湘南発♪

音楽などなど。

バッハコンクール

2015-12-27 22:42:16 | コンクール
今年は年末開催のバッハコンクール汐留地区の審査をさせて頂きました。
大好きな大好きなバッハのコンクールですので、心して誠実な審査が出来るように前準備をして伺いました。

当日は新橋駅を降りて、会場に向かっていると結構な人波が同じ方向へ向かっていることに気付きました。
日比谷神社を過ぎ


ウィンズ汐留方向へ左折


あれ?警備員さん


なるほどーー!きょうは競馬の有馬記念の日でした!!
それにしてもJRAって素敵な建物だし、素敵な立地ですね。びっくり。
  

さて、バッハコンクールは幼児の部、小学生、中学生、高校生、大学生大学院生、一般とたくさんの方々が受けられていました。
小学校低学年まではバッハ以外でもバロック時代の曲やポリフォニックな小品が課題曲になっていました。
右手と左手の調和や舞曲ではリズム感、テンポ感などを目安に審査させて頂きました。

中学年以上になるとインヴェンションやシンフォニアを選ぶ方も多くなり、より多声を聴いてコントロールする事、調和させる事、
調性感、和声感など大切になって来ます。アウフタクトを含めた拍子感、またバッハの歌い方なども気になるポイントでした。

中学生ではシンフォニア以外にフランス組曲や平均律を弾いた方もあり、特にBのほうはレベルが高いと感心しました。

高校生も平均律、パルティータ、イギリス組曲などでレベルは高く、個人的にはパルティータ1番を弾いた方が抜群に良いと思いました。

大学生・大学院生はしっかりと勉強しているかどうかがはっきりと分かり、そういう方々が抜けていらっしゃいました。

一般では趣味の方とかなり専門的な方に分かれていたように思います。

部によって通過率があるので、良く弾かれていても惜しくも入賞されなかった方もいらしたと思います。
難しい曲を無理に弾かなくても、隅々まで心を配った演奏された方が点数は上がります。
まずは曲の構成を良く把握して、自分の出している音を良く聴きましょう。
汐留地区は素敵なホールとベヒシュタインで演奏できますが、本当に同じ会場と同じピアノでもこんなにも音が違うということを実感しました。
押し付けたり、叩いたりではなく、美しい響きをピアノから紡ぎだすように心がけたいです。

長かった一日が終わり、汐留の美しい夜景
 

お夕食
  

実施事務局代表のH先生、ユーロピアノのKさん、そして当日スタッフをお勤めくださった諸先生方、一緒に審査させて頂いたT先生、S先生、
大変お世話になりました。
一年の終わりにとても素晴らしいコンクールに関わらせて頂き、大変に良い勉強をさせて頂きました。
そして皆さんのチームワークがまた楽し過ぎて、ちょっぴりお仲間入り出来たことがとても嬉しかったです。

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