東方神起 4th LIVE TOUR 2009 ～The Secret Code～ 神戸初日

ジュンスを愛する皆さん！
東方神起のメンバーとして、活動してきたジュンスに、かつてないピンチがきています。
4th live tour初日。
会場前にはたくさん「チケットを譲ってください」の方が立ってらっしゃいました。
グッズ売り場にもたくさんの人、人、人。

お友達にも会って、会場周辺も散策して、雰囲気を十分楽しんでから会場に入りました。
今回スタンド席でしたが…すごく近くでメンバーを見ることができました。
プレミアム席の後ろよりは、ずっとずっと見やすくて近かったと思います！

会場入りしてからも、ずっと興奮状態で、落ち着かず…
いや、これはお客さん全員がそうだったはずですね。

開演時間５分ほど前に、男性のアナウンスの声がしました。
ステージに出てきたのは、黒いスタッフTシャツを着た男性でした。

自己紹介の後「今日のコンサートの内容についてお知らせがあります。」

どよめきがおこりました。

スタッフ「昨日のリハーサルの時…ジュンスが…」

観客「え～！！」

スタッフ「足を痛めまして…今は歩けない状態です。」

観客 「（もっと大きな声で）え～っ！！」

スタッフ「今日の公演中止も考えながら話し合った結果、コンサートを楽しみにしてきた方のためにも、コンサートしたいと、ジュンス本人からの強い希望で５人でのコンサートを行います。」

スタッフ「なお、コンサートの内容を一部変更します。このような状況ですので、ジュンスが治るまで、ライブ写真の撮影は延期いたします。」

頭上から大きな岩が落下したような、衝撃でした。
涙があふれてきて…
徹底したプロ意識をもったジュンスのことですから、どんなに悔しいだろうか…と。
胸が潰れるような思いがいたしました。

コンサートが始まりました。
車いすに乗ったジュンスを見るのは、辛かったです。

本当に、辛くて、悲しかった…

前半、わたしのテンションは下がりっぱなしでした。
前回のツアー同様、花道がありますが、ジュンスはメインステージにポツンと残り、自分のパートを熱唱していました。

動けない分、より感情表現が豊かだったように感じました。

ジュンスお得意のフェイクも、びっくりするほど長かったし、バラードも安定した歌で聴きごたえがありました。

ダンス曲の間、メインステージで手拍子をとったりしていましたが、あれはほかのメンバーへの応援のつもりだったのかもしれません。

ジュンスがいないダンスフォーメーション。
あきらかにバランスが悪い…（苦笑）
ぽかんとあいた空間のなかに、踊るジュンスを想像してみていました。
左右に分かれる時も、本当だったら　２人、３人にわかれるはずなのに、１人３人がけっこうありました。
あ、ここにジュンスが来るはずだったんだ…と思っては、泣けてきます。

MCになって、ようやくジュンスが花道に出てきました。
車いすを押すメンバーがとても優しいです。
花道に出るところで、若干のスロープがあるんですが、下り坂はバックで降りる、という基本を守って、ジェジュンが、ある時はユノが、またある時はユチョンが押していました。


MCだけでなく、サブステージでも歌いましたし、歌の間花道の移動もありました。
ユノくん、押しながら自分のパート歌ってましたよ～！
ユノは車椅子にストッパーをかけたりすることも忘れずに、けなげに介助していました。
「（ジュンスがいなくて）なんかさびしい」と２回ほど言ったのも、たしかユノでした。
ユノが言ってくれたっていうのが、とてもうれしかった私。。。



ジュンスは、明るい表情でしたが、
「すぐ直りますから、許してください」と何度も言いました。
他のメンバーも、明るくふるまっていましたが、ジュンスが心配でたまらない様子。
もちろん、MCでジュンスをいじることもあったんですが、いつもよりずいぶんやんわりやさしい感じ（笑）

けがをしたのは、ほんとに残念でしたが、メンバーがお互いを思う気持ちや、やさしさにあふれていて、すごく感動的でした。
ジュンスを見つめる目が、ほんとうにやさしくて、それをみるとまた泣けてきました。

アンコール曲の一番最後は、サブステージで歌いました。
いったん照明が消えて、再び明るくなったとき

ちょっとよろめきながらも、自分の足で立っているジュンスの姿がありました。

痛めたのは右足かな？
左足に重心をかけて、すっくと立つ姿…

美しかったですよ

片足だけに重心をかけて立てたとしても、熱唱するときに体をのけぞらしたり、体を折り曲げるようにするのは、大変だったと思います。

立ち上がったのは…
ひょっとしたら、ジュンスがとっさにやったことかもしれません。
事前にわかっていれば、誰かが手を差し伸べていたはずですから。

おそらく…　
ファンの皆さんにたいして、精いっぱいのことをしようと思ったからじゃないでしょうか？

無理しなくていいのに…
がんばっているの、十分わかっているのに…
一番つらいのはジュンス本人のはずなのに…

そんなジュンスみているだけで、胸が熱くなりました。

そうそう、チャンミンのこと忘れてました。
ジュンスが車いすから立ち上がる時、反動をつけて立ち上がったみたいで、車いすがそろそろとメインステージのほうへ動いてしまったんです。

そのまま花道から落ちないかと、ハラハラしてたら。
イントロが流れているのに、チャンミンがすすっと車いすのところへ行って、動かないように位置を変えていました！
直接、車いすは押さなかったけど、ジュンスのことずっと見守っていたんですね。

これはネタばれになりますが…
ジュンスじゃないとできない、あのパフォーマンス！
代役はチャンミンでした！！（笑）
ひょっとしたら、ジュンスが治るまで、みんなが交互に代役するかも？？

最後に出演者がずらっと並んで挨拶するときも、ジュンスは真ん中にいました。
この日のコンサートは、ジュンスー！という声援が本当にたくさんありました。

ジェジュンはジュンスのけがを「かるいけが」
ユノは「すぐなおるよね」
と、いいました。

ジュンスは
「あしたはなおるから」
と、言ったんです！！

でも、正直無理はしてほしくない。
パフォーマンスを奪われたジュンスを見ているのは辛かったけど、強くてしなやかで、心揺さぶられる歌声は健在でしたから…
今は、なるべく動かさないでほしいです。

長々となりましたが、そろそろ退出時間です。

今日もコンサートに行きます。
行かれる方も
お留守番の方も


たくさん応援してあげてください！

本当に東方神起は、がんばっています～！！