甥が3歳、姪が1歳、ふたりは兄妹です。
乳児だった頃はそれぞれ違った顔立ちだったのに、今やそっくり同じ顔(笑)
朗らかで人懐こく、いつもニコニコしているお兄ちゃん。
豪快で溌溂としているけれど、淋しがり屋の妹。
一緒に遊ぶふたりをみていると、「きょうだいっていいな」と思えます。
そんな彼らのママが、私の妹。
長じてからは「ぼんやり者の姉」と「しっかり者の妹(けれど時々ものすごく天然)」と性格を二分しましたが、幼い頃は常に私の後ろをついてくるような子でした。
先日その妹と、甥と姪の服の話をしていたときのこと。
「ふたりにお揃いを着せるのが夢なの!」と、彼女がぽろり。
それならばちょうどいい生地がある!と思いついて縫ったのが、このふたつです。
まずは、姪のAラインワンピースから*
サイズは90。
姪はしっかりした肉質のぽっちゃりさんなので、1歳にしてこのサイズ(笑)
パターンはオリジナルで、5月に作ったのと(★)同じもの。
気に入って頻繁に着せてくれているようなので、再度この型で。
*うしろ*
ボタンで全開になるところがポイントです。
左右の打ち合わせは、ママが留めてあげやすいようにわざと逆にしてあります。
そして、この生地。
とても凝った織りのダブルガーゼで、私のとっておきです*
これが表地なんですよ、おもしろいでしょう*
四角いブロックの部分がダブルガーゼで、それらを繋ぐ部分はシングルガーゼ。
どうやって織ったんだろう、と思ってしまう複雑さです。
ブロックそれぞれの周りがごく短いフリンジになってるので立体感があり、すごく表情があってユニークなデザインだと思います。
(ちなみに裏側にはフリンジはないので、見返しなど肌に触れる部分には、そちらを表として使っています。 もしかしたらフリンジがくすぐったいかもしれないと思ったので。)
ずいぶん前に、いつも行く大型生地店で一目ぼれして買ったものです。
ただ…一目ぼれしたのはいいけれど、量り売り用の反物は既に売り切れていて、見本用に裁断されたものしか残っておらず。
W幅の生地とはいえ、1.2メートルのそれでは自分服は無理だなぁと思いつつも(悲しいかな、大柄な身なもので…)、あまりに気に入ってしまったので使い道を思いつかぬまま買い求め、そのまま大切に保管していました。
それが今回、思わぬ形で役に立って…倖せ! (*´艸`)
さらに、甥のためのノースリーブシャツも*
サイズは100。
甥は細マッチョなので(笑)、このサイズなんです。
たまに姪が、彼の服を違和感なく着ているという…この不思議(笑)
*うしろ*
こちらのパターンは、『コットンフレンド』2012年夏号より一部を変えて。
以前、柄違いで2着作っています(★&☆)
大人向けの生地でしたが、すっきりかわいくできたかな、と自画自賛しています。
問題は、彼らのママがこのフリンジをおもしろいと思うかどうか…
「ボロみたい」と思われたらどうしよう(不安)
このお盆休みに帰省して来るので、サプライズで渡すつもりです。
喜んでくれるといいんだけどなぁ (*´ω`)
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