっても決めたのが先週なので、元々日にちがありません。
少しでも多く練習したいな~と思い、日曜日に練習しに行きました。

初めは1時間半のつもりが結局2時間半も練習してしまった…軽くぐったり
吹奏楽などの合奏では1日中やっていてもそんなに疲れません。
というのは、合奏中ずっと吹いているわけではないから。
休みのフレーズもあるし、曲と曲の合間もあります。
何小節かでも休みがあると違います。
これがひとりで練習するとひたすら吹き続けるので休みがありません。
集中してしまうと休憩すら忘れてしまうし…楽しいからいいのですが

元々練習嫌いの私。
部活をやっていたころもとにかく基本練習が嫌いでした。
でも平日の練習はほとんどが基本練習。
パートの先輩も恐いし、合奏で怒られるのも恐いしで、一生懸命練習していました。
でも、嫌々やることって楽しくありませんよね。
上手になりたいんだけど、半ば嫌々…という状況が変わったのは学年が上がった頃でした。

中学1,2年生にとっては高校生の先輩はものすごく大人で恐い存在。
憧れもあるけど、とても遠い存在に感じます。
我が道を行くマイペースな性格の上に有り得ないほどの美人さんだったので、ますます恐れ多い存在でした。
部活をさぼってバーゲンに行ってくる…という先輩を止められる中学生がいるはずがない…
でもそんなマイペースの先輩のおかげで自立心だけは芽生えました(笑)

上級生になった頃にはもっと上達したいという欲も出て一生懸命練習するようになりました。
練習すればするほど結果として現れます。
音もよくなるし、吹けるようにもなる。
それが楽しくて真面目に練習したものです。
でも、その頃より今の方がもっと貪欲かもしれないな…と最近思うようになりました。

練習の仕方が分かってきた、というのかな?
レッスンでも昔は先生に指摘されたところの音色の違いが今ひとつからなかったり、それを繰り返し練習していても更に混乱してきて何が何だか分からないことも多々ありました。
「今の音は良かった」
「今のは違う」
と言われても自分でどう違うのか分からない。
でも分からないと言えなくて分かったふりをしていても、何も上達しません。
でも、今は明らかに違うことが分かります。
先生の言うこともしっかり体感できて、それを生かすことができるようになりました。
そうなると練習しがいがあります。
以前は同じフレーズを繰りかえし練習していてもすぐ飽きてしまいましたが、それは自分の音が分からなかったから。
今は放っておけば延々納得がいくまで練習し続けます。
もっと練習が楽しくなってきました。

本当に遅いなぁ~
これがもっと昔に気付いていればもっと上達していたのに。
でも気付いた今がチャンスだと思っています。
これからでも遅くない!この先もずっとフルートは続けていくつもりなので、気付いた今から頑張っていこうと思います。
望みは高く、努力は多く。

さて、今日また練習してみてライブの曲を決めようと思います。
吹き込んでみると「ジュピター」もかなり面白いので、これにしようかな
それにしても、ヴァンガードのフルートケースカバー…重いです
今まで使っていたケースカバーが軽量でさらにショルダータイプだったので、手で持つのがとても重く感じます。
でもこれで重いなんて言っていたら他の楽器の人に怒られちゃう!
今日もせっせと励みます!