粘土を練る
菊練り(菊もみ)
荒練り(粘土を混合したり水分を調整する)のできた粘土を
菊練り(菊もみ)して粘土の中の気泡を抜きます。
もし気泡が入ったまま焼いてしまうと,
素地が粗いときは,焼いている途中で抜けてしまうときもありますが,
細かく密度が高いときは抜けません。
表面の温度が上がっていくと外側が先に熱くなり,固くなります。
あとから気泡の温度が上昇,膨脹し, 外側のカベが固いため,抜けきらないで素土に亀裂が入ったり爆発することがあるわけです。
一つ爆発したりすると他のものも一緒にこわれてしまうので, 気をつけなければいけません。