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しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

陣太鼓のとおい記憶

2012-05-01 22:32:10 | 日記
5月になったとたん、ちょっと蒸し暑い。
誕生日月だから大好きな5月だけど、ここまで急に気候が変わると・・・。

軽く衣替えして、白いシャツ。白い色の服は一番好き。
ただ、汚れが目立ってしまうのが難点だ。
朝から豆乳コーヒーを買って、一本遅れてバスに乗った。
1時間目が空いてるというだけで、この心の余裕っぷりったら、ない。

体育大会の大縄練習では、うちのクラスは、跳べない。
昨年度のクラスは優勝したから、なんだかちょっと不甲斐ない。
苦手でも一生懸命頑張る女子に対して、ダラダラの男子。男子が主にひっかかってる。
勝つのが目的ではないけど、最後の体育大会なんだから、
「よっしゃー!!」っていう気合いぐらいは見せて欲しい。
男子は気合いがかっこいいんだけどなあ・・。

学年会議の時、九州出身の先生がゴールデンウィーク前半に帰省してて、
お土産を買ってきてくれたのでいただく。熊本の名菓だという。
『陣太鼓』という和菓子。
包装紙を開けようとするも、なかなか開かない。
ひたすら開けようとなおも頑張っていると、
隣に座っていた先生が、違うよーこうだよーと教えてくれた。
決まった開け方があるらしい。なるほどだった。
家に帰って、ネットで調べてみた。↓



紙缶詰っていうんだ。特殊包装。
もう、ものすごく美味しくて感動!!
(九州まで買いに行けないので、お取り寄せできないかなあと早速調べてみたのでした。。。)

それにしても昨日から、和菓子に特化してるブログになっている。
この際もう、和風スウィーツブロガーに転身するかな。
・・・この生半可な知識じゃあ、それはムリか・・・。

しかしこの陣太鼓、どこかで食べた事がある気がした。
懐かしい、こうやって紙ナイフで切ったことがある気がする、既視感。
いや、既触感、そんな言葉ないけども。
誰かのお土産でいただいたんだろうか。
全くはっきり覚えてないのだけど、
こうやって切る時のさくっ、ふにゅっとした触感と、
求肥の白いところがとても美味しかったという味覚の記憶が、
脳の奥の方に、遥か遠い昔の記憶として残っていた。

視覚と違って、妙に生々しい触感と味覚の記憶で。
きっと、かなり小さい頃の記憶だろう。
母が九州の大学出身で、九州に知り合いが多いから、
母の友人がくださったものかもしれない。
懐かしくて、美味しくて、とても不思議だった。
いつもは刺激されないそういう感覚が刺激されたせいだろう、
世界が少し違って見えた。

なんだか新緑の5月なのに、今日は世界がセピア色をしてた。