ペコリーノのBL読書日記

BLスキーのペコリーノのBL読書日記。素人の感想&個人的な覚書です。100%自分向けのためネタバレ全開です。

オークションのお値段を考える

2007-12-24 04:01:34 | 雑談
 先ほど、ちらりとヤフオクを見ると、BL小説なりBLマンガなり、かなり出品されていました。
 で、矢城米花先生の「王子隷属(2)」(シャレード文庫)の相場は、530円くらいといったところ。

 アマゾンで見ると、2007年12月21日発行ってことなので、つい最近出たばかりなのですが、ヤフオクには10程度出品されています。
 一番安い発送方法はメール便でしょう。本の厚さがわからないのですが、送料は160円と思われます。
 530円で落札したとして、送料が160円。送金手数料が・・・出品者が用意している銀行口座などによってはタダかもしれませんが、105円かかると考えます。
 
 となると、
 落札代金530円+送料160円+送金手数料105円の計795円です。
 定価が650円ですから、割高なような気がします。

 私のように、近くにBLが置いてある本屋さんがあれば、仕事帰りにでもちょいと本屋さんに寄って650円払って本を買えばよいのですが、オークションを利用されるような方はそうもいかないのでしょう。

 私自身、オークションで本を売ったことがあるのですが(最近はめんどくさくて、だらけやらK-BOOKSやらに売ってるわけですが)、購入された方は地方の在住の人が多かったように思います。はっきり言ってしまえば、田舎の方ですね。
 近くに本屋さんがなかったり、あっても、地域の皆さんはみな顔なじみのような世界だと、BL本も買いにくかったりするのでしょう。でも時々、東京都××区とかの方がいて「なんで本屋で買わないんだ?」と思いましたけど・・・。
 
 それはさておき、ネットオークションをするのであれば、ネット・オークションでBL本を落札される方は、ネット環境がある程度整っていると思われます。なので、いわゆるネット書店を利用する方法もあると思います。
 ネット書店の場合、一定の金額(だいたい1500円程度)以下の購入の場合、送料がかかるので、例えばアマゾンの場合、定価650円+送料300円で950円。
 楽天ブックスの場合、定価650円+送料250円で900円かかります。
 しかし、オークションでメール便で発送を頼んだ場合、事故にあったら全額ムダになってしまいます。ネット書店なら、事故にあった場合は、まず、保障があります(ただし、アマゾンはメール便事故の場合は保証はしない模様。詳しくは
http://www1.harenet.ne.jp/~mimjun/amazon/Amazon.html

 ただし、一定の金額、例えば1500円以上購入すれば送料無料のサービスをしているところが多いし、コンビニ受け取りなら送料無料のネット書店もあります。
 コンビニ受け取りに関しては、周囲に受け取り可能なコンビニがない人もいらっしゃるでしょうから難しいのかもしれませんが、1500円以上の購入なら、BL本の場合、コミックス、文庫なら3冊。ノベルズなら2冊でクリアできます。
 BL好きな人は、月に1冊しか買わないという人は少ないのでは?

 12月発売の本のオークションでの落札の相場は、
吉田珠姫先生の「神官は王を恋い慕う」が450~500円
氷高園子先生の「したたる花の純情」が350円くらい
剛しいら先生の「モカの誘惑」が350~390円くらい といったところ。
 発売後1週間以内くらいに出せば、文庫だとよほど人気のない人以外は350円程度では売れるようです。
 人気がある作家さんだと、定価-100円くらいで売れることも。100円で本を1冊読むと考えれば、昔なつかし貸本屋状態?

 ただし、ネットオークションの場合、落札された金額がまるまる入るわけではなく、手数料を支払わねばなりません。
 ヤフーオークションの場合、ヤフーに出品手数料10.5円と、落札価格の5%の手数料をとられます。
 「王子隷属2」が530円で売れたとすると、493円が出品者の懐にはいる額です。
 ただし、ここから梱包材の代金を引き、出品やら落札者とのやりとり、発送やらにかかった自分の人件費を考えて、まんだらけで250円(1/18までの限定価格)で売るのとどちらがよいか比べてみてください。

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