務めは果たしました

本日最後のゴミ置き場の鍵開け当番

無事に勤めを果たしました

最後の最後に寝坊したりして…って思ったら

この俺の性格です。そりゃ眠いのに寝付けませんよ。

うつら…うつら…を、繰り返して

『あ、まだ2時か…』

『3時半か…』

『4時か…』

そんなやつのオンパレード

…

どんと構えていられるそんな図太い神経と

強めの眠剤を誰かくださいませ（薬に頼るんじゃない

子供の頃からクヨクヨする癖

考えすぎる癖があり

幼稚園児だったのに俺は

『どうして俺なんか産んだの』と、おふくろに泣いて言った事があった

そんな事、こんな小さい子に言われたら

悲しかっただろうなって思うんだよね…。

…

そんな俺も

金玉に毛が生えました！！（二度と生まれてくんな







うつらうつらを繰り返す中で

俺は生レバーを食べる夢を見ていた

しかも、グロテスクな感じの原型のヤツ

両手に滴る血を気にもせずに

顔中、血まみれにして

あの独特の触感を感じながら

一心不乱に原型のまんまのレバーを食べてる

夢から覚めた時に

俺の中に潜むヤバイ存在をちょっと感じて

ちょっと凹んだ。

何かいるんだな…俺の中に。








早朝の誰もいない道を歩いて

鍵についた鈴を、ちりん、ちりんと鳴らしながら歩いた

まだ少し冷たい朝の空気が胸の中に入って出ていく

俺の中の汚い何かが出て行けばいいなって思った

弱さも、いやらしさも、ずるさも、狂気も

みんな俺から抜けて行ったとき

その抜け殻は果たして自分って言えるのかな

それらと上手くやってきてこその自分なのかな

ちりん、ちりん、ちりん、ちりん

鈴の音は俺になんて言ってんのかな

なんてさ。

俺が生まれてきた訳や意味

もしも何かあるのだとしたら

その務めは果たせているんだろうか

ちりん、ちりん、ちりん、ちりん

なんて言ってんだろ。

なんてさ。







そんなこんなの寝不足である

今日は休日だ

のんびり過ごすとする

ゆっくり過ごすとする

そんなわけで。