ハレのとき迎えたわが家の“娘”たちの、記録代わりの庭だより、第二弾。
今回は前置きなしで(笑)まいります。
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『コーネリア』
わが家唯一のクライミングローズ(つるバラ)です。
もうひとりの庭の主である母の強い希望で育て始めたものなのですが、もちろん管理は私に丸投げ!(苦笑)
つるバラは育てたことないっちゅーねん。
園芸書に学びながら手探りで世話をしてはいますけれど、剪定の仕方がよくわからず、いまのところ伸びるに任せています…(たぶんダメ)
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旧庭の時代からある塀を利用して、実家の玄関を開けたら正面に見えるように植えています。
今年もそれなりにきれいには咲きましたが、世話役の私としては、「もう少し花数が多くなるはずやったんやけどなぁ…やっぱり剪定か…剪定が必要やったんか…」と手放しでは喜べないのが、正直なところ。
まぁ、母はこの景色に至極ご満悦なので、いいんですけどね。
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『芳純(ほうじゅん)』
私のファースト・ローズです。
これを育てたくて、いや正確には、香水にもなったこの香りを自分のものにしたくて、バラの栽培を始めました。
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新苗で迎えて、11年目。
こんなに大きくなりました*
今にして思えば、バラをひとつも育てたことのない人間が新苗(1年目の赤ちゃん苗)に手を出すなんて、なかなかチャレンジングなことだったなぁと思いますが(笑)、幸いなことにこの『芳純』は強健種だったこともあり、ここまで大きな問題もなく、共に歩んできました。
でもね…やっぱり当初の剪定がド下手だったがゆえに高さを押さえられず、今や2メートル超えの長身となってしまいました…
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さて、ここからは、切り花から挿し木をして育てている『切り花品種』がメインのおはなしです。
挿し木の素はすべて、習っているフラワーアレンジメントで使った花材の端材。
…いわば、今ばやりのSDGs、ですかね。(知らんけど)
ちなみに上の写真は、わが家の元メイン駐車スペースであり、今やバラ園と化している場所の、現在の様子。
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『スペード』
切り花品種にしては珍しく(?)、横張り樹形のバラです。
なので、大きく育ったいま、場所を取っちゃって困っているのですが、この鮮やかな黄色が爽やかに素敵で、たびたびトゲに服を引っかけてダメにしながらも、栽培し続けています。
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『アマダ』
「これぞ赤バラ!」とでも言いたくなるほどに、豪奢な花です。
花弁の数がとても多くて、手にするとずっしり。
行儀よく真っ直ぐに育つし、花のもちは抜群だしで、とても気に入ってはいるのですが…赤バラの宿命なのか、うどん粉病にどうにも弱くて、毎年四苦八苦しています(苦笑)
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『ピーチ・アバランチェ』
澄んだソフトサーモンピンクが、ほんとうにかわいい*
…なのに。
香りは皆無なんです。
バラは、『花もちの良さ』と『香り』とは、比例しないらしく。
切り花品種は、栽培され、出荷・流通・販売されるように花もちを優先して作られたものなので、香りを持たずに生まれてきたものが多いそうです。
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『アバランチェ』
フラワーアレンジメントで、最もよく使う白バラなんじゃないかしら。
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挿し木の成功率もとても高くて、わが家には3株もあります。
(バラは1種1株と決めていたはずなのに…ついうっかり。 てへぺろ☆)
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『オーシャン・ソング』
この色…何と表現すればいいのでしょうか。
やや濃い目の、ラベンダーパープル?
ものすごくたくさんの花を同時に咲かせるので、存在感がすごい。
母のお気に入りなので、せっせと切り花にして、実家へと運んでいます。
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『エクレール』
私が育て始めたときには切り花としての流通しかありませんでしたが、今では園芸苗としても販売されています。
枝がしなやかで、長くなると枝垂れるので、ハンギングにもできるかも。
私は冬に深めの剪定をして、木立バラとして自立させています。
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『ファンシー・ローラ』
スプレーバラです。
挿し木して1年半の、おちびさん。
…ですが、この写真にある蕾がすべて同時に開花するちから強さがあり、すでに爆咲き。
この、透明感のあるピンク色のグラデーション、そして波打つ花弁。
眺めていてちょっと気恥ずかしくなるほどに、ガーリーです(笑)
多花性で、花もちもとてもよいので、株が大きくなれば満開時はさぞかし見事なことだろうと、これからを楽しみにしています*
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いかにも駐車場!な屋根が無粋ですが(苦笑)…この透明屋根のおかげで、黒星病知らずで助かっています。
…でもでも、ほんとうはね。
木々が茂る庭の中で、このバラたちを育てたい。
せっかく緑豊かな庭があるのに、こんな無機質な場所でバラだけ咲かせてつまらないな…と思うこともありますが、いかんせん、雑木たちの生長で、庭にはもうそんなスペースは皆無です。
だから、この、庭から少し離れた場所が、私のバラ園。
“娘”たちが健やかに育つように、これからもここで見守っていきます*