2011年5月25日(水)、一関市東山郵便局(東山町長坂字町)前にある民家の花壇に植えられているセキチク(石竹)が、真っ赤な花を沢山咲かせていました。
セキチク(石竹) ナデシコ科 ナデシコ(ダイアンサス)属 Dianthus chinensis
中国原産の多年草。野生のナデシコの代表がカワラナデシコだとすると、セキチクは栽培ザデシコの代表で、普通秋播きの一年草として育てられている。栽培の歴史が長く、品種も多い。高さは20~40㎝。葉は対生し、白いロウ質に覆われている。花は直径2~3㎝。花弁は5個あり、先は細かく切れ込んでいる。日本で改良育成された品種には、花壇に適した五寸石竹、矮性の三寸石竹、四季咲きのトコナツ(常夏)、花弁が細く糸状に切れ込んで、長く垂れる伊勢ナデシコなどがある。花の色はピンク、赤、白などがあり、八重咲きの花もある。別名:カラナデシコ(唐撫子)。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]