私は3つのおひなさまを持っています。
ひとつは父方の祖父母から贈られた段飾り。
もうひとつは母方の祖父母から贈られた立ち雛。
どちらも数十年前の初節句にいただきました。（憶えてないけど）
そして3つめは、おとなになってから自分で買い求めた小さな京陶人形。
毎年そのすべてを出すのは無理なので（出すのはまだいいのですけれど、片付けるのが…汗）、その年の気分でチョイスしています。
今年は久しぶりに立ち雛を*
このおひなさまを、この家のこの場所に飾るのは初めてだったのですけれど。
（いつもは実家で大切に保管されています）
人形と背後のタイルとの色合いが、完璧にマッチしていることにびっくり！
タイルは数年前に私が選んだものなので、それは私とこれを贈ってくれた祖父母の感性とが似ているということであり。
敬愛してやまないふたりなので、そのことがしみじみと嬉しくて、目にするたびに「うふふ*」な気分になります。
そしてその隣には、今年は脇役的立場で(笑)京陶人形のおひなさまも。
この人形も、とても気に入っています。
ふたりの表情がほんとうにやさしくて可愛らしくて、ほのぼのしい*
昨年このブログに載せたところ、同じものを持っておられるかたに声をかけていただけて、すごく嬉しかったのもよい思い出です。
このタイル壁のスペースは、リビングキッチンの一部です。
壁の一面すべてがキッチンユニットとタイルで覆われているので、半分を調理台として、残りの半分を飾り棚として使っています。
そんな幅も高さもある場所で、おひなさまたちだけでは間が抜けている気がしたので、今年も折り紙で吊り下げ型のガーランドを作って、にぎやかしてみました*
100円ショップの折り紙をひたすら梅の花のかたちに切って、テグスに貼りつけて…
とても地味な作業ですが、こういうのが実は大好きです(笑)
ちなみにこの花の型は、野菜の抜型から取りました。
紙のガーランドはとても軽いので、セロテープだけで取り付け可能です。
人の動きで起こるほのかな風で揺れるところも、お気に入り♪
おひなさまって、いいですね*
こうやって飾ると、改めて「オンナノコに生まれてよかったなぁ*」なんて思ったりもして。
毎日ほっこりと眺めています。
