週末は叔母の形見分けで帰省していました。小さい頃は、夏休みに遊びに行ったり1年間寄宿したりと
世話になりましたので、思い出は多かったのですがいざ形見となると・・・と思っていたら、タンスの
上に盛大に埃を被ったカメラのケースがあります。
開けてみるとあらクラッシクなカメラが入ったままです。周辺を探すと色々バーツがそのままになって
いました。本体はこれですね、Konica IIA。IIシリーズに高級版ヘキサノン48mmF2.0（5群6枚）を搭載、
1956年に36,820円で15千台作られたようです。
メカニカル式タイマー（MINORI：㈱六和製）を付けるとこうなります。最長12秒のタイマーでシャッターが
切れる2秒前に赤い標識が手信号のように出て来るのには笑ってしまいました。
Konica IIA
さらに、よく残っていたものですがバルブ式の携帯フラッシュ（ストロボ）、MATSUI CAMERA製です。
このカメラが発売された当時の大卒初任給は6千円程度、現在は190千円程なので換算すると1000千円超。
うーん、それ程の余裕があったとは思えませんが、現在のフルサイズ・デジイチ以上な感じですね。
触ってみろと（と云っても操作方法がイマイチわからないのですが）全て完動、それもぬるーっと動いて、
シャッターも軽くカシャンと落ちます。重いですが全てメカで動いていることを思えば、チョッと感動もの
です。レンズも良さそうですし、フィルム入れたら写りそうで楽しみです。
他にはオマケでペンタにこういうのが付いていましたのでレンズのみ頂戴してきました。今のペンタには
アダプターが必要なので取り敢えず綺麗にしましょうか・・・ね（笑）
故人は今で云うアパレル関係の仕事でしたので、そのデザイン・スタディ用に私の親爺が選んだのかも
知れません。今となっては聞く術もありませんが、彼女の気骨有る生き方は余生の糧にしたいと思う週末
でした。(^o^)
photo by X-E2 + XF18-55
自分が銀塩やってる頃は、まだありましたよ。
携帯フラッシュも懐かしいです。
それにしても随分と綺麗な状態の様ですね～！
写真ではレンズもとってもクリアに見えます。
メタルキャップと皮ケースが作りの良さ出ていますね。
タクマーはシングルコートの頃のものの様ですね。
現代でも十分に通用するレンズだと思いますよ。
ぜひ、活用下さい！
必要ならお掃除しますよ。
だったので、思わず笑ってしまいました。
で、本体は少し拭き拭きしましたが、それにしてもコンディションは良さそうです。
レンズも、前・後ともにカビや傷皆無のようで、フィルム入れて撮れれば嬉しいですね（笑）
お差し支えなければ、ずんさんのご都合に付く時にタクマーのお掃除オフお願いしまーす(^o^)／
タイマーの動作も本当に和みます。
デジタルなら、とろっとした良い写真が撮れるんでしょうね・・・
勿論、ネガで撮るのも楽しみですね
いいものをお持ちで・・・
大切にしてあげてくださいませ
こんな曲線デザインしませんよね。当時の小西六は凄かった！と感心しきりです。
取り敢えず所有する満足感はありそうですが、撮れれば尚うれし・・・です(^o^)／
終戦後3年目には初代Konicaが発売され6年目にはこのデザインのII型が出てますから、
当時の小西六のデザイン＆技術力は相当のものなんですね。昨日A1を露出計代わりに
撮ってみたら、フィルムが巻けてシャッター切れました。ただISO100なのでブレブレ
だと思いますが（笑）(^o^)／
お掃除ですが、外では埃が入ってしまうのと、そこそこ時間がかかるので、お会いして状態を見せて頂いて、お預かりお掃除で如何でしょうか？
承知しました。
次回お会いした時にコンディションの診断からお世話になりますーm(__)m