parismaris's days*

ちいさなひとへ 【Aラインワンピース @金魚柄リップル】

姪への夏服、第三弾☆
 
…って。
いや、ほんとうは、前回の第二弾で終わるはずだったのですけれど。
 
サマードレス()を作った金魚柄のリップル生地が、ビミョーに余りまして。
はぎれサイズとなったものを前に、「中途半端に余らせておいても仕方ないしなぁ」と思い、余った分の用尺でできる&ぎりぎりまで使い切れる形を探して試行錯誤。

いつも作るノースリーブのブラウスでは、まだ余る。
かと言って、模様が模様ゆえに長袖に仕立てたりしたら…こども服とはいえども、それはそれで大いに興覚め(苦笑)
 
無理なくきれいに使い切る型を探して、ああでもないこうでもないと様々にシュミレーションしてみた結果、最もシンプルなAラインのワンピースとなりました。
 
 
 
サイズは100。
パターンはオリジナルです。 

昨年に2着縫ったもの()を、ワンサイズ上げて型紙を作り直しました。

この形のワンピース、ママとしても着せやすいのか、とてもよく着てくれています。
広がりすぎないAラインなので、おてんばな姪の動きを妨げることもなく、普段着にもってこい*



*うしろ*

ボタン開きになっていて、後ろ身頃はフルオープンします。

なので、右利きのおとながボタンを留めてあげやすいように、左右の打ち合わせはあえて逆にしてあります。


 

柄の金魚がにぎやかなので、ボタンはシンプルな貝ボタンに。

同じ生地で作ったサマードレスは、ギャザーがたっぷり寄ったデザインなので柄の大半が襞の中に埋もれていますが、こちらは飾り気のないデザインゆえに金魚感がすごい(笑)


数センチの欠片をいくつか残して、はぎれを完璧に使い切りました。
気持ちい~い!

…でもね、実はね。
このワンピ、襟ぐりから両袖回りにかけてぐるっと見返しをつける仕立てにしてあるのですが(裏パイピングで処理するよりもこちらのほうが仕上がりがきれいなので好きなんです。手間はかかるけど)、その見返し分がほんのちょっと足りなくて、一部小さく生地を接いであります。

身頃の裏に来る部分ではありますが、珍しく根性を出して(?)、少し見た&触ったくらいでは分からないように接ぎました。(←何の努力)


とても軽くて肌触りサラサラの生地なので、汗をかいても肌に張りつくことなく、快適に着てもらえると思います。

自己満足の権化のような作品ではありますが、おしゃべりが大好きで好奇心旺盛な2歳の姪が、このたくさんの金魚たちとともに夏を元気に過ごしてくれるといいな*と願っています。



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