ぱきぱきちゃん の Pakipaki 話

ぱきぱきは若年性パーキンソン病の夫Mr.Pakipakiと二人暮らし。介護人生活をご紹介。

ちょっと話があるんだけど。。。

2005年10月18日 | P病患者/家族の悩み、気持ち
「ぱきぱきちゃん、ちょっと話があるんだけど・・・」とMr.Pakipaki。何か大変なことがあったのかと思い心配顔になってしまった。すると「どちらかといえばオカシイ話なんだけど・・・。」

Mr.Pakipakiの話。

先週の月曜日、いつものようにセルフサービスのガソリンスタンドで給油をし、支払いを済ませた。ちょっと震える手でおつりを受け取り、財布にしまった。車に戻り、エンジンをかけて発車しようとしていたところに、レジにいた従業員が近付いてきた。運転席の窓を開け、何か用かと尋ねると、「お客さん、お酒を飲み過ぎていらっしゃいませんか?」と一言。Mr.Pakipakiの手が震えていたから、飲酒運転かどうか確認に来たらしい。Mr.Pakipaki「飲んでませんよ。僕の手が震えるのはパーキンソン病のせいなんですよ。」と答えたらしい。従業員は分かったような分からなかったような態度でレジに戻ったらしい。

もしかしてMr.Pakipaki落ち込んでいるの?

本人いわく、落ち込んではいないらしい。でも症状が誰にでも見て取れるってことにはショックを受けたんだって。

ダブリンの大会で、パーキンソン病はPublic Disease(公の病気)と言っていた。糖尿病などは外見から判断できるものではないけど、パーキンソン病は見かけ自体も病人になる。Public Diseaseであるがゆえにストレスも多いと言っていた。まさに今回の出来事もそれ!糖尿病患者にむかって「ちょっと様子が変ですけど、大丈夫ですか?」と声をかけることはない。

でも、「これはパーキンソン病の症状です」と堂々と答えたMr.Pakipakiはエライと思う。やるじゃん!

ぱきぱきちゃん、今日から仕事復帰。忙しすぎ。書きたいことがいっぱいあるのに、時間がない。というわけで、明日は更新できないかも。

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