murmure de tous les jours

日々浮かぶよしなしごとを書き綴る...公開ひとりごと。

はちみつ豆乳パン

2008-11-30 23:07:38 | パンについて
VTのワークショップのためにパンを持ってきてください、と言われ、何を持って行こうかと迷った。

こういうのは、最初が肝心(?)。最初に「パンが上手なのね」と思ってもらえるように頑張らなくては。

そういう、いやらしいことを考えた私の浅はかな思惑は見事に打ち砕かれた…色塗りが切羽詰まって、パンどころじゃなくなってきた!

でも持っていかなければ女がすたる、ってことで(それほどのことじゃないけど)結局ベーカリーではちみつ豆乳パンを焼いた。作ったとも言えないのだが、持っていくことに意義がある、とオリンピック精神。

もうこのパンは何度も作っているので、見なくてもぱっぱと材料入れられる。夜中にぐわっぐわっと機械がこねる音が響く。

当日はすごいパンばかり。なんといってもアンパンマン!ちゃんと顔になってて、1個ずつで、中身はチョコクリーム!すごい手間だ~。レーズンぎっしりのカレンズ、オレンジピールがきいた丸パン、ごまパンなどなど。プレーンなパンやピザなどもあり、たくさんの種類が並んだ。1番ユニークだったのは、キムチパン!会長のSちゃんが、手作りキムチ(これもすごいよね)を何とか減らすべく考案したとか。マヨネーズとあえて、丸パンの具にした惣菜パン。とってもおいしかった!

むむ、このワードのパンレベルは相当高いわ。完全負けてるっていうか勝負にもならない…と恥ずかしい思いをしていた私に、隣の席に座ったM姉妹が「ねえ、ぱた姉妹が作ったのどおれ」と聞いてきたから「あのフツーの食パンみたいなやつです」とやや投げやりに答えると、彼女はささっと走って私のパンをとり、ぱくっと食べた。「これ、すっごいおいしいんだけど」とひと言。そう?と嬉しくなる私。

他にも若い姉妹に「どうやって作ったんですか?もちっとしてすごくおいしい!」と言われ、気分がよくなってきた(笑)。社交辞令か?でも見た目の地味さよりかはおいしいと思うのよ。BHの天然酵母入れたし。こんな感じでなんとか無事にパンデビュー。

Y子ちゃんの旦那さんにも「この前はパンありがとうございました。これからもこの調子で…(笑)」と言われた。あれはどう見ても固かったけど…温め直して食べたら大丈夫だった、とのこと。よかったよかった。

絵心あります

2008-11-30 19:00:42 | 趣味
私は高校入学した時、美術部に入った。

もともと絵は好きだった。小さい頃、らくがき帳に飽かず少女漫画ちっくな絵を描きまくり…くる日もくる日も。母親も、私は鉛筆さえ握らせておけば何時間でもひとりで静かに遊んでくれる、と思ったらしく、紙と鉛筆は豊富にもらえた。実際、絵を描いてる時は熱中して一言も発しない、大人しい子どもだった。

幼稚園で盲腸になり、初めての入院生活で出会ったドラえもんにはまり、漫画の世界へ。オタクってほどでもないが、とにかく漫画ばっかり読んでた。

小学生の頃、「デザイナーになりたい」と将来の夢を語る。友達に「ぱたちゃんがデザイナーとしてデビューしたら、私に服作って」と言われ、いいよと安請け合いする。服にも興味があったが、この頃は単にデザイン画を描くのがカッコよく感じた、ってだけだった気が…。それでもいろいろな服を着たマネキンみたいな女のひとの絵を何十枚と描く。

同じく小学生の頃、図工の時間が好きだった。写生が得意で、桜の木を描いた絵が中国に出品された。お寺の絵は文化祭で賞を取った。自分でも「絵が好き、描くのも好き」と思っていた。

中学時代、文化祭で3年間壁画チーム(貼り絵)に参加。3年生の時はチームリーダーとして下絵の選定、下絵描き、色の指示を出すなどほぼ壁画制作の全権を握る。目指すは学校で1番と太鼓判押される学校長賞。なんだか異常に学校長賞を「獲る」ことだけに燃えてたクラスがあり、ライバル視されていろいろ言われたが、私は作品の完成度を重視していたので、でき上がった作品を見て自分たちのクラスの壁画が一番素晴らしいと確信。見事、学校長賞取りました!ちなみに下絵のモチーフはミレーの「落ち穂拾い」、他のクラスは色紙を切っただけのを貼って平坦な色合いだったが、私は和紙を自分たちで染め、ほんとの印象派みたいにグラデーションを出して淡い色彩にし、大人っぽい仕上がりに。これはすごく大変だったので、今だに印象が強く、私の中学時代の重要な思い出になっている。

中学時代の絵は自分でもうまいと思う。特にクロッキー。もちろん素人だからどこにでもいる程度なんだけど、ぱっと見て「うまいね」と言われることは多かった。

そんで高校時代は満を持して美術部に入部!…と思いきや、新体操も大好きだった私は入学してわずか3か月で中学時代の部活の仲間と女子新体操部を新設するべく美術部を退部してしまった。だから、高校時代はたっかい油絵の具セットを買ったものの、静物画を1枚描いたのみでやめてしまった。

浪人時代、姉の子の幼稚園グッズに手描きでアンパンマンやらトーマスやらをひたすら描かされる。

大学時代は自分では描かずに西洋美術史の講義をたくさん取った。実際に美術館に行って見学して、その感想をレポートにして提出、という課題が面白くて。井出先生の講義が好きだった。最初学芸員の資格を取りたいと思い、シラバスとにらめっこ。しかし必修のフラ語の講義が多すぎて、学芸員課程を取るために必要な講義を受けられず、泣く泣く断念。ま、すごい難しいって聞いてくじけたというところもあるけど。

キュレーター、学芸員、絵画修復などどう考えても現実的でない職業に憧れたのも、若さの特権というか…一番好きな画家はデュフィとマティス。生きる喜び、音楽を奏でるような色彩。私は美しいものが好きだ。

大学時代はヒマさえあればせっせと美術館展に通ったが、就職してからはめっきり減ったなあ。高校時代の美術部仲間(彼女たちは3年間やり通した)がこちらにいるので、3人でたまに行ったりするくらい。そういや、ひとりで行くことなくなったなあ。

就職してから、絵というよりも色彩とか色に興味が湧いてカラーコーディネーターの勉強をしたいな、と思ったけど叶わず。でも、「ぱたちゃんはおしゃれよね、色合わせがステキ」と言われることはけっこうあったぞ。おしゃれと言われたければ色味を合わせればいいのだ。これは母から学んだ。プロに見てもらった私のカラーはスプリング。なるほど、確かに鮮やかな色は好きだ。コーラルピンク、スミレ色が大好き。あとエメラルドグリーンとトルコブルーも。

仕事は編集のみでデザインはノータッチだが、独学で勉強しようかな…と思ったことも。あと、料理のみならずテーブルセッティングやクロス、食器にも興味あり。こちらはスクール通おうとしたけど、フラメンコ始めたから頓挫した。でも、食卓周りの小物を見たりするのは大好き。

えっと、絵から離れてきたが…今はねえ、ちょっと絵画スクールなるものに興味がある。本格的なやつじゃなく、軽い趣味系の。刺繍教室とどっちがいいかな、って感じ。もちろんパンが一番料理が二番だけど、ものにしようってことではなく、絵を描いてみたいなって。水彩の企画でもらった色鉛筆と絵の具、たっくさんあるので…今回のRSの頼まれごとで色塗りして、なんか楽しかった。もちろん、理由はわかっている。締め切りがあったから(笑)。人間、目的とか目標がないとがんばれないのよ…

絵心あります、なんてタイトルつけたけれど、今は絵心なんてないとはっきりわかった日曜日(笑)。ささーっとかわいいイラストを描ける人を尊敬するわ。すーちゃんのシンプルさはほんと完成度高いぞ。

逃避

2008-11-29 23:25:51 | 食べた物(外食)や買った物、ほしい物
色塗りに行き詰まった。あまりの枚数に。

王様のブランチが佳境に入るあたりでそそくさと外出の仕度。まだあと軽く2/3は残っているのに(しかも前日)、私はここから逃避するのだ~

学生時代も試験は前日一夜漬け、試験前に限って掃除したくなって…のくり返し(笑)。断言しよう。人の性質は、簡単には変わらないのだー

こんな時になぜか二子玉川に行きたくなったが、辛うじて私の理性がそれはあまりに危険だ!と告げる。そこで電車で20分弱のところへ行くことにした。

ずっと財布を買い替えようと思って見て回っていた。財布はデザインよりも使い勝手が大切。ポケットの数、小銭入れの位置など細かくチェックした。そしてようやくニナリッチかラシットの2択に絞られ…ここの駅ビルにラシットのお店があるので、そこで買うことに決めた。

その時、Aちゃんからメール。「今、○市(私の住んでる所)に来ています。団地に応募しようと思って」ですって。あら、いいじゃない。リニューアルしたマンモス団地の新築物件が応募開始、と広告入ってた。今日から内覧できるみたい。うちから自転車で15分くらいかな。お茶しようと思ったけど、それは叶わず。

無事財布を購入し、すぐそばにある丸井に初めて入ってみたら(そういや私ここのところ丸井によく行くな)、思いがけず地下にはショッピングモールやジャスコのようにフードコートがあったので遅めの昼ご飯としてうどんを食べた。

近くに30代くらいの父親と娘3人(お姉ちゃん5歳くらい、妹たちはそっくりで多分双子、3歳くらい)、という組み合わせが座ってハンバーグ食べてた。その双子ちゃんのかわいいこと!前髪パッツン、おかっぱで、何となく雰囲気のある子だった。お父さんはみんなのご飯をいろんなお店から調達すべく走り回ってて、その間足をぶらぶらさせたりしつつも、3人で座って待っていた。お姉ちゃんの子は割と良い子に座っている。が、下のふたり、途中で言い合いを始め、片方が泣き出した。なんか勝手なこと言ってるの。「もう、○○ちゃんは食べない!」とか意地張って。それがまた、かわいい~。

あー、ひとの子ってかわいいよなあ。端から見れば、とってもほほ笑ましくて。お父さんがいない間ちょっと見張っててあげようかしら、とか思わず思っちゃったもん。このご時世、かえって私が犯罪者みたいに見られるかしら。でも、それほど動きも激しくないし、お父さんも度々戻ってきたから大丈夫そうだったけれど。

SやとSなも公共の場でそれほどぐずるようなことはなかったけれど(目を光らせていたし)、行儀が悪いとかうるさいとかちゃんと座って食べなさいとか、とにかく「できてない」部分に目がいっちゃうのは親だからかなあ。いやもちろん、公共の場での最低限のルールはしつけないといけないと思う。走り回る子とか、勘弁してって思うもの。

でも、責任感や世間の目がもろに気になって、子どもそのものの面白さとか、子どもとの時間をなかなか楽しめなかったなあ、とも。「世間の目」になって親子連れを見ると、お父さんひとりで頑張ってるなあ、今日は奥さん休ませてるのかなあ、もしかして父子家庭じゃないだろうなあ、服もかわいいし…あー子どもってそうなんだよね、じっとしちゃいないよね、とか、けっこう優しげに見守る自分に気づいた。当事者になると途端に余裕がなくなる…

丸井の食品売場に大好きな魚力も発見し(笑)、これで大晦日の買い物はここでできるわ!と嬉しくなって帰途に就いた。夫に報告せねば。

自分の駅に戻ったものの、なんとなくまだ帰りたくなくて、ついつい、Aちゃんが応募するという団地まで行ってオープンハウスを見学してしまった。私って、馬鹿…

私は団地に7年ほど住んだけど、今の団地はすごい!私の所はリニューアルで、十分綺麗で使いやすかったけれど、さすが新築、至れり尽くせり。賃貸で床暖房と浴室乾燥なんてついてるし。うーん、私もここに住みたい(笑)。団地のいいところは、何といっても収納が大きいこと。この物件もたくさんある。食器棚もタンスもいらないねって感じ。

Aちゃんと旦那のEリックもこの街が気に入ったとのこと。当たるといいねえ、倍率どれくらいなんだろう…うちのアパート(一応マンションです)もひと部屋空いてるんだけど(笑)。ご近所さんになったらもっとつるめるし!

テロ

2008-11-27 22:45:04 | 日々のこと(それ以外)
今日のトップニュースは、インドでの同時テロ。
300人近くの死者が出ているが、その中に日本人男性もいたのだ。

テレビを見ていて、胸が締めつけられる。亡くなったのは商社マンで、出張のためインドに到着したその日にホテルで銃撃されたという。

まだ30代。働き盛りで、家族もいるだろうに…12月あたまに帰国予定だったとのこと。その予定は永遠に狂ってしまった。

米英人を標的にしていた可能性が高いという。それにしても、なんという…翻って、夫の身を案じた。彼はインドの隣国に出張に行っている。タイの空港も閉鎖され、緊急事態宣言が出されたとか。

ああ、夫が事件に巻き込まれませんように。不安が渦巻く。亡くなった方たちの冥福を祈るとともに、夫の無事をこころから祈っている。

シナモンロール

2008-11-27 20:10:49 | パンについて
引っ越して初めてのVT。
隣の駅に住んでいるY子ちゃんが教師になり、雨の中わが家にきてくれた。

子なし主婦ふたり、2時間ほどしゃべった。彼女、本当に本当にかわいい!

手抜きして機械で生地をこねてしまったが、パンを焼いてもたせた。黒糖入りで、2次発酵をちゃんと取らなかったせいか、ふくらみが足りない。味見もせずにあげてしまい、反省。

人にあげるのもちょっとためらわれる出来。ま、味はふつうに食べられるけど…売ったり教えたりするにはまだまだ修行が足りませーん!

今月、といってもあと数日だが、毎日焼かないとやばい。オーブンが…

最後の撮影

2008-11-26 22:36:43 | 日々のこと(それ以外)
今日で最後の料理撮影。

気がつけばもう、この仕事もラストスパート。来し方行く末を思う時期…来年の今頃、私はきっとこの会社にいない。さて、どうするか…。

料理研究家の先生はピアニストでもある。憧れる二足のわらじ。どっちもプロ(プロ並み、じゃなくて)!

撮影は和やかに進み、とどこおりなく全行程を終了。最後だからと、おみやげに手作りのクッキーとお茶をくださった。うふふ、料理研究家が作ったお菓子。おいしい~!

仕事って…また悩む私。ひとくちに独立、と言っても、彼女にも10年のアシスタント時代があったのだなあ。ううー

再会

2008-11-26 22:27:27 | 日々のこと(それ以外)
Sちゃんとついに!約2年ぶりの再会。

場所は新宿。お互いの職場から行きやすい地点てことで。彼女との待ち合わせの前に小さな柊のプランターをプレゼントに買った。自分用にはヒヤシンスの球根セットを。出張先からそのままやってくる彼女を待った。

ルミネ前で待っていたら、懐かしい彼女の姿が現れた。うわ…何も変わってない~。相変わらずパンツスーツ(平日の彼女は100%パンツ姿)。少し髪が伸びてるかな?いつもショートカットの彼女。ほとんどデート気分(笑)。

南口方面にあるレストランに行こうと思ったけど、予約してなかったからくじけた(混んでた)。で、結局駅ビルのレストランに。こじゃれたイタリアンで、女性客で賑わっていた。

いつから会ってないんだっけ?と記憶をたどりつつ、お互いの近況など…彼女は今弟と暮らしているらしい。弟は何人いるんだっけ?と聞くと「男は少ない、3人だけ」って、3人も弟がいれば十分多いよ!(笑)。姉2人、妹4人と女の子が多い兄妹構成らしい。それにしても10人って…。

すぐ下の妹は子どもが5人もできて、それはちょっと考えようよ…と家族から顰蹙(?)気味だとか…うーん、甥姪だけで一体何人になるのだろう。私の知らない大家族という世界。彼女自身は飄々として、そんな風に見えないのだけど、なんとなく人なつっこいというか(クールだけど)、根っこの部分があったかい印象があるのはたくさんの家族に囲まれて育ったからかしら。

私もひととおり、この1年半のことを話した。「それはそれは…すごいねえ」と呆れたようにつぶやく彼女。私は彼女のこういうところが好きだ。率直で、よけいなことを言わない。夫の仕事のことをちらりと話した際も、「んーそろそろ考え時やね。私はSEは一生する仕事じゃないと思う」とのこと。ま、同業だから業界のことをよく知っているのだろう。夫が厳しい局面にいる、というのはすぐにわかったようだ。

彼女は転職して3年になり、やはりこの先どうするかを考えているそう。前に職人になりたいよねー、とふたりで話したもんだ。私はともかく、彼女は向いてると思う。職人か…

もうひとつ、聞きたいことがある。デザートの頃合いになり、思い切って切り出した。噂は耳にしていたものの、本人に直接聞きたい。つき合っていた彼とのこと、別れてからお休みしてること…あ、聞いちゃやばかったかな、と一瞬危惧したが、彼女はしばらくしておもむろに話し出した。男って…って感じ。

いつも不思議に思うことがある。男性はどうしてこんなに脆くできてるんだ?って。あーうまく言えないけど、彼女何もしてないのに、なんで彼女の方が自分を責め、諦めなくてはならないのだ!って…女だって強くはないのに。もう~。

でももう終わったことなのだから、違う人生を生きるべく前を見ないといけないんだろう。話が聞けてよかった。思いがけず、話が弾んだ。私たちも大人になったのだろうか、それとも単に会わない時間が長かったからか。どっちでもいい。

「次いつ会えるかな?」とこれまたデートっぽい質問を投げかけると「次…年明けたらかね。新年会って感じ?」だって。どっちから誘うかで一悶着(ウソ)いいのよ、ずーっと私から誘い続けるわ。

ベーグル

2008-11-25 22:51:56 | パンについて
はじめてベーグルを作ってみた。

なんか、あの「ゆでる」という工程がとてつもなく敷居高く思えて、今まで一度も挑戦したことがなかった。

ひとりなのであまりモチベーションも上がらない中、「粉1カップ(130g)、2個分」というステキなレシピがあったのでそれで作ってみた。

イーストは入れるものの、発酵も適当。こりゃ簡単だわ!

せっせとこね、生地をラップに包んで休ませ(ベンチタイム程度)、その間に湯を沸かす。

両面で2分ほどゆで、余熱していたトースターで15分ほど焼く。それだけ!

でき上がったベーグルは、色白でつるんとしていて、ピンと張りがあって。きれいじゃー。ちぎって食べてみると、お・い・し・い!しっとりしていて、粉の甘みがよくわかる。

うーん、満足。

から揚げ

2008-11-24 22:42:36 | 食べた物(外食)や買った物、ほしい物
これを食べると元気になる、という食べ物がある。
元気のない時は赤い服を着る、というのと近いジンクスのようなもの。

私はなぜかから揚げ。単に好きなだけかも(笑)
学生の頃は貧乏で、今よりもちゃんと作っていた、から揚げ。好きな人へのお弁当に、食事会に、引越しの手伝いの時弁当に、一体何度作ったことか。

今はカネにまかせて総菜コーナーに行ってしまう…ふつー逆なのに。でも、思い立ったらぱっと買って食べられる、なんて便利な国。確実にダメ人間になってる…

自分で揚げたから揚げがやっぱりいちばんおいしいけれど(揚げたてと温め直しじゃどうにも違う)、私はそんなに味にはこだわりがないので、冷食でも総菜でも弁当でもコンビニのでも何でも大丈夫。どれもおいしく食べられる。

んで、今日も買ってしまった、すぐ近くのジャスコで…そしてひとり、トースターであっためてから揚げを食す。うまい。夫はネパールでかつ丼食べたそう。「カツが黒焦げで、当たり前だけどかつ丼は日本が一番おいしいと思う」だって!

なんたる偶然、私も遅いランチは駅前のかつやでかつ丼食べた!…とても夫には言えなかったけど(笑)もうね、ひとりで牛丼もかつ丼もラーメンも、ぜえんぜん平気よ。あとは焼き肉とカラオケくらいか(笑)

油断大敵

2008-11-22 23:54:21 | からだ・健康のこと
よくなったと思ったら…

もうよくなったもんね♪と下剤を飲むのを止め、朝ふつうにトイレに入った。
なかなか出ないなあ、とそのまま座り続けること約20分…

結果はというと。
出血大サービス!

うう…もっと、座って5分くらいでやめときゃよかった。
座り続け、いきみ続けるうちに傷口がぱっくり開き(というか裂けるのよね)、血が滴る…という、今まで何度やったかわからないパターンに!

その後深く後悔し、慌てて下剤を服用するも、日中はもよおさず。
そして恐怖の夜がやってきたのだ。

外出先から帰宅した21時40分頃、お腹がゴロゴロピー!☆※%&★…
トイレに駆け込むが、そこからが地獄だった!

出産ってもしかしてこんな感じ?(こんなもんじゃないでしょうけど…)ってなぐらい、痛かった~!もう、パニック寸前。お腹はくだってて超ド級で出る勢いなんだけど、なんせ傷がパックリなんでどうにも通らない。

10時前ならジャスコに駆け込んで最悪イチジク浣腸を買えばいいか…という淡い心づもりは打ち砕かれ、私が心底げっそりしてトイレを出たのは22時30分。その間の七転八倒ったら…夫がいなくてよかった。いくら伴侶でも、これを見せてはならない(笑)。

あー、本当につらかった。結局出したけれど。もう、座るのも怖い…
食べなきゃ生きていけないし、食べたら出さなきゃならないし、出すのは1箇所だけだし…もう、頭がおかしくなって、「もっと別の場所からも出せたらこんなに苦しまないのに」「その場合口はゼッタイ嫌だから、どこから出すか、手のひらとか…」「そういや、生殖器がもっと別の場所にあったら服のデザインとか、少子化問題とか違ってくるのだろうか」「手を握ったら妊娠!とか、それはカンベンだな」とか、もういろいろいろいろ考えちゃったわよー。

SFマンガで、ある日世の中の価値観が変わっちゃうって話を思い出した。主人公の30代男性だけが旧意識のまま、って話。性的なことは秘すべし、というのが世の常識だが、それが食欲に変換。だから、子どもの絵本には王子様とお姫様が文字通り「結ばれた」シーンがどーんと出ていて、主人公はびっくり!そして彼が出かける時に大きな声で「今日は早く帰れるから、晩飯は家で食べるよ!」と言ったら、奥さんが両手で顔を隠して「あなたったら、何てこと言うの」と恥ずかしがる、という。関係ないけど…

医者になりたい、と一瞬チラッと思ったことがあったが(もちろん本気じゃなく)、なるなら絶対肛門科の医者になってやるわ。そして西川史子みたいに、セレブ(彼女はセレブなのかはおいといて)になってやるっ!セレブの肛門科医(笑)