Pandakingなgooブログ

パンダミックな
インフルエンサー

おとな

2009-05-31 12:57:16 | 日記
ふと感じたままに書いてみる。「大人」が「こども」に役に立つ機会が、昔に比べ、減ってるんじゃないだろうか。こどもがあてにできる「生き方」を大人自身が見いだせず、混乱して、周りに迷惑をかけてしまっているのではないだろうか。大人ってやつに、ほとんどゆとりが与えられなくなってしまったのではないか。こどもというのは、それを直感して気づくから、むしろ正直な反応というべきではないだろうか。
あてにしてもいいもの、へは、誰だってあてにしちゃうものだ。あてにならないものが100あっても1000あっても一緒なものだから、「ただ、そこに、ある」だけになっちゃう人が増えているのではないだろうか。あてになるから、素敵、というものではない。頼りたいときに頼れないってものに囲まれてるおとなを、こどもは、見ている。


伊坂作品ばっかり読んでる訳じゃないよ

2009-05-29 21:12:11 | 日記
第2掲示板観てる人には、まるでなんだか伊坂幸太郎作品ばかり読んでるよねって思われそうなんだけれど、実際は航空機撮影の合間に「伊坂」、お風呂にはいって「伊坂」、お風呂上がりに「伊坂」と生活のはしばしでちょっとづつ読んでます。平行して「禅のいろは(玄侑宗久様)」「ブッダの集中力(スマナサーラ氏)」もちょぼちょぼ走り読みしてるので、けっこういい気晴らしも兼ねながら延々読書できますな。
久々に杏仁豆腐食べたらおいしかった。たまにはいいもんですね。


父の作品たち

2009-05-28 22:15:33 | 日記
父と温泉までドライブしました。道に詳しいので新しい道を教えてもらいながら走っていると、「ああ、ここの建物は組んだ」とか「ここも建てた」と、仕事で携わってきた建築物をさりげなく言う。あちこちの街に、あれこれと建ち続ける建物。その中で生活したり仕事したりする人の場所を、父が作ってきたんだと、静かに言う。それを聞けるのはうれしいことだと思った。行く先々にそれはあり、いつかそういうのが写真かなにかでスクラップできると、随分豪華なものができあがるんじゃないかと思う。


SPACE BIO CHARGE

2009-05-26 15:03:13 | 日記
SEATBELTSのアルバム届きました。「CMようこ2」よりもいいかも!随分前に心にかかった曲がわんさか、セレクションされてる。非常にセンスのいい3枚組!オススメいたします。推奨いたします。
今日はズボン2本買ってるし、ちょいと散財がすぎてますが、いいものは旬さを失わないうちに手に入れねばね。ああ、いい休みだ。鏡面台でいいのがなかったので、ギター置きを代用に買う。散財散財。


マンホールチルドレン

2009-05-22 07:42:00 | 日記
モンゴルが資本主義にかわった直後の時代、都市部では面倒を観きれなくなった親が子供を捨てることが頻発してて、零下30度を下回る極寒の最中、生き延びるために子供たちは、セントラルヒーティングのパイプが広がる地下マンホールの余熱をたより、寝泊まりしてるというドキュメンタリーを昔NHKがやっていました。その続編が昨晩やってまして、4年ぶりくらいにそれをみましたが、やはりショックでした。
親が子供を守りきれない」やりきれなさを見せ、子供だった人たちは大人になり、自分の不幸の連鎖を断ち切る方法が分からず、貧乏であったり、孤独であったり、大所帯すぎたり、酒におぼれたり、暴力でやりきれなくなったり、家族を失ったり、日々生きるので精一杯であったり、本当すぎる悲しみでいっぱいなドキュメンタリに見受けました。
一番最初にこのドキュメンタリを観たときに、子供たちは仲間を作って集まり、笑ったり、歌ったりしてるシーンがあって、捨てられた残飯の中から、食べられるものを見つけて、それがかけらのようなものでも、ちゃんと仲間と分けてた頃は、うれしそうな顔がありました。
大人になってからの彼らの顔は苦労の重なりから、年齢よりも老け込むのが早いように見受けます。なにより、笑顔に「ただ、笑顔」ではなく、その奥に悲しさがしみついてしまっていました。男親も女親も、子供に「愛されたい」と願うのに、子供は自分の本当の親かどうかもわからず、他人を見るように恐れる、というシーンもありました。
幸せ、と言えるほどでなくてもいい、せめて平穏な心持ちで生きることのできる位置に、彼ら彼女らがたどりつけるといいのに、そう思いました。