
差し支えなさ、子供にもご年配にも心渡せる見識・良識、サンドイッチマンは確かに時代の寵児で替えの利かない芸能人だけど、誰も彼もがこう寄ってたかるのは、「テレビ局自体は怠慢」に映りますし、彼らも疲弊してしまう年齢。
潰れるまで使いかねないテレビ業界全体の徒労感と、サンドイッチマンならではの「忙しいのはありがたい」なる義侠心とで、なんだか悪いバランスに片足を突っ込んでしまってる気がして気がかりです。
サンドイッチマンが醸してくれる安堵な空気感は、今の時代に足りなくなってたものにはちがいない。
されどこれを補うとか、代替できる他の芸能存在が「一斉に不在」という「自力で育って来れてなさ」も露呈してる。
大御所芸人におもねって十数年以上を食べて来られただけの芸風しかない人らは、大御所芸人の退場で地滑り状に足場を失ってて、サンドイッチマンに見る「世相のうちにきちんと一緒にいる」という堅牢さをずいぶんあっさり捨てて来てたから、今更転向も叶わないでしょう。
それにしても芸能界とテレビ業界の凋落の惨めなこと。
サンドイッチマンが餌食にされたりしたら、みてる側も憤ります。忙しすぎてます。
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