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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

幸先いい旅! 〜京都&淡路島 家族の旅〜 その1

2025-03-19 22:57:19 | 日記
年1回の母との旅行はたいてい夏に行っていたけど、24年度(?)は3月になった。
3/17(月)〜3/19(水)に休みをとっていこう!ということになり、母は月曜日午前に仕事を終えてから合流する、ということに。
私も母も中学校の非常勤講師なので仕事納めなのだけど、週4勤務の母は結構忙しい。
ちなみに来年度も週4で仕事をするとのこと。・・75歳、すごすぎる!

どこにいくか迷うといつも京都にする。
私も母も京都が大好きだから何度行っても飽きない。
そして今回は大阪に住んでいる妹夫婦も2日目に合流して、旦那さん運転のレンタカーで淡路島を回ってくれることになった。ありがたい限り!!

京都には今までいろんな場所に行っているけれど、母が行きたい!と言った場所は、京都駅より南側にある「城南宮」という場所だった。
ここ最近、大河ドラマなどで話題になり紫式部も行ったという場所で、枝垂れ梅と椿が美しいことで有名だそうだ。
京都駅の南側って大学時代に住んでたのに、全然知らなかったなあ。。。


京都は市バスがえらく混むし、地下鉄東西線ができてから少し便利にはなったものの、基本、観光名所って結構歩かなくては行けない。
でも母が元気とはいえ、あまり長時間歩かせるわけにもいかないから、できるだけ楽にいける方法を調べることになる。最近、母の足に神経痛が出ることがあるから。

城南宮へは市バスでもいけるけれど、京都駅の八条口付近から出発する「京都らくなんエクスプレス」、通称REXバスというのが早くて便利そうだった。



13時半。
30分ほど前に京都に到着した母が、京都駅なかのお土産物屋さんを散策しつつ私の到着を待っていた。
正直にいうけど、私が遅刻した(笑)。
午前中から来てぶらぶらしとくつもりだったのに、起きられなかった・・・指定席取ってなくてよかった・・・。
急いで電車に乗って何も食べてなかったから気持ち悪くなってしまって、顔面蒼白で京都駅についたのだった。駅なかにあるご飯屋さんで母とあさりうどんを食べて、やっと少し元気になった。
母がしみじみと「あさりって春の季語、春を感じるわ。」と、なんとも国語教員らしい発言をして今回も旅が始まった。

そうなんだ、知らなかったわ・・。


京都駅の中にある「都シティ 近鉄京都駅」に連泊することにしていたので、先に荷物を置く。
このホテル、新幹線改札から1分!
しかもBooking.comで予約して20%割引があったといえ、大人2人2泊で22720円って安くない?!比較的綺麗だし、途中、休憩ドリンクサービスっていうのもあるし。
あまりの便利さに母が「ここがいい!」というので、今回もここを宿に。

REXバスの乗車口を探そうと八条口に行くと、そこにはちょうどタイミング良くそのバスが。
1時間に1、2本しかないバスがちょうど来ていて、幸先いいね!と乗り込んでいざ城南宮へ。20分もかからないくらいだった。
そして・・・・・そこには思いもよらぬ桃源郷が待ってた!

AI画像?って思うでしょ? 写真に撮って私も思った!
でもこれ実物。あまりの美しさにもうびっくり。
椿も自然に落下してこうなってるみたいだけど、まるで舞台美術みたい。
庭園に入場するには1人1000円かかる。最初は高くない?と思ったけど、この状況を目の当たりにしたら妥当かもって思った。
ちょうど今、「しだれ梅と椿まつり」という行事が開催中。

「曲水の宴」というのも有名らしくて、奈良時代から平安時代にかけて宮中で催された歌会を再現した行事で京都を代表する年中行事とのこと。ここの小川で行われるとのこと。ここも美しい。

精一杯美しく咲こうとしている花々に、思わず、「綺麗ですね」「可愛いですね」とか話しかけてしまった。そんな気持ちになってしまうほど、個性豊かな花々がたくさん。
自然の造形物の美しさには、人間が作ったものなど敵わないな。

お天気雨の不思議な天気でめっちゃ寒かったので、美味しいコーヒーを飲みたいね、と母。
それなら!
コーヒーにうるさい母に、是非とも紹介したい珈琲店があったのだ。

REXバスで京都駅まで帰り、そこから地下鉄烏丸線と東西線を乗り継いて京都市役所前、そこから河原町通を徒歩で下ること数分。
1950年創業の京都で最も古く、そしてとてもコーヒーが美味しいと言われる「六曜社珈琲店」へ。豪華客船をイメージして作られたという店内はとても落ち着く。
1階は喫煙OK、地下は禁煙というので、地下の店にした。

母も納得のコーヒー。そしてここに写ってないけど、名物のドーナツもボリュームたっぷりで美味しかった! 
写真に写っている斜めの板のところは扉があって、それを開けると階段になっている。
階段を登ると1階と共有しているトイレがあるのだけど、そのトイレが!階段が!
めっちゃ昭和!レトロ感がたまらない!(笑)
江戸川乱歩の小説に出てきそうな階段。好きな方にはたまらないかと。


ここまで来たら夕ご飯は京都の歓楽街、先斗町でしょう!ということで、先斗町へ。
通り過ぎる人がみんな海外の人なのには驚いた。あと、牛肉のお店が多かった。
私と母は野菜のおばんざいが美味しいというお店へ。
梅酒を飲んでおばんざいを食べて満足な母。私も春大根やお魚を食べてのんびり。

軽度の認知症の父のことで心に疲れが溜まっている母、普段電話で色々聞いているけど、やっぱり面と向かって話さないとわからないこともある。
母の苦労や心痛が伝わってくる。でもそんな中、母は前向きで明るい。
父も旅行に連れて行きたいけど、歩くことが困難だからなかなか難しい。
母も神経痛が出て足が痺れてしまうことがあり、両親も年齢を重ねてきたから調べることが「バリアフリーで対応できる宿」とか「歩くのが少ない観光地」など、旅行のスタイルが変わりつつある。

どんなにそれぞれが変わっていっても、一緒に毎年何処かに行きたい。
そのために、頑張って働くぞ!と決意を新たにした1日目。
続く。


















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