写真日記

季節の変化を感じさせてくれる 、小さな花、草、木、光…をきままに撮っています(^^)

韓国への旅・その7・<ロケ地ツアー>

2009年10月19日 | 韓国旅行


2日目の朝食はホテルの2階のレストランでお粥を食べました。ここでもキムチなど3品が付いています。回りは日本人ばっかりでした(^^;




2日目は「ロケ地ツアー」です。ロッテホテルに集合で45人乗りバスにたった6人という贅沢な旅。ちょっと恥ずかしいバスですが…(^^;
今回は6人なので集合などの団体行動が早く取れるので予定時間よりかなり早く回れて1時間ほど早めに終わりました。

始めは新羅ホテルへ。「悲しき恋歌」のロケ地に迎賓館が使われたという事です。到着時刻も早かったので免税店も開いてなく早朝のお庭を散策して終わり。



次はソウルタワー&南山公園です。
南山公園は山になっていておまけに昔は城壁だったという事でいたるところにその名残があります。駐車場からキツイ坂道を10分ほど登ってソウルタワーと八角堂、ケーブルの降り場に到着です。八角堂は「美しき日々」のセナとヨンスが待ち合わせをした場所です。





南山公園は「美しき日々」のヨンスとミンチョルの結婚式が行われた場所で、噴水の池に行く中央の道には稲が植えられていました(^^;ドラマでは白い布が引かれてあってバージンロードのようになっていますけど。



階段は「私の名前はキムサンスン」でも有名ですが、「美しき日々」の結婚式にヨンスが駆け上がってきた階段ですね。




そして次はバスで北の方に向かい、三清閣へ。
ここは「食客」や「宮」のロケ地に使われた伝統韓国料亭です。ここは「食客」のドラマの舞台「雲岩亭」の玄関や「宮」ではシンくんとの別れに使われたところです。



これは宮廷や迎賓館の外観として使われています。



ここはユル王子登場シーンで使われていました。



「三清閣」でゆっくりとした後はバスに乗り込み「仁寺洞(インサドン)」へ。ここは王族が廃止になった後、宮廷につかえていた人たちが伝統工芸などで生活をつないだ町だそうで伝統工芸が受け継がれた風情のある町です。
昔の家屋が残っています。



その「仁寺洞」の北に位置する「冬のソナタ」のユジンの家です。現在は家はなく階段だけです。



そしてそのすぐ横にユジンやチュンサンが通っていた「中央高校」があります。以前は中まで見学できたそうですが、現在はできないそうです。中で授業もしているし当然ですよね(^^;校門の横には韓流スターグッズをあつかうお土産屋さんがしっかりとありました。ここのご主人さんはユジンの家の人らしいです。商売の町だぁ~!とにかく呼び込みや売り込みが凄い!!!
私はマイナーな俳優さんのファンなのでこういった売込みには引き込まれませんが。。。一緒に行った人たちはしっかり色々買っていました。

韓国への旅・その6・<昌徳宮3>

2009年10月19日 | 韓国旅行


昌徳宮の出口近くにあった「猿」の形に似た伊吹の木です。樹齢700年とか言われていました。記憶が定かではない(><)



最後は門の天井図。配色が綺麗だったので撮ってみました。

終了時刻5時50分。そして待ち合わせのTさんを待つ事20分…このまま来なかったらどうしよう?とちょっと不安になりながら夕暮れのソウルに取り残されたような私たち二人…。
すると向こうから走ってくる見慣れたTさんが!地下鉄「安国駅」から走ってきてくれました。よかったぁ~~~(^^)
そしてタクシーで明洞へ。Tさんはかなりの韓国通なのでタクシーの運転手さんとの掛け合いもお任せしました。運転手さんがメーターを倒さないのでそれを指摘!怖い怖い。2700W、300円もかかっていません。安い!



そして夕飯のサムギョプサル。
「三金」というお店でここは酸っぱい味のキムチが有名らしくて、美味しかったです。よく漬かった白菜漬け風キムチって感じでした。キムチ入りの玉子焼きやチジミも有名らしいです。
焼肉、冷麺、チジミ…こんなに沢山食べても一人1000円もかからなかったです。
エリンギはちゃんと切って欲しかったですね。途中でちゃんと切ってくれましたけど(^^;

食後は明洞をウロウロ。喫茶店でお茶をしたり、お店を見たり、ヨンさまお勧めのトッポギを食べたりしてホテルまで歩いて帰りました。あ~~、トッポギはめっちゃ辛かった(><)

明洞はとても元気な町でした!とにかく呼び込みが凄い!(@@)特に化粧品関係!ゆっくり見たかったなぁ~

お茶をした喫茶店はセルフだったのですが、店員さんが格好いいボーイさんでして、御つりを渡してくれる時の礼儀正しさがこれまた素敵でした(^^)

韓国への旅・その5・<昌徳宮2>

2009年10月08日 | 韓国旅行


これは王様の執務室の屋根です。瓦は王様だけに使用が許された高価な「青瓦」で、昌徳宮ではこの建物しか使われていません。余談ですが、韓国の大統領の住まいも「青瓦台」ですね。





「大造殿」にあった「日時計」です。もしかして「大王世宗」に出てくるヨンシルが作ったとか?(^^)




こちらはオンドルの焚き口です。煙が出ないように炭で焚いていたようです。
そして排気の煙突がこちらです。建物から少し離れたところにありました。



ガイドツアーは煙突の横にある門を抜けて山の中へ入っていきます。
緑が多く空気もよく、そして木々にはリスが遊びに来ています。自然のリスが見れるなんて感激です。しかもソウルと言う都市で。それだけ自然保護が行き届いていると言う事でしょうね。

逆光です(^^;



上がった山道を下っていくと池と建物が見えてきます。ここが「芙蓉池」です。
「チャングム」をはじめ、様々な時代劇のロケで使われています。王様と王妃様などが散策しているシーンとか恋人同士が話をしながら散策しているとか…

この辺一体は王の休憩の場とされていたようで、今もツアーの休憩所となっています。お土産やさんもあり、ここで一旦休憩です(^^;商売上手!

奥に見える建物が「宙合樓」です。学問の研究をしたり、書や絵画を保管する図書館があったりしたそうです。2階建てになっています。




王様が釣りをしたという建物。これも時代劇によく出てきます。無事魚が釣れたら雅楽が流れたそうです。



そしてこちらが広場にある「英花堂」です。



この前には大きな広場があり、そこで王が立ち会う「科挙試験」(今で言う公務員試験のようなもの)が実施されたようです。
受験者は地面にゴザかムシロを敷いて試験を受け、建物の上から王様が立ち会ったと言う事です。
「ホジュン」のワンシーンが頭に浮かんだのは言うまでもありません(^^;
この広場にも「日時計」が置いてありました。



この「英花堂」の戸は折りたたみ式になっていてその時の暑さや寒さにより折り畳んだり、開いたりするそうです。


休憩を取った後は再び奥へ。
粛宗が作った東屋や池があります。粛宗といえば、「チャンヒビン」のエロ王です。実力俳優「チョン・グァンリョル」の名演技が思い出されます。これを粛宗が~と思うと胸がわくわくする私です。とことんミーハーです(笑)

その横に「金馬門」という門があり、ガイドさんが「どういった意味でしょう?」とクイズ。みなさん、「馬小屋」なんて答えると、実は王子様が利用する門でした(^^;
王子様は金の馬に乗るくらい偉いという事だそうです(^^;はい、大変失礼しました。
韓国(この当時は朝鮮ですが)身分制度が如何に重く置かれていたか、社会全てを支配していたかが、建物や建築物からも察しられます。

その横に「不老門」という一枚岩をくりぬいた門があり、見学者の中で一番のご年配らしきご老人が一番に通られました。「これ以上長生きせんでも良いけど~」なんて笑いながら。


とにかく回りには沢山の樹木があり、リスが木の上を走り回っているので、ついそっちを見てしまいがちです。

で、ガイドさんが
「みなさ~~ん、リスばかり見ないで私を見て下さいね~」とアピール。笑いを取っていました(^^)


そして「演慶堂」といわれる王様が息子や父親のために立てた屋敷を見て、更に山道を進み出口へ向かいます。
この「演慶堂」は王宮ではないので派手な五色の装飾もありませんし、建物も男性用と女性用に分かれていました。質素ながらもいい感じの建物でした。
画像はカメラの修理が返ってきてからアップします。

韓国への旅・その4・<昌徳宮>

2009年10月05日 | 韓国旅行
今回の韓国旅行の最大の楽しみの「昌徳宮」
チケットを購入後、入り口でガイドツアーの開始時間を待ちます。

「昌徳宮」は世界遺産に登録されていて自由に見学できません。
韓国語、中国語、英語、日本語とそれぞれガイドツアーがあり、それに参加することになります。
ただし、木曜日のみ自由見学が出来るのですが、入場料が何故か3倍に跳ね上がります。貴重な文化遺産を守るための策なのでしょうか。
見学所要時間1時間20分です。かなり広大な宮殿でしかもアップダウンも激しくなかなか良い運動になりました。

日本語ガイドツアーは4時半からでゾロゾロと入り口に皆が集まるのですが、あまり自信がなかったのでチケット売り場で見かけた観光客らしい日本語の上手なお姉さんが近くにいたので尋ねてみました。
「日本の方ですか?ここで日本語ガイドツアーはここであっていますか?」と尋ねたら「日本人じゃないですけど、ここで大丈夫ですよ」と流暢な日本語で返ってきてびっくり(@@)

今回の日本語ツアーは余裕で100名以上はいました。見学途中の山道でガイドさんが「みなさん、(列が)とても長いですね~~」と笑っていました。始めは元気に歩いていたのですが、途中でみなさん、疲れてゾロゾロ…ダラダラ…(ーー;



さてガイドツアーの始まりは入った所の広場でガイドさんの自己紹介、昌徳宮の概略、そして注意事項から始ります。禁煙、途中で帰っても良い、文化財を大切に…などなど…

この画像はツアー終盤で撮ったものです。ガイドさんはチョゴリのユニホームを着て帽子を深く被り日焼け対策もバッチシです(笑)衣装は「麻」と「ポリエステル」の混紡だそうで、動き易いけど「暑い」といわれていました。
ハンドマイクで色々と説明をしてくれます。とても優しい声で、マイクを口元で演歌歌手のようにクルクルと回していました(^^)癖なのかな?

で、お肌はツルッツルッ!さすが韓国!「ファンデーションはやはりBBクリームですか?」と思わず質問したくなりました(笑)

ガイドさんに連れられ、まずは「進善門」を通り「粛章門」へ向かい



「仁政殿」へ入っていきます。



ここは国家の行事を行った場所です。韓ドラ史劇では「王の任命式」や「結婚式」のシーンで出てきます。中央の一段と高くなった道は王のみが通れる「王道」です。その脇を臣下たちが通ります。
文武の官僚や王族や女官たちがずらっと並んだ図はとても綺麗です。
で、その時に並ぶ目安がこの「品階石」です。



そしてこの脇にある石畳の縁の丸さに歴史の時の長さを感じ、この石たちがとても愛しく涙が出そうな私でした。チャン・ヒビンも粛宗も中宗も世宗も正祖もここを歩いたのかもしれない…と今まで見たドラマが頭をよぎり胸が熱くなるのでした←ただの史劇バカです(^^;


この屋根の上に見えるのが「魔よけ」でして、三蔵法師一行を描いて最後は竜になっています。



こちらは違う建物の魔よけですが、建物の格が下がるので数が減っています。数と建物の格が比例しています。こうしたはっきりしたところが韓国らしいなと思います。




建物の中は玉座があり吹き抜けになっていました。天井からランプも下がっていました。

そして韓国の宮殿で忘れてはならないのが「丹青」です。これぞ「韓国」といった色合いですよね。こればかり写真に撮っていたので玉座とかは撮れずでした。人も多かったし(><)






「風の絵師」でユンボクのお兄さんが丹青を塗っているシーンが蘇りました(^^)


次は「大造殿」です。



ここは王妃の生活空間だそうで、周りには「水刺間(スラッカン)」などもありました。左端は王妃の建物なので屋根の上には大棟がありません。「魔よけ」も見えますね。

で、この写真の「興福軒」という建物は日本軍が朝鮮王朝に刀を差し向け朝鮮の植民地化を決定した場所だそうです。
今回のガイドツアーでもこう言った日本軍の朝鮮支配や秀吉の文禄・慶長の役について何度か出てきました。

これで「昌徳宮」の三分の一が終わりました。まだまだ続きます…(^^;