見切り品！！

燃焼系スープでゆるゆるダイエットをしているおじさんです

こんばんは

…

さて。

今日もスープを作るために買い物をしてきたのですが…

中学の同級生が働くスーパーに行ってきましたよ

これがね、当時は手が付けられないぐらいのツッパリでした

今でもそういう部分は大量に残してるヤツなんです

で。俺って別に不良グループな人間じゃなかったんで

そんな親しい付き合いじゃなかったんだけど

どうにもこうにも彼に謎に好かれていて

俺に話しかけて来て、俺の返事を聞いてゲラゲラ笑ってるんだな…

野菜売り場を担当してるんで、その辺をウロウロしてるとスグに見つかって

声を掛けられるんだが

今日はお盆にクラス会があったんだけどどうして来なかったんだと

そう、話しかけられた

『会いたくねぇヤツがいるから行きたくねぇわ』

『そうなん？？でも大丈夫だったぞ、15人しか来なかった！！』

って言ってゲラゲラ笑ってる

『会いたくない奴はいるけど、お前と二人で飲む分には行きたいと思ってるよ』

そしたらニコッとヤンチャな感じで笑って

『おう！行くべ！！』

そして、一度離れたんだが

セロリを売ってる場所を聞きたくて

『あ、そうだそうだ。セロリって何処にあんの？？』

って声を掛けると渋い表情

『う～ん』

『え？何？売り切れ？？』

『いや、あるんだけどもうさ、葉っぱが黄色くなって来てるから店に出してねぇんだわ』

『そっか～セロリ欲しかったなぁ』

『ちょっと見てみて』

と言われてバックヤードの入口へ…

確かに箱に入ってるセロリの葉っぱが黄色っぽくなってるし

硬そうな感じにも見える

『スープに入れるのなら大丈夫だけど』

『うん！スープに入れて食うんだよ！！』

『ほぉ！！やっぱり野菜スープを食う人は体型がスマートだもんな！！』

と嫌味を言ってゲラゲラ笑う

『おうおう！！後でアレだ。裏に来い。話あっから！！』

って言うと大爆笑

何がそんなにおかしいのやら、とにかく俺が言う事が大好きみたい。

『まぁ、セロリ諦めるわ～また今度』

そう言って、今度はお肉売り場に行こうとしたら

『にゃび！！』

って声を掛けられて振り向いた

『これでいいべ？？』

でっかいセロリ1株、黄色になった葉っぱのとこだけ落として

『見切り品！！150円』ってシールをつけて持ってきてくれた

いや、これ、見切り品でも激安すぎだろ。

でっかいセロリの株、丸々1個だよ。（状態は悪いけども

『ありがとね！！』

『またな！！』

…

手の付けられないような有名なワルと

平々凡々で目立たなかった俺の、不思議な仲良しコンビだ

今度、一緒に飲む約束をしちゃったな

ちょっと楽しみではあるぞ。うん。