murmure de tous les jours

日々浮かぶよしなしごとを書き綴る...公開ひとりごと。

2009年梅仕事

2009-06-30 22:49:13 | レシピ、保存食、作った料理
手術から5日、抜糸も済み、私としては「完治」(笑)。早歩きだってできるんだぜ!

しかし仕事は今日まで休んだ。なぜなら、せねばならぬ事があるからで(麻生さん風)。

それは梅仕事!

いやー疲れた。通勤電車に乗って会社で仕事するよりよっぽどハードな一日になった(笑)。

今年は梅5キロ購入。うち3キロを近畿地方の梅農園から取り寄せたもので…高かった。最高級完熟南高梅3キロで3900円+送料800円+クール便や支払い手数料500円=5200円。大地から梅酒用青梅(和歌山産じゃない)1キロ1200円くらい、残り1キロは近所のイトヨーで南高梅の青梅800円。計7200円!

作ったものは、
・梅干し2キロ(完熟南高梅)
・梅ジャム1キロ( 〃 )→できたジャムの量は700g
・梅酢1キロ(大地の梅)
・梅シロップ1キロ(イトヨー青梅)
今年は基本的なものだけにした。

ついでに、去年作った梅干し16粒を種を除いて裏ごしし、梅肉にしてタッパーに詰めた。この作業がまた、腕がつりそうで…。ほんとはぜんぶ梅肉に、と思ったけれど途中でギブアップ。20粒ほどの梅干しは小さいタッパーに入れかえて、梅肉タッパーとともに冷蔵庫へ。

ジャムはいろいろな大きさの瓶に4つほどの量ができた。瓶に入りきらなかった分はジャムパンを作ったり、ヨーグルトに混ぜたり。梅1キロを2回湯を替えてゆでこぼし、ざるに上げて冷ます。種を除き、裏ごしして砂糖150gを加えて火に掛け、5分ほど煮たらはちみつ400gくらい(目分量)を加えて15分ほど煮た。高い梅(3Lよ!)だけあって色がめちゃんこ綺麗。いつもは黒っぽい沈んだ色で、渋みのある酸味が強い味になるのだけど、今回は鮮やかな黄色でフルーティな味に仕上がった。蜂蜜がよかったか?

うちはふたり暮らしなので、人にあげる予定。ふと計算したのだが。ジャムの材料費はでき上がり700gに対して2100円くらい。小さな小瓶100gが300円くらい。もし売るとしたら、人件費やらいろいろ加えて…ひょえ!こんな小瓶で500円くらいになるかあ。おいしいジャム屋のジャムがやたら高いと思っていたけど、なんとなく納得。ジャム屋にはなれなそう…。

梅酢はいつも通り、梅1キロ、氷砂糖1キロ、酢1キロ。酢はナチュラルハウスの米酢と鹿児島の黒酢を半分ずつ。

梅シロップはいつもは氷砂糖を使うのだけど、今年はきび砂糖1キロにしてみた。一番安いイトヨー青梅だけど、状態は最もよい。

梅干しは塩分18%で冒険せずに。湿気が強いので、焼酎で念入りに容器と梅を洗って入れた。やっぱりうちの壺に3Lサイズの梅2キロは無理がある…つい大きい方がいいような気がして買っちゃったのだけど、2Lでいいかも。

…と、私の「梅ばあさん」への道も順調に7年目。梅酢だけでも3つの大瓶になったので、せっせと夫に飲ませ、私も飲み始めた。

手術について

2009-06-29 16:53:43 | からだ・健康のこと
手術は無事、終わりました。1泊だけの入院だったけれど、全身麻酔下での手術はそれなりに大変でした。以下に記しておきます。

前夜から絶食をして6/25(木)朝、入院。2人部屋に入れられる(使うのは私だけ)。

すうすうする手術着とぴったりして苦しいストッキングに着替え、浣腸、剃毛などをする。私はこういうの、まったく恥ずかしくない。そして点滴。

点滴には苦い思い出がある。5歳の時盲腸でひと月ほど入院したが、血管が細い私は点滴に難儀し、何度も針を刺し直したり、あげく腕に刺すところがなくなって、後半は毎日両手首にぶすりと刺され、絶叫した記憶がある。献血や治療の際も看護師さんが苦労することが多い。

注射はよくやるけど、点滴は随分久しぶりだなあ、と思うと同時に、なんとなく不安な気持ちが湧いてくる。果たして、やっぱり痛かった…普通の注射針よりも柔らかい素材の針なのに、きゅーっと腕をつねられるように強い痛みが。刺したはいいけど、1時間くらいしたらぶわーっと左腕が腫れてきて、看護師さんが「あら、腫れてますね。刺し直しますね」と器具を持ってきた。点滴の液が漏れたのか、腕が痛い。刺し直し、それからまた1時間ほど部屋で過ごす。

昼過ぎに人工授精。今周期は手術のためにピルを飲んで排卵を止めていたので懐妊の可能性はないが、フーナーテストの意味合いで実施した。これが痛くて…!人工授精って無痛が基本じゃないのか!夫の精子の状態は問題なし。

手術は午後2時からの予定だったが、30分ほど遅れて手術室に入った。両脚にはエコノミー症候群を防ぐための血流を促すマッサージ器が取りつけられ、肩に注射される。酸素マスクみたいなのをかぶせられると、ものの5秒ほどで意識がなくなった。手術時間は2時間弱だったよう。

「ぱたさーん、聞こえますか」と麻酔医の呼びかける声で意識が戻る。気がつくと病室のベッドの上に寝かされていた。酸素マスクをしろと言われたが、息苦しくて何度もはずしてしまう。血圧計が右腕に巻かれて定期的にぎゅーっときつくなり、心電図みたいな機械がそばにある。足が暑くてきつくて苦しい。尿管みたいなのもつながれていて、尿意は感じるのに出なくて苦しい。寝返りも打てないから腰が痛くなってくるし、のどは痛いし、点滴してる左腕も痛むし…夕方から夜中まで、浅い眠りに落ちながらも苦しくて起きてしまう、を繰り返す。この数時間がきつかった。

日付が6/26に変わったくらいに看護師さんが部屋に来て、機械をどんどんはずしていった。尿管と足の機械が外されて、すごい開放感。しばらくして、「起きてトイレに行ってみましょうか」と促される。

ちょっぴりとはいえお腹を3か所切っているので、ズキズキと痛む。そしてお腹に力を入れられないので(痛くて)、寝返りや起き上がることができない。そしたら看護師さんがそばにあるリモコンのボタンをピッと押して、ベッドがぐいーんと起き上がってきた。一歩踏み出すのが怖かったが、なんとか歩くことができた。

トイレまで近かったが、ゆっくり点滴支えみたいなのを押しつつ歩く。個室に入って、尿を出すまで数分…怖いものだ。でも無事に排尿でき、看護師さんに連れられて病室に戻る。

それから後は眠って、夜明け頃から尿意で目が覚める。朝になるまで、3回くらいひとりでのそのそ歩いてトイレに行ったかな。お腹が痛むがそれよりもトイレに行きたい。水は一切飲んでいないが、点滴で何リットルも入れてるからねえ。

7時過ぎ、再び点滴している腕が腫れ上がってて、今度は右の肘付近(内側)に刺し直し。抗生物質の液体も入れられる。

朝8時頃に院長に呼ばれ、小さな部屋へ入る。手術の説明を受けるからだ。そこにあったテレビで「マイケルジャクソン死亡」のニュースが。院長先生、しばしテレビに見入ってしまい(笑)。

手術の映像を早送りしたり静止したりしながら説明を受ける。「超音波では右側だけが嚢腫かと思ってましたが、両側に嚢腫がありました。お腹の中を見てみたら、左側の癒着がひどくて、あまり機能してない感じだったね。癒着してる部分をきれいにして、嚢腫部分を取りのぞいたけれど、全部取ると卵巣が小さくなってしまうんでね。一部あえて残してあります。こうするとどうしても何年後かに再発しやすくなってしまうので、再発する前に何としても妊娠をしたいところですね」

右側に大きくあった嚢腫はチョコレート嚢腫で、メスで破られ、どろっとした血液みたいなのが流れ出る様子が写っていた。「卵管は左側は通っていなかったね。でも、きれいにして水を通したら通ったので、数周期は妊娠しやすい状態でしょう。今は両方通ってるからね。でも、人工授精した精子が見えないんだよね…」うーん、これはピックアップ障害か。

先生の見た感じでは、タイミングなど、自然妊娠もできないことはないけど、早めに体外受精にステップアップして、早く妊娠できるようにした方がいいのでは、ということだった。

病室に戻り、ポタージュスープとフルーツジュースの食事が出た。限りなくクノールカップスープっぽい味のコーンポタージュと、パックで給食などに出るフルーツジュースの味だった(笑)。

そのままお昼過ぎまで点滴をして、2時過ぎに退院。夫に「迎えに来なくてもいいよ」と言ったが、ふつうはみんなお迎えが来るみたい。ついでに手術後の説明も家族同伴が基本みたいで。ひとりで駅まで歩いたけど、さすがにちょっとつらかった。

こんな感じ。どんなに経過が順調でも、入院が短くても、全身麻酔でお腹を切ったのだから1週間ほどは安静が必要みたい。私は翌日、翌々日と出かけてしまったが、生理のようなけっこう多量の出血が続いている。

2斤パン

2009-06-28 22:43:27 | パンについて
ワード大会ってことで、私はパンを焼いた。病み上がりだけど、頑張った!

合羽橋で買った2斤型、初めて使います!
ホシノの酵母で焼きました。

横から。



角度を変えて。角がちょっと丸いなあ。



もう一度。



切ったらこんな量になった。



このパンにジャム3種をつけて。完食しました!
2斤ってボリュームがあって「パンを焼いた!」という達成感が得られる(笑)。

見間違いかと思った

2009-06-27 22:56:31 | 日々のこと(それ以外)
今日はワードの団体参入。夫は前から参加を予定していた。
私は術後2日とあって、当然欠席と思っていた。自分でも。

しかし夫は「一緒に行こう。ゆっくりでいいから」と譲らない。あのー私、全身麻酔で手術したんですけど…。

手術の翌日退院したが、やはり普通は歩いたりせずに車で移動するものらしい。ていうか、ふつう同じ手術をした人は翌日に退院したりしない。1週間くらい入院する人がほとんど。15分程度とはいえ病院から駅まで歩いて帰った私は熱が上がり、下痢が止まらない。こりゃ、明日の神殿参入はやめといた方が無難だな、と思った。

夫に前日夜、その旨を告げると「えー、行くべきだよ!死んでも行こう!だって君のお父さんの儀式の日じゃないか」とあくまで行くことを勧める夫。私もふつうの体なら多少無理して行くわよ。でもさあ…ついには「君が行かないなら僕も行かない」と言い出す始末。

で。行ってきましたよ、神殿に!なんとなく、神殿に行けば痛みはなくなるだろうという気がしていた。果たしてその通りになった!ほんとにあの中ではなんともなくなり、洗いの奉仕もできた。夫が身代わりとなったうちのおやじのセッションにも入れたし。

ずっとおやじのことを考えていた。おやじのあらゆる悪行…じゃなくて、あらゆる思い出がたっくさんよみがえって。おやじのせいで散々苦労した、なんでこんな家庭に生まれたのだろうと何度も何度も思ったものだが。

私は今だけじゃなく、ずっと幸せだったのだと気がついた。実感した。心から。おやじは心の弱い人だったけれど、私もその弱さを受け継いでいるけれど、私の父親はあの人しかいない。どこをどうひっくり返しても、血のつながりはどうであれ、私が「お父さん」と呼び(今じゃおやじ呼ばわりだけど)、記憶の中にがっちり居座っている人物はあの人ひとり。そして、また会いたいと願う父親も、彼だけだ。

おやじ、待たせたけれど、儀式の日に一緒にいられてほんとによかった。と思った。夫にも感謝。「死んでも行くべき」という信仰を示してくれたので。


ピザ

2009-06-25 08:01:15 | パンについて
今日から入院です。夫のためにピザを焼きました。

ホシノのピザ生地はおいしい~。具をのせて。



夫が風呂に入っている間に焼きます!



バジルはベランダになっていたのをちぎってのせた。チーズはパルミジャーノのかたまりのを薄く切って。ピザって何をのせてもおいしくなるのが不思議だわ。

行ってきます!

たった2日で

2009-06-24 10:44:07 | ガーデニング
見違えるほど大きくなって。


トマトの実が!




なすも大きくなったよねえ。




プルーンは重力に屈し始めました(笑)。




ブラックベリーは秋色にたそがれて。




そしていちご!大きくなって…!




そんでもってブルーベリーの色はどんどん紫色に。

薔薇に降る雨/amourそれは…

2009-06-23 23:39:10 | 趣味
タニは退団してしまったけれど、日記を書いていなかったので。

手術の2日前、夜公演に行ってきた。
タニウメの最後の姿を見るために。

タニのいちばん古い記憶は、大学生の頃。3人で大学帰りに1000days劇場に通っていたあの楽しい日々、まだまだ年上のトップさんばかりだった中、ついに私たちと同年代のジェンヌが出てきた、と大騒ぎしたような。

マミさんのお披露目公演だったか、「エルドラド」で。エトワールが男役、それも椅子からひっくり返りそうになる驚異の歌唱力(笑)。それがタニだった。まだ研3くらいだったかな?

以来ずっと劇団の大抜擢を受け続け、私は就職とともにヅカから離れたけれど、戻ってきた時、彼女は月組ではなく、宙組の3番手になっていた。歌は相変わらずだった(笑)けど、華やかさも変わらずで。そして遂にトップになった。

ファンじゃないけど嫌いでもなく、宙組を観るのは楽しかった。ここだけの話、チケットも取りやすかったし。それは何より、発光するトップ、タニのなせる業だったのね。あ、らんとむも大好きだけど。

最後が正塚作品ってどうなの、と思った。何と言っても「大丈夫?」の場面。うへーと腰がくだけた(笑)。作品に恵まれなかったタニ、最後くらいもうちょっと何とかならなかったの、と私ですら感じたわ。とうこのこれでもか!っていうラスト作品もどうかと思ったけど、やっぱりあれくらいの意気込みがあった方がいいよねえ。

なんかさらっと終わってしまった。そんなにすっといなくならないで。引き留めたい感じ。

この後をらんとむが引き継いでくれたら、と願ってしまう。あーらんとむ大好き!


第2弾

2009-06-22 10:37:16 | ガーデニング
先日収穫の喜びを味わったいちご、第2弾ができてきた!



なすもあら!実がなってる!



トマトもぐいっと大きくなった。



そしてそして。ブルーベリーが色づいてきたよ!



ほとんど園芸セラピーの世界(笑)。癒やされてまーす!