2011年4月21日（木）、一関市役所（一関市竹山町7番2号）の前庭に植えられている桜・ソメイヨシノ（染井吉野）が、18日、花を咲かせはじめたという「岩手日報」の記事を見たので、行ってきました。
http://www.iwate-np.co.jp/flower/11sakura/news/1104191.html [いわて桜だより：桜開花、復興へ祈り 一関（岩手日報）]
この桜は市の基準木にされているもので市役所本庁舎前に植えられています。「開花宣言」は例年より3日、20009年より8日それぞれ遅いとのことですが、市内の桜の名所でも蕾が大きく膨らんでおり、県南地方でもようやく花見のシーズンが到来するようで、週末にも見頃を迎えそうです。
「開花宣言」は旧一関市が1985年に独自に始め、合併後も継続しているもので、同市で観測を始めてから’96年の24日、'85年、’86年の22日、昨年の20日に次いで4番目に遅い記録とか。
桜・ソメイヨシノ（染井吉野） バラ科 サクラ（プラナス）属 Prunus × yedoensis cv.Yedoensis
江戸時代末期に江戸の染井村（東京都豊島区）の植木屋から「吉野桜」の名で売り出された品種で、オオシマザクラとエドヒガンの雑種と考えられている。枝は横に広がって伸び、傘状の樹形になる。樹皮は暗灰色。若枝や冬芽、葉柄、花柄などには毛がある。花期は3月下旬～4月。葉が開く前に淡紅白色の花を枝いっぱいにつける。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
