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よしたろーのクリエイター日記

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アニメーターに向いている人

2010-10-23 03:48:13 | アニメーターを目指している方へ
どこの情報を見ても、たいていアニメーターに向いている人とは?
という質問があった場合その答えは、たいてい、そんなのやってみないとわからないという大まかな答えしか返ってこないと思います。

まあ、どんなことでも実際にやってみないと向いているとか向いていないとかなんてわからないものなので、正解っちゃ正解なんですが^^;


ですが、今回個人的にまだ、半年ちょっとしかアニメーター(動画)をやっていませんが、どんな人がアニメーターに向いているのかこの短い期間で思ったことをまとめてみたいと思います。
注)あくまで個人的に思ったことなので、参考程度に・・・、ここでも向き不向きの対象は動画マンです。原画以降の向き不向きはまた別の話になるかと・・・


1.健康かどうか
もっとも基本的なこと、体の丈夫さですw
やっていて思ったのが、この仕事は徹夜は当たり前、家に帰れず、ろくにまともな食事も取れません^^;;
このようなことをやっても平気な体の丈夫さが必要になってきますw
加えて思ったのが、風邪とか体調不良を起しやすい人はちょっと危険かも・・・
大きい会社で、頼れる人が大勢いる場合はたぶん特に問題ないかと思いますが、もし、小さな会社で締め切りぎりぎりの量の仕事を渡されたとします。で、締め切りぎりぎりになって自分がどれくらいの量の仕事をもっていてどんな内容なのか知っているのは自分だけです。
そんな中、もし、体調を崩して仕事ができない、最悪会社に行くことすらできなくなった場合、電話で連絡はできるにしろ、仕事ができないので、当然締め切りには間に合わなくなります。
そうなると、当然、スケジュールが狂い、大げさに言うとアニメーションを制作しているすべての人に迷惑をかけることになります。
動画の場合、迷惑がかかるのはおもに、仕上げさん、撮影さん、その他制作進行さんなどなど・・・

でもまあ、たいてい制作進行さんは締め切りといっても間に合わなかったことを前提にしてスケジュールを組んでいるので、多少締め切りがずれてもなんとかなるといったらなんとかなるにはなるんですけどww

クダクダと長くなりましたが、以上のことで体調を崩せないな~ということから風邪とかもあまりひかない丈夫な人がいいかと。

2.手の早さ
これは、絵を描く人の個性ともいえるようなことなのでなんともいえないのですが、やっぱり、手の早いほうがいいです。
会社によっては固定給の会社もありますが、たいてい今のご時世でも動画は完全出来高です。
悲しい話、出来がどうあれあげれば枚数になり、それがお金、生活費になります。
いくら動画が雑でも、動画検査を通り、映像でみたとき問題なければいいという世界なので、枚数あげたもの勝ちというクリエイターとしていかがなものなという世界^^;
まあ、丁寧な仕事で早い人もいるみたいですが、私はめちゃくちゃ雑で、普通よりちょっと早いくらいです^^;

で、動画に関してどこが早さに影響するのか。
動画作業で一番の割合を占めるクリンナップ、すなわちトレス線を描く作業が一番早さに影響するので、当たり前のことですが、線を引く早さを早くすれば全体的に早く動画をあげれるのではないかと思います。
これも人によってまちまちだとは思いますが、
動画マンなる→毎日クリンナップの仕事をする→線を描くのに慣れてくる→枚数を上げれるようになる
という形なので、誰もがはじめ線を描くのに慣れていない状態なので枚数を稼げないということにつながってくるのだと思います。
もちろん動画の作業全体になれて早くなるというのもありますが。

で、結論として、申し訳ありません^^;
手の早さで言うとこれはもう実際にやってみてみるしかありません^^;;
動画になれて線が描くのに慣れてからも人によって早くとか遅いとかあると思うので、慣れてからどうなるか・・・ですね^^;

自分でクリンナップの作業をやってみて一枚どれくらいかかるか計ってみればとも思ったのですが、ある程度慣れた後の問題になってくる気がします。


3.頭の回転のはやさ
ここでもはやい、おそいになってくるのですが^^;
原画を見てすばやく、どのように動いているのか、どうやれば一番効率がよく中を割れるのか、などなどすばやい判断を下すことによって動画の効率が上がるような気がします。
ちょっと手の早さにもリンクするんですけどね。頭の回転がはやいから手も早い。みたいな

動画といっても、色んな個性あふれる(笑)原画がまわってくるので、たいてい似たり寄ったりですが、そのカットごとにすばやく判断をしていかないといけません。
何を考えるのかというと、原画と原画の間の動きをどうしたらいいか、つめをどうつけたらいいか、タイムシートはちゃんと映像にしたときにおかしく番号を振っていないか、原画トレスの際設定どおりに物体もしくはキャラの構造を理解しながらやれているか、ちゃんと原画の指示通りなっているか、合成がうまくできているか&どうやって合成すればより効率よく動画ができるのか、
などなど・・・w

つめとかタイムシートとか合成とか実際にやってみないとなんのことを言っているのか想像つかないと思いますが、こんな感じですw

意外と項目挙げれば複雑に見えるんですが、ような慣れでなんとかなるんじゃないかとww
今はどうかわかりせんが、昔はパートでおばさんが動画やっていた、ってこともあるみたいなのでぶっちゃけ誰にでもできる作業だとは思いますw

↑のような考えることを瞬時に考えて、より効率のよいやり方をやることによってタイムロスをなくすことができるのでやっぱり、頭の回転の早さは重要なのかと思います。


4.精神面
一番重要な適性だと思います。
もちろん精神面が強い人が向いていますw
動画という作業自体、誰でもやっていて楽しくない作業だと思います。たいていの人はw
なぜなら同じような絵を何枚も何枚もひたすら描いていく単純作業なので^^;
人間なので、同じことを繰り返し繰り返しやっていれば、飽きてきます。飽きてくるということは、少なからず嫌だということにつながってくるのかと思います。
まあ、繰り返しやることで、その絵を覚えるなどのメリットはあるんですけど。
なので、いかにその動画の作業を楽しくできるか、もしくは耐えれる精神力が必要になってきますw
耐えることはあまりおすすめできないので、いかに楽しく変換できるかなのかなぁ~

実家から通えるぜ!っていう人は問題ないのですが、
アニメーターでもちゃんとした社会人。
仕事以外のこともすべて自分で管理しないといけません。
仕事以外のこともやりつつ、加えて仕事もちゃんとこなす。
当然仕事以外のこともあるので仕事もたいへん、食費、生活費などなどを考えるのも大変。
となってくると、たぶん、もうすべてが嫌になってきてしまうんじゃないでしょうか。
なので、その辺もこなせる自立性というか精神力?が必要かとw

なんか精神面であげるときりがないので、簡単にまとめると、
私を例に挙げることしかできないんですが、何事もいかに楽しくこなすことのできる都合のいい頭を持っているかということが向いているメンタルの一つだと思いますw

嫌という感情でやっているとぜったいにいつか色々と崩れてしまうと思うので。


以上、四つが半年弱しかやっていない新米アニメーター(動画)が思ったアニメーターの向いている人です。
なんだか、書いていて思ったんですが、結局やってみないとわからないことばかりじゃん・・・
ってことのような気がします^^;

最後に一番向いているのは、アニメーターという仕事をやっていて楽しいと思えれば、それはもう一番の適性者ですb
仕事が楽しいということは、毎日がハッピー?みたいな?
失礼しました・・・w

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