peaの植物図鑑

一関市山目字中野のセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) 2012年6月20日(水)

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2012年6月20日(水)、一関市山目字中野の道路沿いにある民家の庭に植えられているセイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

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キク科 アキレア(ノコギリソウ)属 Achilea:北半球の温帯から寒帯地方に52種が分布する。属名はギリシア神話に登場する英雄アキレスAchillesの名に因む。ほとんどが多年草で、日本にも4種がある。葉が細かく裂けているので、「ノコギリソウ(鋸草)」の和名がある。頭花の1輪1輪は花径1㎝ないしそれ以下の小輪だが、多数集まって散房状に咲く。舌状花の花色は白や黄が主であるが、セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)の園芸品種のように紅色のものもある。香りがよく、また止血剤にもなるという。

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) キク科 アキレア(ノコギリソウ)属 Achillea millefolium

ヨーロッパ産の原種から改良された園芸種で、日本には明治中期に渡来した。庭や花壇に植えられる繁殖力の強い多年草。古くから解毒、打ち身、鎮痛の民間薬として利用された。草丈は50~60㎝で茎が細い。葉は独特の臭気があり、鋸の歯のように切れ込んでいる。日本のノコギリソウより葉の切れ込みが細かい。

6~7月、茎の先に直径6~8㎜の小さな頭花が多数集まって咲く。頭花の外側には5個の舌状花がある。花の色は本来白色だが、他種との交配によってピンク(淡紅)、橙、紅色などの園芸品種、’グレート・エキスペクテーションズ’cv.Great Expectations、’アップル・ブロッサム’cv.Apple Blossom、’ライラック・ビューティー’cv.Lilac Beautyなどが育成されている。冬期は地上部が枯れ、地下茎ですごす。道端にもなかば野生化したものがよく見られる。栽培:秋か春に株分けで繁殖するが、春に種子を播いてもよい。日当たりがよく、排水の良い土壌を好む。

ほかにキバナノコギリソウ(黄花鋸草)A.filipendulinaというコーカサス原産の黄花種なども栽培される。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]


今年の3月で85歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。

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