サクラソウ(桜草):色も形も愛らしい花が散形状につく。
2018年5月2日(水)、一関市我が家の2坪ほどしかない庭に、妻が植えたり、鉢に植えて置いたりして管理している草花や樹木が、このところの陽気で次々に花を咲かせ始めました。プランターに群植されたサクラソウ(桜草)が、ピンク色の花を一斉に咲かせて見ごたえがあります。
サクラソウ(桜草)サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属 Primula sieboldii
湿り気のある草地に生える多年草。葉や花茎には白い縮れた毛が多い。葉は根もとに多数集まってつき、長さ4~10㎝の楕円形で、長い柄がある。葉の縁には不揃いの浅い切れ込みがある。花期は4~5月。高さ15~40㎝に伸びた花茎の先に紅紫色の花を7~10個つける。花は直径2~3㎝。
昔は荒川流域に多かったが、現在は少なくなり、埼玉県浦和市の田島ガ原が特別天然記念物として保護されている。サクラソウは江戸時代中期から園芸化がはじまり、白、ピンク、紅、絞りなどの色変わりや、花形の変わったものなど、多くの品種がある。分布:北海道(南部)、本州、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]