舞鶴 風まかせ赤マント 

人生お気楽に・・・魚釣り・ギター・温泉&大好きなビールと共に風にまかせて 

読書の秋ですよ 

2014年10月28日 23時31分00秒 | Weblog
火曜日です。
月・火で読み終えた作品がこれっ。

<花村萬月師匠の弾正星>

「悪の爽快感」が心を蕩かす血涙必至の物語

時は戦国、下剋上の世。京都・相国寺近くある三好家の屋敷に、その男松永久秀はいた。
得体の知れぬ出自でありながら、茶の湯に通じ、右筆として仕える野心家である。
気に食わぬ者は容赦なく首を刎ね、殺害した女を姦通し、権謀術数を駆使して戦国大名へと成り上がっていく。
さらには将軍足利義輝を斃し、東大寺大仏殿を焼き討ちにしてしまう。
信長ですら畏れた稀代の怪人・松永弾正を突き動かすものは、野望かそれとも……!?
戦国時代を彗星のように駆け抜けた武将の生きざま・死にざまを、「弟」として仕えた丹野蘭十郎の眼を通して活写する。

芥川賞作家・花村萬月氏が小学館の月刊小説誌「STORY BOX」に連載した本作品は、
戦国時代を舞台にした「悪とは何か」を問う新感覚時代小説。
皮膚感覚を狂わせる暴力に戦慄を覚え、匂い立つようなエロスに耽溺する物語世界はますます磨かれ、
かつまた、悪業の限りを尽くす主人公を愛嬌たっぷりに描き、
読了後に寂寥感すら抱かせる筆運びは圧巻です。
「突き抜ける悪の爽快感」はまさに花村文学の真骨頂といえます。

おおっ、萬月師匠の時代小説やないですか。
流石!と思えるスピード展開と人はどう生きて死ぬのかの戒めになった。
松永久秀(松永弾正)氏のことは、

<茶器のコレクターとして有名だった松永久秀ですが、信長に反逆して敗れ、
名器「古天明平蜘蛛」(こてんみょうひらぐも)を差し出せばゆるす、と言われるも
それを拒み茶釜と心中を選んだ>

茶釜の古天明平蜘蛛に火薬を詰めて爆死したことはうっすらと記憶にあったのですが、
この作品を読んで詳細が分かり、なるほどすごい野郎がいたもんだと驚く。
こんなすごい人だがそんな表舞台にはでてきませんねぇ。(あんまりメジャーじゃない)
どうしても信長・秀吉があの時代をしょってる。
ラストの爆破シーンは読みごたえがありうっすらと涙が・・・(年齢だからすぐに涙ぐむ)

やりたい放題の人生とはええもんですな。(オイオイ、赤マントも近いもんがあるぞっ)
こんな最後は絶対にええでぇ、いつまでも人々の記憶に残る。
これも松永久秀さんは計算してたんでしょうね。
(茶釜一つ抱き抱えて爆死ってインパクトが強すぎる)

火曜日なので水槽博士と舞鶴隠密同心の夜廻りへ、
ジャンバーを羽織って赤い自転車で新川横のお地蔵さんに向かってダッシュ。
秋も深まってきたので寒ううおます。
ウダウダとおしゃべりして解散、彼はもちろんあのお店に消える。
アッシは東舞鶴駅前のケーズデンキさんへ、
ケルト?ケトルっちゅもんが壊れたので非常に不便に感じてた。
ここまで冷えてくるとウイスキーのお湯割りは熱い湯がええ。
ポットのお湯はすぐにヌルくなるので沸騰したやつが必要。
売り場を見て回ったが前回チェックしてた1700円の品がないやん・・・
これは一旦出直すのがベストとはじき出して自宅に帰宅。
(愛人宅じゃないよ、もちろんMちゃん宅でもない)

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寒くなってきたのでウイスキーのお湯割りが美味しゅうございます。
アーリータイムズの栓を開けよか開けまいか、思案しながらサントリー角をチビチビと・・・

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はよ布団に潜り込んでヌクヌクとして眠ろう。

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秋の夜長ですが・・個人的には一日を27~28時間ぐらいにしてもらえるとありがたいです。
全然時間が足りませんわ・・
ではでは、おやすみなさいアデッお酢。
コメント
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