榎田尤利先生の「魚住くんシリーズ」がまんだらけなんかで暴騰している件 その１

　タイトルの通りなんですけど、現在、4巻「過敏症」と5巻「リムレスの空」以外、絶版状態の「魚住くんシリーズ」が、まんだらけとかK-BOOKSとかの中古書店で価格が暴騰しております。
　
　私の記憶している限りでは、まんだらけでの売値は、今年の春先くらいまでは１～４巻が１冊税込み315円。５巻が税込み262円でした。この時点すでに、１～３巻に関しては絶版状態だったと思います。
　そうはいっても、まんだらけにいついっても、どの巻も置いてあるような状態でした。

　で、今年の夏に入ってからかな？全巻、１冊税込み525円に値上げしたんです。
　４、５巻に関しては新刊が手に入る上、今、手元にある５巻は、新刊で495円＋税ですぜ。税込みでも519円だから、普通に手に入る新刊本より中古本のほうが高いってどういうこっちゃ！？と理解に苦しむ値段のつけかただったのですが・・・。
　なんと、2007年12月に入ってからは、１冊税込み840円に再度値上げ。
　人気が高まってるのかもしれないですけど・・・。こりゃ、すごいわ。一時の木原音瀬さんの絶版本くらいの値上がりではないかと（木原さんの場合、ノベルズが多かったので、１冊1000円以上って感じでしたけど）。

　K-BOOKSは、私がウォッチしていた限り、あんまり入荷がなくって、春先に全巻初版の５冊セットで2000円弱だったのですが、夏後半には全巻初版、帯つきセットが4000円くらいしたと思います。だから１冊800円レベルになったのはK-BOOKSが先かな。
　クリスタル文庫って、再販はあまりしてくれないんですよね。
　剛しいら先生の「座布団」なんかも、長い間、幻の本状態で、今年にはいってから剛先生がご自身で同人誌で出して、ようやく目にした人も多いという。
　剛先生みずから同人誌で出したってことは、当然、出版社と相談した上でやったんでしょうから、出版社側の「再販しない」ということで結論を聞いていたのでしょう。
　魚住君シリーズに関しては、３巻の「メッセージ」が重版かかってたと思いますが・・・。う～ん。再販は・・・・・・ないんでしょうかね。となると、今後、ますます値上がっていくかもしれません。