道に遺体が放置される南米エクアドル、遺族の怒り爆発
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00010006-reutv-s_ame
亡くなってしまう人にこそ、尊厳が守られるべきなのでしょう。自らは主張できない遺体をこそ、生前のその人から受けた恩恵を感謝し敬意を示せてこそ、人なのですから。
それをできないほどに社会全体が疲弊してしまっています。顔を見ることなく、永遠の別れとなり、遺体がどこにあるかすらも明瞭にならないとは、愚弄に感じさえするのでしょう。それは「明日の私」への仕打ちに感じ受けられる、人間の優しい想像力でもあります。
エクアドル政府だけの問題でもありません。この疫病は、最後の面会すら罹患の危険を伴うことは分かっています。それでも、最後のこの遺体に対するあしらいが、許せないのが人なのでしょう。
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