parismaris's days*

コクーンチュニックを、ふたつ。

亡き人の新御霊祭も終わり、気持ち的には随分落ち着いてきました。

それでもまだ実感は無く。
「今日も仕事に行っていて家にはいない」というくらいの感覚。
頭では理解しているのに、心が伴わない。

それも仕方のないことかと思いつつ。
できるだけ淡々と、今までのように生活することを心掛けています。



洋裁も再開しました。

時間をみつけてはソーイングルームへ。
優しい音楽を聴きながら黙々とミシンを踏んでいると、頭が空っぽになります。
ほんのちょっとの時間、感情も現実も無くなって。
自分自身をリセット。

夢中になれることがあって、よかった。



久しぶりに針を持ったので、腕馴らしにお気に入りのコクーンチュニックを2着縫いました。

まずは、随分前に衝動買いしていた綿ローンで。




光沢のある、しなやかな手触りの生地。
買った当時はフレアーたっぷりのスカートにするつもり、だった、はず。(苦笑)
久しぶりに出してみるとそんな気分はすっかりなくなり。
爽やかな色合いのチュニックがほしくなり、化けました(笑)

写真の色合い調整がうまくいかず赤色が目立っていますが、
実物はオフオワイト地に水色メインのアラベスク柄です。



ふたつめは服地専門店で求めた生地で。




変形ドットの変わり織りで、インナー必須なくらい透け感のあるコットン。
これも極細の糸で織られています。

色合いに惹かれて買ったもののやや地味だったので、襟を別布にしてアクセントに。
数年前にロールカラーブラウスを作った残り布ですが、ドットのひとつとぴったり同じ色。


襟を取って残り布が更に中途半端に余ったので、お揃いのベレー帽も。




写真にはありませんが、内側は同じチュニックの残りで。
はぎれ尽くしのエコな(?)帽子。



このふたつ。(と、ベレー帽)
既にかなりの頻度、着用しています。

先日アラベスク柄のほうを着て書店にいたら、
知らないおばさまに「あら~涼しげな服やねぇ。」と話しかけられました。
私はなぜか度々知らない人から話しかけられるので驚きはしませんでしたが
話しながら生地の質感を確かめるように服を触りまくられ、
さすがに笑顔が固まってしまいました(苦笑)

おばさま、褒めてくださってありがとう。
愛想なしで失礼しました

最新の画像もっと見る

最近の「手しごと 【おとな服】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事