生地は綿100%のダブルガーゼです。
鮮やかなブルーに、フリーハンドで描いたような素朴な花がボーダーになっている、夏らしいプリントです。
実はこれ、母が「孫娘に似合う!」とひと目で気に入って買ってきたもの。
洋裁の大先輩のくせして、例によって私に「これで何か縫ってあげて!」と丸投げしてきました(笑)
それがねー…またもや50センチに裁断済みのカットクロスで。
いくら幼児の服でも、110センチ幅の長さ50センチ足らずでは、作れるものの制限が出すぎて不自由極まりなく。
前回、80サイズの『ノースリーブワンピース』(→★)を作った際にいろいろと頭が痛かったので、それを伝えておいたら。
学習したつもりなのか、今回は50センチカットの商品を2つ買ってきました。
いや違う、そうじゃない…
私は『繋がってる』1メートルの生地がよかったの…
(ちなみに母はかなりの天然です。なのに割と思い付きで動くタイプ。 私とは真逆…)
よくよく話を聞いてみると、カット済みの品を見つけてから反物も探してみたらしいのですが、どうやらそちらは売り切れだったようで。
「ならカットクロスでもいっか!」と『ふたつ』買ってきたそうです。
…なるほど。(いや全然なるほどじゃないけど)
――ということで、またもや頭をひねって取り組む羽目となりました。
*うしろ*
サイズは、ややぽっちゃりさんな姪のために、ゆとりの90。
パターンはオリジナルです。
ポイントは、後ろの身頃がボタンで全開になること。
多くのボタンを留める面倒はありますが、これで汗をかいていても脱がせやすく着させやすいはずです。
そのボタンをママが留めてあげやすいように、打ち合わせもわざと左右逆にしてあります。
ボタンは、あっさりと白の貝ボタン。
最初はスナップもしくはファスナップにして、より着脱が簡単になるようにしようかとも思ったのですけれど。
そうすると後ろのポイントがなくなって、のっぺりした印象になりそうだったので、あえてのボタンです。
ちなみに。
前のアクセントは、ふたつのちいさな半円形ポケット*
…どこにあるか分かります?(笑)
首回りと袖回りの内側の処理も、おとな服を作るときと同じような見返し処理にしました。
最近のハンドメイドこども服は裏バイアスでの始末が多いようですが、見返しのほうがよりきちんとした形になるかなと思い、半ば自己満足でひと手間をかけてみました。
夏を楽しんでもらえそうな一着ができました*
二足歩行を完璧にマスターした姪が、これを着てポテポテと歩く様子が目に浮かびます(笑)
早く着せてみたい!
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