「ヤクザとネバーランド」砂原糖子著 イラスト:高城たくみ 幻冬舎
2007年5月20日初版 290ページ
タイトルにストレートに「ヤクザ」と入ったBL小説って、これまでにあっただろうか・・・。それはいいとして、私はヤクザ物とアラブ物はどうしても苦手だ。 . . . 本文を読む
「DEADLOCK」英田サキ著 イラスト:高階佑 徳間書店キャラ文庫
2006/9/27初版 299ページ。
「DEADLOCK」「DEADHEAT」 「DEADSHOT」と続くシリーズの第1弾。ジャンルとしては「刑務所モノ」。
主人公の日系アメリカ人・ユウトはDEA(麻薬取締局)の捜査官だったが、相棒殺しの濡れ衣を着せられ、刑務所に送られる。出所の条件として、同じ刑務所に収監中で、誰か特 . . . 本文を読む
「リロード」 いおかいつき著 イラスト:國沢智 2006/05/25初版 218ページ
「トゥルース」 いおかいつき著 イラスト:國沢智 2006/11/25初版 224ページ
主人公の河東一馬は警視庁の検挙率NO.1の刑事。科学技術捜査研究所(科捜研)に中途採用された新人研究員の神宮聡志とはソリが会わない。
1作目「リロード」では女好きの河東と、ゲイだがバリタチの神宮はあるきっかけから肉 . . . 本文を読む
「恋をしてはいけない」吉田ナツ著 イラスト:高永ひなこ ビブロスビーボーイノベル
2006年3月15日初版 228ページ
吉田ナツさんという作家さんを知ったのは、「盗作」関係のサイトを回ってるときでした。
2004年に今は亡き、ビブロスの「B-boy」からデビューされて、2005年に2冊、2006年にこの本を出されたようですが、この「恋じゃない」という作品が「盗作」だと指摘され、現在は . . . 本文を読む
「恋じゃない」 剛しいら/著 イラスト:石田育絵
さっき、アマゾンで剛しら先生の本を検索したところ、144冊表示された。
うち1つは剛しいらさん原作のドラマCDがなぜか和書に分類されていたので、正確には143冊だろうか。
絶版本が名前を変えて出版されたり(「くるみ割り」→「レッスン・マイ・ラブ」)、そのまま出されたり(「タイムリミット」シリーズとか)しているので、重複もあるんだけど、他の . . . 本文を読む
「少年はKISSを浪費する」ひちわゆか著 イラスト:麻々原絵里依
新書館 ディアプラス文庫 1998年12月25日初版 274ページ
それぞれのレーベルにはカラーがあると思うけれども、ディアプラス文庫はBLとしてはかなり軽めで、かつ、割とターゲットとしている年齢が低そうな気がする。
そういえば、先日、某まんだらけに行った時、中学生らしき腐女子2人が、委託の新刊同人誌を買おうとして「あっ . . . 本文を読む
「艶やかに、あざやかに」桃さくら著 イラスト:しおべり由生 ワンツーマガジン社アルルノベルズ 2007年2月10日発行 234ページ
桃さくら先生は、BLのレーベルが創刊されて、BL本がわりと手に入りやすくなった時期からバシバシ本を出されている、BLではベテラン作家さんの部類に入るのでしょうかね。
実は、桃先生の作品を読むのは「僕のセクシャルハラスメント」「僕のセクシャルハラスメント2」以来 . . . 本文を読む
「アシンメトリー」 水原とほる著 イラスト:高緒拾 笠倉出版社 クロスノベルズ
2006年11月24日発行 230ページ
水原とほる先生の書くものは「ボーイズラブ」というよりJUNEくさい。
攻めキャラ、受けキャラともに美形。
ともにモテモテ。
大体において受けはスカしている。この話もその例に漏れず、なんつーか、水原節であり、それ以上でもそれ以下でもなかった。
受けの香津美はジュエリ . . . 本文を読む
「華の闇」榎田 尤利 / 蓮川 愛 大洋図書 2007-05-25
パロディ同人の世界では「遊郭物(女郎物)」が出はじめそのジャンルは終焉に向かってる」という格言(!?)があるらしいが・・・・・・。
男が花魁やってる以外は普通の話だった。
しかしいくら主人公が美形だろうが、ありえなさ感が・・・・・・。
「ラブ&トラスト」シリーズ3冊。イラストは石原理先生。
お兄ちゃんのほうのカップルと、 . . . 本文を読む