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パリへタイムトラベル

パリ留学日記、フランス・パリ情報リンク、フランス雑貨・インテリア・アート・演劇・フランス映画・旅行情報

早起きー寮生とおゆうはん

2007-04-08 00:15:19 | フランス留学
2007*am9:00
横浜。商品撮影のため、いつもより1時間半早く出勤した。
ぽかぽか陽気の中、セッティングする。撮影といってもカメラマンや照明がいるわけでもなく、
スタッフの女の子に手伝ってもらうだけ。次々と着替えさせては地道に撮りまくる。
はたから観ると超あやしい人たちではないかと思う。もちろん,仕上がりはいたって健康的。
桜の花びらがひらひらと舞い降りる中、とっても春らしい出来映えに。これで来週も更新しまくる。

2004*pm7:00
porte d'italie。寮の構造は変わっている。まず、割り当てられた部屋を開けるといきなりダイニング。
右が韓国人Sさんの部屋。左がキッチン。正面に窓がある。
その窓の手前に階段があり、昇ると右から私,日本人のAさん、
アメリカ人Mくんが住んでいる。今日はこの韓国人Sさんとアメリカ人Mくん3人で夕飯を共にした。

韓国人Sさんは21歳。パリの美術専門学校を受けるらしい。日本のドラマをよく観ていて
長谷川京子や竹野内豊を知っていた。また、日本で「冬のソナタ」が流行ってることも不思議がっていた。
日本の食卓に欠かせないのが米であるように、韓国ではやはりキムチがないと落ち着かないらしい。
キッチンに立つと「なんか匂うな」と思っていたのは,彼女のキムチのせいだった。

アメリカ人Mくん。22歳。放浪の旅中。ここへ来る前はスペインに留学していたらしい。
次はヒッチハイクでイタリアを目指すそうだ。ちなみに彼の夕飯は「demae iccho」だった。

共通語がフランス語なので、それぞれわからない単語は辞書で調べながら会話する。
はっきり言ってまどろっこしいが、こうでもしないとコミュニケーションが取れない。
頭は疲れる。が、伝わるととても嬉しい。
今夜は、留学してよかった,と素直に思えた。

<今日のフランス語>
Ca a l'air bon.
これ、おいしそう。



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こもりっきりー初登校、同居人とご対面

2007-04-05 23:55:37 | フランス留学
2007*pm11:50
半蔵門より帰宅。今日は一日こもって更新作業した。仕事中、会社の先輩がマネケンのワッフルやら
10円のまんじゅうやら(これがバカにうまかった)たくさんお菓子をくれたため、
夜は全くおなかがすかなかった。
帰りの電車で「日経エンタテイメント!」を読んだ。
オダギリジョーの生い立ちやら彼がなぜここまで売れたか,みたいな記事が載ってて釘付けとなった。
オダジョーはナイーブなのにコメディアン、んでちょっとミステリアスなところが好き。
思わずライフカードのCMのつづきをWEBで観てしまうほど好き。「東京タワー」が楽しみだ。

2004*am8:30
6区Raspail。Alliance Francaiseはリュクサンブール公園にほど近い場所にある。
4月の朝はまだ寒くて息が白い。
警備員に学生証を見せ,教室に入る。すでに10人くらい座っていた。初日なのでしーんとしている。
先生は私とおない歳くらいの女性だった。はじから一人ずつ自己紹介させ、
必ず隣の人が質問するように仕向けた。私も歳と国籍と趣味を話した。
生徒はトルコ、ロシア、ドバイ、アメリカ、中国、韓国、とさまざま。
教科書はHACHETTE社の「FORUM2」。噂通り、授業は会話が中心だ。
ある会話を聞かせ,何を話していたかグループでまとめて発表する。
うん,かなり楽しい。久しぶりに人と話した気がした。

↓Alliance Francaise
http://www.alliancefr.org/

寮に帰るなり、突然ドアをノックされた。
かなりびびりながらドアを開けると30代とおぼしき日本人女性が立っていた。
「ねえ,日本人?」初めまして,の言葉もなく、いきなりそう聞かれて面食らう。
「あ、はい」「あたし、隣に住んでるAです。よろしく。あのさあ、暖房ってつく?
うち壊れてるみたいなんだけどどお?」と矢継ぎ早に話しかけてきた。
ちょっとびっくりしつつ、「いや、使ってないからわかんないけど・・・」
と試してみたらつかなかった。
「暖房つかないと寒くない?管理人のとこに直してもらうように一緒に行こうよ」というわけで、
強制的に管理人のところへ連れてかれる。

Aさんは始めからケンカ腰で「暖房代だって家賃に入ってるんだから今すぐなおせ」と命令。
黒人の管理人はフットワークが軽くすぐに部屋まで直しにきてくれた。そこで事件勃発。

なんとAさんの暖房のネジが飛び、中から黒いオイルがぴゅーっと吹き出し
床がオイルだらけになってしまった。私は内心おかしかったがAさんはブチキレていた。
結局,私の暖房は無事に直り、おかげで部屋が暖かくなった。

今後、このAさんに時々ふりまわされることとなる。
その夜。初めて同居人であるアメリカ人の男の子、韓国人の女の子と対面した。
詳しいことはまた今度・・・



<今日のフランス語>
Le chauffage ne marche pas , pouvez-vous le deboucher?
暖房がつかないので直してもらえますか?

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海ランチールーヴル美術館

2007-04-04 22:17:12 | フランス留学
2007*pm1:30
横浜。今日のランチはサブウエイでクラブサンドを買って海の見える公園で食べた。
若干寒いが、ホットラテでしのぐ。遠くにベイブリッジが見える。
太陽にずっと当たっていると眠くなってきた。このまま眠りたいけど仕事に戻らなきゃ。

2004*am9:00
ルーヴル美術館。
こちらの風邪薬は効き目が強力で、あっという間に治ってしまった。
今日は第一日曜日。毎月、この日は美術館に無料で入れる。単純に考えると一年間滞在するとして
無料のチャンスが12回しかない。そこでちょっと早起きしてルーヴル美術館へ。
こんなに名画が集まる美術館が身近にある,と思うだけでわくわくする。
9時開館に合わせてピラミッドの前には既に長蛇の列がいた。

ついに開館。ピラミッド中央入り口でセキュリティチェックを受けると、
ほとんどの観光客同様、自分も例にもれず「モナ・リザ」を目指す。
開館直後なのにすでに黒山の人だかり。
縦・約80センチ×横・約50センチほどの大きさにモナ・リザは静かに座っていた。

この絵はもともと肖像画として依頼人に渡るはずだった。
しかし、ダ・ヴィンチはあまりの出来の良さに、肌身離さず持ち歩いていたという。

吸い込まれそうな目。どこから観ても目が合う。
背景は空気の層まで描かれている。
もっとゆっくり観たいけど、あとの列に押されて追い出されてしまった。

ルーヴルはあまりにも広い。たとえ12回来ても見切れないかもしれない。
これからできる限り、パリ中の美術館に足を運ぼうと思う。


<今日のフランス語>
Je vais le deposer au vestiaire.
これをクロークに預けてきます

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ランチーパリ到着

2007-04-03 23:14:49 | フランス留学
2007*pm1:30
半蔵門。既婚の先輩とランチ。すでに子供が2人いる彼女は仕事&人生の先輩でもある。
話題は「結婚生活の極意」になり、先輩は「なんでも完璧にやろうとしないこと」と説いた。
その心は「最初は張り切りすぎて掃除してなければイライラするし,洗濯物がたまればやらなきゃ,
というプレッシャーを感じる。料理もおいしく作らなきゃ、とレシピを買い込む。
でもそのうち疲れ果ててイヤンなって追いつまると結婚生活そのものが嫌になるから。
今日はこれを頑張ったからこっちは手を抜く。料理だって失敗したって次においしくできればいい。
そうやって手を抜かないと続かない!!」んだそうだ。なるほどー。先輩,今日も勉強になりました。

2004*pm3:00
昨日、am6:50にシャルル・ドゴール空港に到着。ゲートを出ればぽつーんと一人。
早朝の空港はスリが多いので緊張する。心細さを感じたが自分の身は自分で守らなければいけない。

それからタクシーでパリ市内に入った。さ,寒い。北風が肌に染みる。
日本は桜が咲いていたのにこちらはまるで真冬だ。セーターを1枚しか持ってこなかったことに後悔する。

向かったのはこれから4ヶ月お世話になる語学学校「Alliance Francaise」の寮だ。
場所はパリの南・・・7番線・porte d'italieの近く。
ちょうどチャイナタウンとアラブ人街の間にある。受付でパスポートと入学証明書を見せ,
2ヶ月分の家賃を払い、鍵をもらった。建物は近代的なつくり。部屋は一人部屋だが、台所は4人共同で使う。お風呂はシャワーのみ。暖房はオイルヒーターがついている。

簡単に荷解きしたあと、すぐに学校へ向かった。
ここから6区・Raspail駅まで約20分。近くて助かった。
しかし,あまりの寒さにくしゃみと鼻水が止まらない。
学校の受付で学費を支払い、学生証をもらった。クラス分けテストの順番をおよそ1時間待つ。
だんだん熱が上がってきてしまった。

やっと順番がきても日本のように「お待たせしました」という言葉はない。
先生が早口で会話と筆記テストの説明をする。
時差ボケと風邪が同時に襲い、まったく頭が働かない。ヤバい。このままだと初級クラスだ。
結果は・・・案の定散々だった。着いたその日にテスト,というのも無理がある。自分の勉強不足がたたる。悔しい。
初級クラスでも中級一歩手前のレベルだったのでまだましか。
帰りは薬局に寄り、風邪薬を買った。部屋に戻るとあまりに疲れて爆睡した。
他の同居人3人は、まだ会ってない。どんな人だろう・・



<今日のフランス語>
タクシー乗り場はどこですか?
Ou est la station de TAXI?

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桜日和ーパリへ出発

2007-04-01 19:27:48 | フランス留学

2007*pm3:30
横浜。桜が満開になった。高校の友達MちゃんとMちゃんの赤ちゃんと[Afternoon tea]でお茶をする。
久しぶりに入った。決して安くないのになぜいつも混んでいるんだろう。考えてみれば【After】に匹敵するカフェが、ない。
おしゃれでごはんがおいしくて老若男女が気軽に入れるカフェ。敵がいないので混んでるのかなあ。
黒いワンピースを着ていったら「黒を着るなんて珍しい」,と指摘された。最近は悩むことが多いので気持ちが出たのかな。
Mちゃんの赤ちゃんがあんまりにもかわいくて癒された。


2004*pm4:00
成田空港。つきあって2ヶ月の彼氏が見送りにきてくれた。
一番テンションの高い時期に遠距離恋愛に突入するのはどうかと思った。
それを選択したのは、留学経験のある彼の理解力と待つ,という言葉をもらったから。
ここ1ヶ月、会社や学生時代の友人と別れを惜しみ、彼ともほぼ毎日会って留学中のアドヴァイスなどを聞いたりした。
2人の最後の食事は空港での寿司だった。窓からは滑走路が見える。とても寂しくなってきた。
空港の屋上にあがり、彼から励ましの手紙をもらったとたん、泣けてきた。
ゲートで別れると胸が締め付けられそうになった。これから一人で頑張らなきゃいけない。
キャセイパシフィック航空・CX505便。pm6:00。
ついに日本を離れた。

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2004-2007 タイムスリップ ア パリ

2007-03-31 00:33:12 | フランス留学
2007 * JAPON 
am8:00 半蔵門。「脳が冴える15の習慣」という本によると・・・
朝、一定の時間に起き太陽の光を浴びるとともかく脳は活動モードに切り替わるらしい。
脳が活発に動くうちに仕事を進めようと早めに出社してみた。
なるほど、誰もいないし集中してはかどる、はかどる。
でもいつまで続くやら?



2004*JAPON
pm22:00 横浜。明日、フランスへ出発する。
2月末で仕事を退職、ここ1ヶ月準備に追われた。
3年勤めた会社を辞めるその日、たくさん花束をもらった。
「こんなわたしでも居た意味があったのかなあ」とぼんやり思った。
本当にストレスフルな毎日だった。ハンパない仕事量と無責任な人々。
締め切りに追われて、人の間に挟まれて、不条理なことがまかりとおるたびに憤りが募る日々。
と,同時に何一つ経験のない新卒社員に、大金が動く大仕事を任せてくれるチャンスもあった。

会社へ向かう途中で「行きたくない」と何百回思ったか。
そのたびに「もうすぐパリに行くんだから我慢しよう」と自分に言い聞かせた3年間。
ストレスフルな毎日はもう終わった。

大学時代から抱いていた片思い。
パリ留学がついに叶う。



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