パーキンソン病と診断されました

パーキンソン病について、皆さんと情報を共有できる場になればと立ち上げました。

雑感

2021-07-03 11:26:18 | 病気

コロナワクチンの予防接種を受けるまでは不思議なぐらい調子がよかった便秘も、2度目の接種以降、元に戻ってしまった。先日もトイレの中でがんばりつつ、この先どうなるのだろうという漠然とした不安感に襲われた。

当然のことながら睡眠障害も続いており、今週には2度「目覚めると外はもう明るい」という日があったが、今朝などは3:10に目覚めてしまった。夏至の頃までは日の出も早く、私の住んでいる地域では4時には明るくなっていた。しかしながら、夏至を過ぎて(実際は夏至より前に)日の出も遅くなり、梅雨空のせいもあって明るくなる時間が遅くなってきているのを実感できる。そう、確実に冬至にむかっているのである。気の早い話であるが、あと5ヶ月もすれば薄暗くて沈鬱な、あの「冬」がやって来るのである。それに併せて、生きる気力も徐々に活性を失い始めるのである。冬は嫌いだ。

てな、哲学的なことを考えていると、ふと、after Corona のことが気になり始めた。元の社会に戻るのか、はたまた、新しい世界がそこに待ち受けているのか。少なくとも、私にとっては「元の世界に戻る」ことなどありえないのだ。Corona でいろいろなことが制限され、そのことが、逆に私にとっては居心地のいい社会をもたらしてくれていた。世の中の動きが狭く遅くなり、素早く動くことができなくなってきた身体には、ちょうどよい速さで社会について行けているような気にさせてくれた。上手くごまかしながら、そうでない人々にとってはとても不自由な社会を、全くもって申し訳ないことだが、少し「好き」な状態で日々を送ることができていた。しかし、高齢者へのワクチン接種が拡がり、多くの高齢者が元の生活に戻ろうとし始めた今、私は慌てふためいている。これまで誤魔化しながらやってきたことが通用しない「現実の日々」が戻ってこようとしているのだ。気がつけば、置いてけぼりになっているのかも。

筋トレから、まじめに取り組むか。