はじめに、動画の仕事は、原画(あれが第2原画)があがり、作画監督、演出のチェックが終わり、何も問題がなければ、カットごとに動画にカット袋と呼ばれるでかい封筒みたいがまわってきます。
その中に、動画作業する際に使うタイムシート、原画がはいっていて(他にもレイアウト、ラフ原、作監修正などなど)それをもとに動画の仕事をします。
まず、原画をクリンナップ・・・ トレース台と呼ばれる下から光がきて、紙を透かすものがあり、その上に原画を置き、その次に白紙の動画用紙を置き、そのまま上からなぞる作業をします。
で、その作業がすべて終わると、タイムシートに刻まれた指示通りに原画と原画の間に、動きがスムーズにつながるように絵を自分でいれていきます。
これが、大まかな動画の仕事です。
基本的に、タップ割りと呼ばれる、動画用紙についてあるタップを通すための穴を使って中割りをするやり方でたいていの動画は割ることができると思います。
タップ割りができればぶっちゃけ動画なんてへっちゃらですw
だけど、原画の動きが、走り、歩き、振り向き、手などの体の回転運動、その他エフェクトなどなどは自分で立体的に考えて中に絵をいれなくてはいけません。
このタップ割でできる簡単な動画を除いたほかの動画が完璧にできればもう原画ができるくらいのレベルだと思います。
私の説明が下手&何事も実際にやってみないとわからないと思うので^^;
動画の仕事内容はこんな感じですw
で、今回は、原画のトレス略して原トレの作業について私の汚い絵を参考にちょいちょいとww
原画はないので原トレのイメージをつかみ難いかもしれませんが、一応原トレみたいなことをやった絵がこれ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/cf/287bc452d03786ceb11bafb6c95e83e1.jpg)
私のおりじなるなので色々と問題点がいぱ~いなんですが目を瞑っていただけるとうれしいですw(鎖骨とかクビの辺りとか目とか・・・・ん~^^;)
格会社によってやり方は異なるので、参考程度に見てもらえるとうれしいです。
鉛筆で描かれている線が主線と呼ばれるもので、キャラクターのアウトラインです。
赤色鉛筆で描かれている線がハイライトの線
水色鉛筆で描かれている線が影の線
鉛筆はB以上、色鉛筆は硬質のものを使うのが主流になっているみたいです。
どちらも例外はありますがw
ちなみに蛇足というか私事ですが、普段クリンナップの作業は会社で毎日のように嫌になるほど(笑)やっているので絶対に家に帰ってきてからはやりたくなかったんですが、仕事を家に持ち帰ってやるはめになってしまったので、家でやってみたら、鉛筆削りのせいなのか普段使ってない鉛筆のせいなのかわかりませんが、会社でやるよりも思いのほかトレス線がきれいに描けたので、ちょっとこの線どうよ?ってことで載せましたwww
というか、動画の仕事は当たり前なんですが、線を描くのがうまくなるw
これが動画をやる一番のメリットかと
私がそうだったんですが、誰も最初は清書の作業なんてやりたくないでしょうw
でも、動画はいやでも毎日毎日清書、クリンナップの作業をやらなくてはならないので、線だけはうまくなる。
で、線がうまくなると、絵を描く上で基本となる線を描く作業というか、絵を描くという事は線を描くことなんで全体的に画力が上がると思います。
実際、私がそうだったので。
毎日毎日クリンナップしているだけで全体的に画力が向上してびっくりしたくらいw
まあ、ずっと座りっぱなしで来る日も来る日も絵を描いていたらクリンナップじゃなくても、うまくなるのは当然のことといっちゃ当然のことなんですがw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/63/56c367841914b6a435c7f3dde7443568.jpg)
ちなみにこの画像がトレス台をつけた状態の絵。
薄っすらと、絵に色が塗られているのがわかると思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8f/352c6c58b564ad0a55af45c4cd65e5bc.jpg)
で、これが、後ろから見た絵
これも動画の仕事の一つで、クリンナップが終わったらそれで終わりじゃなく、仕上げさんがちゃんと間違わないで、色を塗れるように、どこの部分がハイライトなのか、影なのか色を塗って指示しておきます。
色塗りの指示は原画に描いてあるのでそれに従ってやります。
会社によってやり方が違うんですが、
普通は、軟質の色鉛筆で色を塗り、
使っていい色が、ピンク、黄緑、黄色、緑、肌色、水色、朱色
たいていどこも、ハイライトは黄色、BL(黒の塗りつぶし)は緑、その他の色は部分ごとにどこがどの部分がわかるように塗りわけ。
といった感じに使うのが一般的みたいです。
あと、赤鉛筆で「×」とか「ヌキ」とか描いてありますが、このように明らかにそこの部分は色を塗らないとわかる時には書かなくていいんですが、細かい絵のとき、このような指示をいれておかないと仕上げさんがわからないのでいれておきます。
以上
自分の絵だけど、久々に線の少ない絵をクリンナップした^-^
線少ないっていいなあ~。
ちなみに、クリンナップの所要時間は10分くらい。
線が少ない割りにけっこうかかったかな・・;
その中に、動画作業する際に使うタイムシート、原画がはいっていて(他にもレイアウト、ラフ原、作監修正などなど)それをもとに動画の仕事をします。
まず、原画をクリンナップ・・・ トレース台と呼ばれる下から光がきて、紙を透かすものがあり、その上に原画を置き、その次に白紙の動画用紙を置き、そのまま上からなぞる作業をします。
で、その作業がすべて終わると、タイムシートに刻まれた指示通りに原画と原画の間に、動きがスムーズにつながるように絵を自分でいれていきます。
これが、大まかな動画の仕事です。
基本的に、タップ割りと呼ばれる、動画用紙についてあるタップを通すための穴を使って中割りをするやり方でたいていの動画は割ることができると思います。
タップ割りができればぶっちゃけ動画なんてへっちゃらですw
だけど、原画の動きが、走り、歩き、振り向き、手などの体の回転運動、その他エフェクトなどなどは自分で立体的に考えて中に絵をいれなくてはいけません。
このタップ割でできる簡単な動画を除いたほかの動画が完璧にできればもう原画ができるくらいのレベルだと思います。
私の説明が下手&何事も実際にやってみないとわからないと思うので^^;
動画の仕事内容はこんな感じですw
で、今回は、原画のトレス略して原トレの作業について私の汚い絵を参考にちょいちょいとww
原画はないので原トレのイメージをつかみ難いかもしれませんが、一応原トレみたいなことをやった絵がこれ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/cf/287bc452d03786ceb11bafb6c95e83e1.jpg)
私のおりじなるなので色々と問題点がいぱ~いなんですが目を瞑っていただけるとうれしいですw(鎖骨とかクビの辺りとか目とか・・・・ん~^^;)
格会社によってやり方は異なるので、参考程度に見てもらえるとうれしいです。
鉛筆で描かれている線が主線と呼ばれるもので、キャラクターのアウトラインです。
赤色鉛筆で描かれている線がハイライトの線
水色鉛筆で描かれている線が影の線
鉛筆はB以上、色鉛筆は硬質のものを使うのが主流になっているみたいです。
どちらも例外はありますがw
ちなみに蛇足というか私事ですが、普段クリンナップの作業は会社で毎日のように嫌になるほど(笑)やっているので絶対に家に帰ってきてからはやりたくなかったんですが、仕事を家に持ち帰ってやるはめになってしまったので、家でやってみたら、鉛筆削りのせいなのか普段使ってない鉛筆のせいなのかわかりませんが、会社でやるよりも思いのほかトレス線がきれいに描けたので、ちょっとこの線どうよ?ってことで載せましたwww
というか、動画の仕事は当たり前なんですが、線を描くのがうまくなるw
これが動画をやる一番のメリットかと
私がそうだったんですが、誰も最初は清書の作業なんてやりたくないでしょうw
でも、動画はいやでも毎日毎日清書、クリンナップの作業をやらなくてはならないので、線だけはうまくなる。
で、線がうまくなると、絵を描く上で基本となる線を描く作業というか、絵を描くという事は線を描くことなんで全体的に画力が上がると思います。
実際、私がそうだったので。
毎日毎日クリンナップしているだけで全体的に画力が向上してびっくりしたくらいw
まあ、ずっと座りっぱなしで来る日も来る日も絵を描いていたらクリンナップじゃなくても、うまくなるのは当然のことといっちゃ当然のことなんですがw
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/63/56c367841914b6a435c7f3dde7443568.jpg)
ちなみにこの画像がトレス台をつけた状態の絵。
薄っすらと、絵に色が塗られているのがわかると思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/8f/352c6c58b564ad0a55af45c4cd65e5bc.jpg)
で、これが、後ろから見た絵
これも動画の仕事の一つで、クリンナップが終わったらそれで終わりじゃなく、仕上げさんがちゃんと間違わないで、色を塗れるように、どこの部分がハイライトなのか、影なのか色を塗って指示しておきます。
色塗りの指示は原画に描いてあるのでそれに従ってやります。
会社によってやり方が違うんですが、
普通は、軟質の色鉛筆で色を塗り、
使っていい色が、ピンク、黄緑、黄色、緑、肌色、水色、朱色
たいていどこも、ハイライトは黄色、BL(黒の塗りつぶし)は緑、その他の色は部分ごとにどこがどの部分がわかるように塗りわけ。
といった感じに使うのが一般的みたいです。
あと、赤鉛筆で「×」とか「ヌキ」とか描いてありますが、このように明らかにそこの部分は色を塗らないとわかる時には書かなくていいんですが、細かい絵のとき、このような指示をいれておかないと仕上げさんがわからないのでいれておきます。
以上
自分の絵だけど、久々に線の少ない絵をクリンナップした^-^
線少ないっていいなあ~。
ちなみに、クリンナップの所要時間は10分くらい。
線が少ない割りにけっこうかかったかな・・;