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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

ブラックボックス

2012-05-15 22:01:17 | 日記
豆乳コーヒー二杯目。眠いから。
最近、とにかく眠い。
食事には気をつけているつもりだけど、放射能の影響?とか考えてみる。
内部被曝していると身体がだるくなるらしい。
水もずっと、水道水は飲食用に使っていない。
魚も牛乳も口にしてない。でも心配だ。
ただの睡眠不足だと思いたい。

それは(重大だけど)置いといて、
朝起きたとき、何かの単語がぼーんと頭に浮かぶ事がある。
そういう話を誰ともしたことがないので、他の人もそうなのか
そうでないのかわからないけど、とにかく浮かぶ。

今日は「流し雛」だった。
前後の脈絡なんてわからない。ただ、単語のみ浮かぶ。
ちょっと前は、ほぼ忘れてしまったけど、
なんだか現代美術家っぽい外国人の名前だった。
浮かんだときにメモるか、何度も唱えておかないと、
目が覚めてくるにつれて詳細を忘れてしまう。

今日は朝起きてすぐ何度も声に出して唱えてみたので覚えている。
通勤電車の中で「流し雛」をなんとなく携帯で調べてみた。

【流し雛】
流し雛(ながしびな)は、雛祭りのおおもととなった行事です。
雛祭りの源は、3月3日の上巳の節句の薬草摘みでしたが、
やがて人の形をした紙の人形(かたしろ)で体を撫でて、
それを川に流すことで穢れを祓い、災厄祓いを願いました。
流し雛は、源氏物語の「須磨」にも出てくるほど歴史ある行事です。
やがてこの行事が宮中のひいな遊びへと発展し、雛祭りへと変わっていきます。
現在でも流し雛は、各地に残っています。

・・・・・。
今の自分に何が関係あるのかわからない。
厄払いでもしろってか。
・・・しよかな(。。;)。

夢の中の1シーンだったものが、物語と切り離されて、
現実の中にぽとっと落ちてきたのだろう。
こういう意味のよくわからない単語が、朝突然、頭に降って来る。

授業以外ではあんまりしゃべらないし、仕事も大抵1人で
美術室に閉じこもってしている。
終わったら早く解放されたいので、そそくさと帰る。
私の1日は規則正しくて、そして単調だ。
どこからへんてこりんな単語が出て来るんだろう。
人間の心とか頭って、一体どうなっているのだろう。

先日購入した「よくわかる キリスト教美術」の本を読み終わった。
それにしてもキリスト教の話は良くも悪くも劇的で、人の心を引きつけるものだ。
長い間にわたって、人の心を支配してこれたのもよくわかる。
絵画の中で棕櫚の木を持っている人はたいがい殉教者だってのははじめて知った。
絵の中で、殉教者を讃えている。
しかし何かの思想のために死を選ぶってのを拍手喝采するのは、やっぱり残酷だ。
で、信じない人間に対しても徹底的に残酷なんだな、キリスト教。
宗教美術を見ると、それを信じる人々の精神構造をも見ることにもなるから面白い。
人間の心と頭の中は、ほんとうに摩訶不思議。

明日の朝も、何か前後文脈意味不明な単語が飛び出すのだろうか。
まさに人の頭と心はブラックボックス。
面白い謎は、案外自分という身近なところにあるのかもしれない。