「ずっとずっと一緒」佐伯まお・著 イラスト・香雨 白泉社花丸文庫
2004年1月25日初版 218ページ 514円+税
バンクーバーオリンピック開催中ですね。この話の主人公はモーグルをやっています。 . . . 本文を読む
「家元のおたわむれ」佐伯まお・著 イラスト・青海信濃 プランタン出版プラチナ文庫
もっと突き抜けてほしいと思います・・・。
ストーリーは・・・雅やかな香道家元の秘書として、住み込みで働くことになった隆平。「君の身体は淫らな香りがします」どうやら特殊な微香を発している隆平に、家元はご執心の様子。夜になると豹変した彼に犯され、隆平はそのテクニックによがり啼いてしまった!脱走しようとした隆平は、お仕置きとして座敷牢に閉じ込められ、夜ごとエッチなお稽古を受けるハメに。強引な家元に翻弄されて、被虐の快楽に堕ちていきそう というもの。
香道の師匠×その新人秘書のカップリング。
受けの秘書は、最初、無理やり致されてしまうのですが、その理由が「いいにおい(フェロモン!?)を出していたから」。
普通のものから珍しいものも含めて、BLにはいろんな職業が登場しますが、背景程度のものから、きちんと書き込みのあるものまで差があります。この話は、比較的、香道の部分もきちんと書かれていたように思います。
できれば最後の事件の解決に、もうちょっとひねりがほしかったと思います。
家元の敏感な鼻で、受けのシャンプーのにおいをたどっていけたってのは今ひとつかな。
「船宿菊遊戯」「驕る僕を愚かに抱いて」「闇に純白」のように、シリアスとみせかけてずっこけギャグな佐伯作品が好きだったのですが、↑の三作以外は今のところギャグが不発に終わっているように思います。
次作に期待します。 . . . 本文を読む
「生徒会ナイツ」佐伯まお・著 イラスト・すがはら竜 ハイランド ラキアノベルズ
2004年3月20日初版 222ページ 850円+税
佐伯先生はBL小説の賞を取りまくってるんですね。 . . . 本文を読む
「ミリオンダラーキス」佐伯まお・著 イラスト・ひたき 学研もえぎ文庫
2005年11月29日初版 234ページ 524円+税
著者名でも、書名でも、アマゾンで検索をすると、「なんでこんなものが!」みたいなものがヒットすることがあるんですけど、佐伯まお先生のお名前で検索すると、「店長自慢の生中出し 痴女居酒屋 ムーディーズ [DVD] 」とか 「性エネルギー活用秘法―偉大なる神秘パワー」なんてものがヒットします。 . . . 本文を読む
「So Sweet」佐伯まお・著 イラスト・香雨 白泉社花丸文庫
2003年10月25日初版 210ページ 495円+税
佐伯先生は「佐伯真魚」という筆名でピアスノベルズからも本を出されているようですね。 . . . 本文を読む
「恋のお作法、お教えします」佐伯まお・著 イラスト・藤井あや 学研もえぎ文庫
2006年9月25日初版 228ページ 524円+税
BL界のコメディの第一人者は誰か・・・ということになると、私は佐伯まお先生だと思います。 . . . 本文を読む
「船宿菊遊戯~今宵殿方のたしなみ~」佐伯まお・著 イラスト・竹中せい 二見書房 シャレード文庫
2005年11月25日初版 244ページ 533円+税
時は21世紀後半以降。なんだよ「以降」って!と思われるかもしれませんが、明確な説明がないのでこう書くしか・・・。
舞台は日本のかつて「お台場」と言われた場所。現在はエロ出島と呼ばれている・・・ってなんだ?この話は!
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「闇に純白(ひとひら)~引き裂かれた堕天使~ 」佐伯まお・著 イラスト・黒埜ねじ 二見シャレードパール文庫)
2008年3月14日初版 123ページ 税込500円
この本を買う数日前に佐伯先生の「船宿菊遊戯」をたまたま読んでいて、そのあまりの内容にぶったまげていたので「佐々木まお先生の本は要注意だな」と思っていたのに買ってしまいました。
だって、主人公は「暴走族のヘッド」という、これまた珍妙なものだったのです。 . . . 本文を読む