すべての心理学者がそうではないですが、占いというものは、心理学者からは否定的に見られるのが常ですね。
心理学的に分析すると、占いが当たっているように感じられるのは、占われた本人がその示された結果の中から、自分に当てはまる部分を積極的に探そうするから、という見方もできるようです。
多くの占い結果というものは、とらえ方によっては万人が当てはまるような抽象的な表現が多いですから、こじつけていけばすべての人に当てはめることができるものです。
ですから、たとえ客観的に見て当たっているような結果が出されても、占い嫌いで占いを信じていない人から見ればそれは、まったく的外れの結果に見えるでしょう。
逆に、占いを信じている人の場合であれば、当たっているところにだけ注目してしまう心理が強く働くため、「やっぱり占いは当たる!」と、さらに信じてしまうこともあり得ます。
さらに、占いを信じやすい人というのは、占いを隠れみのにすることで自己を正当化し、弱い自分を守っている、というような見方もあるようです。
心理学と占いと両方をかじった私の感想を言わせていただければ、心理学者の分析もたしかにある程度納得はいくものの、「占いってそんなに浅いものじゃないのにな~」、という思いが強くあるのもたしかです。
さらに、占いを信じやすい人というのは、占いを隠れみのにすることで自己を正当化し、弱い自分を守っている、というような見方もあるようです。
心理学と占いと両方をかじった私の感想を言わせていただければ、心理学者の分析もたしかにある程度納得はいくものの、「占いってそんなに浅いものじゃないのにな~」、という思いが強くあるのもたしかです。
たぶん、占いを否定的に見る心理学者というのは、占いについてほとんど研究したことはない人でしょう。双方にある程度知識のある人であれば、一方だけを否定的に見ることはなくなるものです。
ところで、心理的なテクニックだけで、果たしてどこまで占いめいたことをすることができるのでしょうか?
ある程度経験を積んだ占い師であれば、神秘的な力などまったく使わず、巧妙な心理トリックを使ってそれなりに人を納得させることはできるかもしれません。
でも、心理的なアプローチだけでは、もっと深い部分の、心とはまたちょっと違った領域の、魂レベルに響かせるようなメッセージは出せないものです。
この感覚は、ある程度神秘な力を信じている人にしか、なかなか理解してもらえないとは思うのですが…。