parismaris's days*

ワイルドストロベリーのジャムと、ストロベリーバターと。

…ここのところ、はからずも、スイーツづくりの記事ばかりが続いていますが。

今日も、自家製ジャムのおはなしです(笑)


庭のワイルドストロベリーの実を、こつこつ収穫すること、4か月。

穫っては、洗って水気を拭ってヘタを取り、冷凍。

日々それを繰り返し、ついにはタッパーいっぱいになりました。


本格的な暑さの中で、新しい実りもほぼなくなってきたうえに、大入り満員の真夏の冷凍庫の中で、そのタッパーも邪魔になってきたので(笑)、それを使ってジャムを作りました*




今年は、春の開花が少なくて、そのぶん当初の実りも悪かったのですけれど、その後の季節で挽回し、総収穫量は例年並みに。

『ちょっとしたお楽しみ』で育てているので、あえて細やかな世話はせず、受粉も自然にまかせているので、まぁそんなものでしょう(笑)




冷凍していたイチゴをザルにあけて、ひたすらふるってタネを落とします。

生食したときにはあまり感じないのですが、ジャムにするとこのタネが『青臭さ』を呼ぶので、とにかくふるって、できる限り落とします。

(野生品種ゆえか、とにかくタネが多くて、シンクに降り積もるほど取れるんですよ!)




そうしたら、砂糖を加えてイチゴにまぶしつけ、しばし放置。

ワイルドストロベリーは酸味が強いので、イチゴの50%の分量の砂糖を入れています。

(こう書くと異常なほどの砂糖の量にも思えますが、ジャムなんて一度にたくさん食べるものでもないので、保存の点からも、これでよし!)




3時間ほど経ったものが、こちら。

イチゴから水分がたっぷり出て、甘~い香りがしています*




レモン汁を加えたそれを弱火にかけて、焦がさないようにかき混ぜながら、ゆるゆると煮ます。

今年のイチゴは灰汁が少なくて、手間なしでした。


濃厚なイチゴの香りのする、甘酸っぱいジャムができました*

これはもちろん(笑)、この季節を首を長くして待っていた、隣家の母へ。

どうぞ召し上がれ*




自分用には、鍋に残ったジャムを使って、『ストロベリーバター』なるものを作ってみました。

『作った』とは言っても、有塩のバターをホイップして、同量のジャムを混ぜただけ。


空気を含んだバターがくちあたり軽やかで、ほんのりとしたその塩気に、ジャムの甘みと酸味がよく合います。

できたばかりのときは、ジャムの存在感のほうがやや勝っていましたが、冷蔵庫で一晩寝かせてみたら、見事にジャムとバターとが一体化して、フルーティーで美味!

トーストにすごく合う!
これはいかん…食べすぎちゃう…w


冷凍庫にはもうひとつ、庭で採れたラズベリーのタッパーがあります。

これはどうしようかなぁ…
ジャムは去年煮たのがまだ、封も切らずにあるしなぁ…

どう使ったものかと、頭を悩ませています。

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