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ぱげ十夜

~としくん日記~

10月客演「東京ミルクホール」

2019-08-24 13:34:41 | Weblog
お久しぶりでございます。
急遽決まりました、外部出演です。
10月に「東京ミルクホール」という劇団に客演させていただきます。

ダンスが欠かせないらしく、先日も稽古四時間、踊りまくりました。
筋肉痛にも負けず、頑張ります。
新しいチャレンジ!と、猛ダッシュします!

41歳厄年新たな一歩です。
是非ご来場くださいませ!


劇団東京ミルクホール
第23回本公演『レッツゴーギャング』
2019年10月9日(水)~14日(月・祝)
下北沢 小劇場B1
チケット 前売3,800円 / 当日4,000円

<公演日・開演時間>
10月9日(水)19:00
10月10日(木)19:00
10月11日(金)14:00  平日割引(前売り 3,300円 )
10月11日(金)19:00
10月12日(土)14:00
10月12日(土)19:00  アフタートーク
10月13日(日)14:00
10月13日(日)19:00  アフタートーク
10月14日(月)13:00
10月14日(月)18:00

出演者
佐野バビ市 / 哀原友則 / J.K.Goodman / 小野寺崇 / 新城侑樹 / 宇佐見聡之 /   / 永山盛平(タイガー) / 鈴木利典 (劇団扉座) / 北之内直人((裸)ミチコイスタンブール) / 佐藤聖之 / 前田将孝 / 庄司大希 / 松任谷一馬 / 岡部宏希

コリッチはこちら!
URL:http://ticket.corich.jp/apply/101431/008/
※こちらからの注文は当日精算ですのでご注意ください。


■カンフェテイ・
整理番号付きの前売り券の購入は、こちら。
購入手続きの中でキャストを選んで購入も出来ますよ!
https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=53766&

カンフェテイでの購入で、整理番号を優先しております。
早く入って、いい席をガッチリりゲットしたい方はこちらをオススメします。

劇場でお待ちしております!!

水底の柩(台本編)

2019-04-04 19:18:41 | Weblog
すんません、私生活バタバタで家賃のために走り回りますと1日ふた現場。
ようやっと、本日台本を手に入れました。

「新浄瑠璃 百鬼丸」!

へぇ、残り1ヶ月を楽しみにお待ちくださいまし。

初日、ラクイブは残り少なくなっております。千秋楽も少ないとか…。
御予約はお早めに!
電話恥ずかしい!という方はSNSのメッセージ機能をフルに活用し、御贔屓の役者にお声掛けしてみてください。怖くないですよー。うちの俳優はみんな優しいですからねー。


というので、改めて読み直しております。
わからない漢字を調べて(稽古場で笑われるので)既に覚えに入っております。
座長の本はスラスラと頭に入ってくる不思議。そりゃね、20数年在籍しているので、一番読んでる作家であるのは間違いないですからね。
それにしてもやはり凄いなと。初演はいつだっけ?てくらい前のイメージ。初演の写真見ると、私、フサフサしてますから。そりゃもうフサフサですよ。

水底の柩の脚本改訂の話でしたな。

そうそう、これまた難しい本でして、ひと月の稽古では難しいなと。最初に取り組んだのは「言葉の簡潔化」でした。なるべく会話の噛み合わせを良くし、尚且つ元の言葉を残す。気になっていた時系列の整理をして、第一稿を仕上げたのが12月前半。
みんなに台本を渡し、読み合わせ。時間は約一時間半。
ふむふむ、これでなんとかか?

と、思っていたのです。
帰京して、さぁ演出的打ち合わせをと相談しましたところ、フォーチュンシアターメンバーの仲坪氏から、

「これじゃあかん、もう一度書き直すのだ。」

という話になったのですわ。
妥協無し。構成からもう一度…。

新宿西口の喫茶店「ピース」にて、ノートと台本開いて半ベソの私…。

嗚呼…なんて厳しい人なのでせう…。

多少の構成はまだしも、作家脳というのはほぼ皆無の私。
ノートを開いて腕組みし、数時間白紙のノートと向き合いました。
自分の語彙力の無さに愕然としました。陳腐ならまだしも、一文字も浮かんでこない…。
横内座長。本当に偉大です。いつもわがままばかりですみません。


絶望のクリスマス。
ノートが白紙のホワイトクリスマス。

泣いたな…。泣いた。世界は泣かないが俺が泣いた…。

どうしようもないまま近づく締め切り、バイトの嵐。
白目剥いて仰け反る夜…。

はたと思いついた。

本を読むのだ!!

自分の家のカラーボックスの中は、過去出演した台本がずらり、小説少々、漫画がたくさん。
高橋留美子を読み、手塚治虫(七色いんこ)を読みましたが、

違う!漫画じゃアカン!!

てんで手に取ったのが、三島由紀夫、でした。

もちろん今まで一冊も読んだ事はありせん。むしろ避けておりました。だって、難しそうなんだもん…。
ぐっと腹を決めて、こいつを読破したら何かぎ変わるかもしれないと希望を託し、12月の25日から読み始めました。

これが、すんげー面白いんです。
んでとても日本語が美しい。かの川端康成も、「彼ほど日本語の上手い奴はいない」と言ったほどです。
こんな私でも読める。そして面白い…。

二日かけて読み終わり。
本を閉じた後に出た言葉が

「三島由紀夫先生…。」

でした。
そして晦、大晦日、年明け三が日で、上演された完成稿を書き上げたのです。
ええ、パソコンなんて使えないので、手書きでノート丸っと二冊分。朝から夜まで鉛筆手書きで、シャコシャコと。右手は真っ黒。産みの苦しみとはこういう事かと実感しました。
原作にないシーンを書くときは「三島由紀夫先生!」と何度連呼したかわかりません。

学生時代でもこんなにノートに書いた事はありません。

助詞、助動詞の大切さ。言葉の構成。

一言一句間違えるなって言われますが、そらそうです。命削って書いてるんですもの。
書きながら反省…。
好き勝手にやってきたな…俺…。

歯を食いしばりながら、時々ウィスキーをあおりながら(不思議と酔えない)なんとか完成まで辿りついたのです。

仲坪氏からは…

「いいじゃないかぁ!!」

と、新宿西口喫茶店「ピース」にて。
泣いたな…年明けから泣いたなぁ…。

仲坪氏の力も借りて現代シーンを加筆修正し、脱稿に辿りついたのが一月頭。

もぅギリギリ…。

これで…力尽きたい…、とはさせてはくれませんでしたねぇ…。次なる課題が大波のように押し寄せてくるのであります。

次回、作詞作曲編。

なんで、こんなん書いちゃったんだろう…私…。




百鬼丸のチケット、予約をお忘れなく!











水底の柩(オーデイション編)

2019-03-24 01:46:35 | Weblog
ふひー。東京帰ってきてから休み無しでバイトに勤しんでおります。
次の稽古までには、書き終えておきたいこの話。頑張ります。

さてさて前回までは、こうなったらもう引けない、ってとこまででしたね。
オーデイション日程も、11月半ばと決まり、僕個人的に必要なのは、「若い力」でした。
ここがとても重要。
年配の方々はもちろん演劇の楽しさを知っているわけです。
僕が危惧していたのは、若い世代にその楽しさを伝えられているのかどうか、その一点です。
八戸演劇界の新旧世代の融合が最高の目的であるならば、若い世代の力の底上げが必要だと、打ち合わせで直感したのです。

先輩方の意欲は、言わばモンスターです。
飲み過ぎたら命を取られる、あれ、と同じです。

なのであえて僕の年齢である、40歳以下に募集要項を決定しました。
ここには一つ条件がありまして、

「心は20代だ!」という無茶な70歳がいても受け入れようと思っていました。
身体は70、心は20でぇす!
とても演劇的で、合格させない理由はないからです!


そして!ここで困ったのが、オーデイションをする側になった事がない、って事です。
まま、なんとかなるだろーと思っていたのですが、

「演出の好きなように」

との一言だったので、なんとかなるだろと、のほほーんと決めようと思っていたのです。
そこで、普段バレエの教えをしている盟友anna氏に相談したわけですよ。
彼女の教えている、つくばの教室で、去年発表会で作品も作らせていただき、自分の教師レベルの低さに閉口していたのを助けてもらったので、この人しかいないと。
そしたらですね、

「あんた、ワークショップやって進行やって、審査まですんの?」
「え…ダメ?」
「はぁー(ため息)。審査する人間が進行もやって、人見れるわけないでしょ!!」

めっちゃ怒られました。

ここから先苦しめられる「演出助手の不在」、を突かれたわけです。

「すんません…」
「ちょっと待ってろ。」
「へい…。」

男前なanna氏はスケジュール調整をその場でして、オーデイションの助手を買って出てくれたのである。

何にもわかってない…俺…。
夢ばかり語り、酒をのみ、堕ちてゆく僕には天の加護を得たようでした。
「俺…何も知らない…」現象はここから始まります。
驚くくらい、何も知らないです。俺。


そしてオーデイション当日。
笑顔で顔面蒼白冷や汗男は、

「みんなのために、ゲストだよー!」

なんつって取り繕いながら、高速のパスをanna氏に投げてオーデイションを鼻歌混じりで(鼻息しか出なかったけど)進めたのであります。

前情報収集で、知人から市民劇とはなんぞやと問うたところ、「市民だもの。俺らがどうじゃないよ。みんなが楽しめるものを作ればいいんだよ。」と、金言をいただいておりした。

が、ここで誤算が一つ!
今考えると嬉しい誤算です。

オーデイションに来たメンバーは、愛すべき演劇バカヤローばかりだったのです。
レベルが違う。
八戸という狭い世界だからこそ関わり合い、粗くも磨いた跡のある若者ばかりでした。
本当に凄いと、心から思いました。先輩方がここまで磨いたものを託された気持ちでした。

…。とは言ってもね、逆に殊勝な考えは吹っ飛びまして。劇団の後輩達がよく知っている「鬼のトシさん」が顔を出すわけです。

「それを、全部壊してやる…ケケケ!!」

心の種火がついた時に気づいたんです。
初演当時、曲がりなりにも八戸演劇界の若手スター達の奇跡的な集まりだったんだなと。
今回、それを越えられるかどうか。美化している過去の作品を乗り越えられるかどうかなんだと。

そしてオーデイションメンバーの中に、唯一、年齢制限を無視した先輩が一人。
初演で共演した、我楽多屋メンバーの一人、華さん(当時は美しくて、怖くて、話ができなかった)がいました。

自分の中の鬼が笑う。



心に決めた。

「命を賭ける。これで面白いのできなかったら、俺は故郷を捨てる。」

オーデイションは全員合格。

anna氏の力あればこそ、人を見る時間をもらえた。
感謝しかない。

彼女には帰京後、彼女の実家の商売のお手伝いをする事でやんわりとギャラの話を封殺しました。まだ足りないので、働いて返します。
そして、さらに巻き込む事になろうとは、この時は考えてもいませんでした。


さて、人も決まった。
脚本の改訂にとりかかねばならない。
難解なのを、分かりやすく、言葉にしやすく、尚且つ長尾さんの言葉を残す。

脚本なんて高校演劇以来書いていない…。
どうすんだ…。

難問は続く。





















水底の柩(打ち合わせ編)

2019-03-22 01:47:45 | Weblog
どーせならこのくらいまで書いてしまおうと、ペラーリと。
よくよく考えると、この作品見てない人にはなんのこっちゃ!と、いうかもしれませんがこれまた楽しい人もいると思うので、御容赦を。

ままま、「つか版忠臣蔵」の東京公演を終えて、隙間で帰省。実行委員との顔合わせ、打ち合わせも相成りました。帰省の電車の中、読み返しメモを取り、演出ってなにやんだ?と、シャコシャコと鉛筆で書いたわけですよ。舞台セットとかね、やりたいのとかね。なんとなくのイメージ作っていかないと駄目だと思ってたわけです。そら、予算てもんがありますからね。擦り合わせないといけないのよ。そこまであたしゃ無知じゃないわよと、この20年の蓄積を持って話をせにゃならんのですよ。

鼻息荒く何度も読み返したのですが、ここで引っかかります。

この台本…難しくね?あれ?こんな難しい事やってたの?
昔のイメージってのは美化するものなんですね。
一言で言うと、難解、なんです。
これを理解してやってたのか?俺は?天才か??
と、ほくそ笑むのも束の間。

ヤバイ…。これ、ヤバイぞ…。

市民劇と聞いているけど、これ…できんのか?市民の方で…。
台本に、詩的なセリフも有り、シェイクスピアを始めて読んだ時の脳味噌がギギー!!ってなる感覚ね。

書き直しが…必要だ…。

第一の絶望。

本を書かねばならん…。

まてまて!そこは、後回しにしてイメージ固めねば!
打ち合わせ直前まで、シーン構成、セットイメージ、演出イメージを決定せねば…。
冷や汗全開。毛穴開きまくり。

そして、ややしっとりとなりながら打ち合わせ突入。
実行委員の皆様と挨拶を交わしました。
その中に、私の演劇の師匠の一人である、ベンさんにこれまたほぼ20年近くぶりに再会するしたのです。
昔は、ギラギラとしていた怖いおっちゃん(当時30代半ば)でしたが、今は温厚ながらもその目の奥には演劇の炎が青白く燃えておりました。
注文は一つ

「今まで見た事ない事を、やってください。」
「……そすか…。」

見た事ないもんて、なんなんだろ。俺が見た事あるのはダメなのか?むむ?八戸の人達が見た事ないものなのか?むむむ?
まるで禅問答のような注文である。

「すんません!見た事ないものはできねっす!!てへへー!」

と、バカな振りしてサラーっとかわせればよかったのですが、すでにギャグをかます余裕なく

「なるほどー、見た事ないものですかー。見たいですねー。」

と、腕組みしながら宙空を見上げ、半笑いで後悔していたのは言うまでもありません。

ここで負けてなるものかと、セットイメージの提案、三面客席(扉座研究所公演を観たことある方ならイメージしやすいと思います。)客席数の確保、踊りの振り付け探し(市内在住の方)と、こちらのプランをお話ししました。

ここでもう一つ問題が。
スタッフ問題である。
東京から知り合いを呼べないか、という話である。
諸事情あって、八戸のスタッフには、演劇専門の舞台照明、音響部が存在しないのである。なので、はっちでは小屋付きである、イベント業者にオペレーターを依頼をしているのが通例なのです。

咄嗟に何人か思いついたのですが、その人達を呼ぶには予算が必要である。

「どれくらいのギャランティーを出せますか?」
「…ギャラは無いんだよね。というか、出せないんだよね…。」
「へ?…ん?…そすか…。」

はちのへ演劇祭は、芸術振興の予算での運営ではないのです。あくまで市民によって企画され、予算の捻出も自分達でやるわけです。チケットを売り、協賛を集めなければいけないのです。
現状、無いんです…。
良く言えば未知数!!たはー!

知り合いの照明、音響に頼むのはいいのですが、俺と一緒に地獄に落ちてくれと言うわけにはいきません。何よりこの段階で空いてる照明、音響は捕まらないだろう…。

演劇やれれば、プライスレス!!
て、プロはおらんて…。

八戸にも照明、音響のプランナーがいる(交通費、宿泊費のカットができるメリットがある。その分ギャラに反映される可能性がある。)と思っていたのですが、いないのです。
冷や汗マックス。

ピシャピシャ。

BIG買うか…。
億とか言わないから、百万当たってくれぇ…。そしたら金の魔力に負ける奴が一人や二人いるかもしれん…。
と、不毛な考えにとらわれました。

久々に人前で泣きそうになりました。

四面楚歌。
五里霧中。

「まぁ…そこは…考えましょうね…。」

目の前真っ暗。なんせ、劇団でも外部公演でも、プランナーがいて演出と打ち合わせをし、効果的な音響、照明を作りあげるのしか見てきてないのです。
俺に…できんのか?

血反吐、吐くな…これは。

そして俳優はオーデイションで募る事に決定。
オーデイションは三週間後、11月半ばに決定。募集要項など詰めて、打ち合わせは笑顔で終了(顔色真っ白)。

暗澹たる気持ちの私。実家への帰り道、徒歩一時間。そこで思い出したのです。

第二の奇跡。

はっちが委託しているイベント業者に、小学校からの同級生である、トメちゃんがいる…。

実は彼とは、フォーチュンシアター八戸公演で、音響オペで出会っていたのです。
彼とは中学以来なので、25年ぶりの再会。
彼が、

「演劇の音響に興味あるから、またやる時呼んでよー。」

と言っていたのを思い出したんです。
全ては、去年の1月、フォーチュンシアターから始まっている…。
やるっきゃねぇべ…。この繋がりの奇跡を信じるしかない。




オーデイション編へ続く。





















水底の柩 (台本発見編)

2019-03-22 00:51:33 | Weblog
へぇ、色んな事ツラツラと書いてみようと思いました。

人生常に逆境でございます。
思えば繋がりは去年の1月のフォーチュンシアターの公演から始まります。
八戸フォーチュンシアターのメンバーでもある外舘さんですが、元、我楽多屋(がらくたや)のメンバーでした。
初演の水底の柩の時は産休のため僕とは入れ違いで、当時はほぼ面識の無い状態でした。
ですが、このフォーチュンシアターの公演で共演を果たしたのです。

そこから半年、これまた20数年ぶりに八戸のお祭りである「三社大祭」へ、何故か参加する運びになりました。その祭の夜、フォーチュンシアターメンバーでの飲み会で、こんな話が外舘さんから。
彼女は、はちのへ演劇祭の実行委員なのです。他、実行委員メンバーとの会話。

「来年の演劇祭どうする?」
「まだ決まんないんだよね…」
「水底の柩とか、とてもいいと思うんだけど、台本持ってない?」
「あ、俺持ってると思いますよ」
「ホントに!送って!」
「いいっすよ。」
「演出とかやってみたら?」
「あはは、演出の才能無いって言われてますから僕は。」
「そーなの?」
「そーですよ。役者しかやってきてないですから。まま、台本探してみますね。にゃはー!ハイボール追加で!!。」


てな、ライトな話がきっかけでした。
僕の中でも、東京で芝居をするきっかけになった作品です。地元八戸のためならばと、持ってる台本全部ひっくり返しました。
しかし…。

ない…。

他全部はあるのに…水底の柩だけがない…。1ページも出てこない…。

約束したもんですから冷や汗出ましてね。
なんで無いだぁー!!と、何度も部屋で絶叫したのは言うまでもありません。
半ベソかきながら膝を折り、途方に暮れました。

しかし、ここで折れてはいかん。約束交わしたわけですから、血反吐吐いてもさがさないと。血反吐吐いたら諦めよう。早めに血反吐、出ないかな…。
なり振り構っていられません。初演に出ていた後輩陣、我楽多屋メンバーの方々に連絡したところ、一人だけあるかもしれないと。

後輩のK君です。
実家に死蔵しているかもしれないと…。一縷の望みをかけるとはこういう事か…。
胃がキリキリする…。
見つかるか?血反吐を吐くか?

あってくれぇ…。頼むぅっ!!

三日後の電話

「殿!(昔、後輩から呼ばれていた愛称)ありましたよ!」

それを聞いたら、頭の中にロッキーのテーマが流れました。

ぺーぺぺぺーぺぺぺーペッペ。

ウェイドリァーーン!

部屋で一人、天に拳を突き上げ、咆哮したのは言うまでもありません。
そして!たまたま八戸にK君が帰省するらしいので、市内で外舘さんと会う算段を。もちろん二人は初対面、お互いがわかるかどうかも不安でした。
そこは世の中便利なラインっちゅーもんがあるんですわ。無駄にふるふるしちゃうんですわ。
多分二人は、悪い薬でも取引するかのように、封筒に入ったそれを受け渡しした事でしょう。あの大手コンビニの前で。
台本決定の期限の前日に、実行委員の元へ台本が滑り込んだという第一の奇跡がおきたのです。


さらにその数日後に連絡が、(やや歪曲しております。)

「第七回はちのへ演劇祭、水底の柩に決定しました。」
「よかったー、おめでとうございます!やー、楽しみですねー。」
「ついては、演出を依頼したいのですが。」
「へむ?え…ん…しゅ…つ…?」
「祭の時に話してましたよね。」
「……そう…か…飲み過ぎたんだな…俺…。」
「え?」
「いやいや、こっちの話で…。」
「お願いできますか?」
「…はい…。是非!おねがいしゃーす!!(涙)」

約束だもんね…。
酒は怖いっちゅー話ですな。
ここから、死闘の半年のスタートになるわけです。

当時、9プロジェクトの「つか版忠臣蔵」の稽古真っ最中。
吉良様が天から意地悪そうに笑っておいででした。
気でも狂うかこのわたしゃ。

そして、東京公演と旅回りの間に、帰省、打ち合わせの運びとなるのでした。


次回、打ち合わせ編。

続く…かも。











はちのへ演劇祭「水底の柩」

2019-03-20 16:21:39 | Weblog
随分とご無沙汰すぎる利典です。
今回の公演、宣伝ままならず知らない方も多いと思います。
私、演出を勤めさせていただきました。


はちのへ演劇祭「水底の柩」無事に終える事ができました。
前回の「つか版忠臣蔵」のすぐ後から取り掛かり約半年。観劇する時間も作れず仲間たちには大変不義理をしております。
こんなに劇場に足を運ばなかったのは東京来てから始めてです。

いつもは役者だけをやってるもので、一つの公演を打つにはこんなに大変なのかと、途方に暮れた時もありました。
東京から参加していただいた、僕もメンバーである東北演劇ユニット、フォーチュンシアターの佐藤氏の出演快諾を得て、北区AKTステージ代表の時津氏の参加を力に、折れてはならぬと自分に言い聞かせておりました。
何より、八戸と再び縁を繋いでくれたフォーチュンシアター仲坪由紀子氏に泥を塗ってはならぬと、必死でした。
厳しくも優しく、近くで支えてくれた御三方がいなければこの公演はここまでたどり着けなかったと思います。足を向けて寝られません、私。


脚本の加筆に頭を抱え、オリジナル楽曲作成のためにギターの弦を張り直し、自分が最早何者なのかわからずとも走るしかなかったのです。

それぞれのエピソードはありますが、それは後日語る事にします。それぞれのエピソード、面白いんで、忘れないうちに。

作り上げできたものは扉座に在籍しているからこその、横内演出が基盤となっていた事は間違いありません。オリジナリティのかけらもございません。台本も原作があるのものですから、オリジナリティはほぼゼロです。
一人でできた事は一つもありません。
演劇は一人ではできないんです。

関わっていただいたたくさんの皆様、そして御来場いただいたたくさんのお客様に感謝をしております。
当日券並んでいただいたのに、入れなかったお客様。申し訳ない気持ちもありますが、そのエネルギーに感謝です。

東京から駆けつけていただいた皆様、そして扉座を愛していただいている青森の皆様、本当にありがとうございます。

東京の皆様に御披露目する事はできませんでしたが、今後八戸の若い子達が同作品を東京で公演する機会を楽しみにしていきたいなと思っております。

次回、扉座公演「百鬼丸」でお会いしましょう!!



お久方ぶりで、来週本番!

2018-09-29 14:19:55 | Weblog
皆様久方ぶりでございます。
今日も元気に演劇しております。
投稿控えておりましたが、これからまた少しずつやってまいります。

このブログ見て下さっている皆様のほとんどは知っているとは思いますが、今年の劇団扉座新作公演には参加しない事となりました。

何故か!

て、とこなのですが今回依頼がありまして、こちらの公演に参加させていただく事を選ばせていただきました。

つか版忠臣蔵、でございます。

扉座版つか版忠臣蔵、ではございません。

つか版忠臣蔵、です。

もう一度、このお芝居、役と向かい合いたいという想いを受け入れてくれた劇団、座長に感謝でございます。

本公演の後押しとなるよう、しっかり外で舞台を勤めて、扉座に興味を持っていただけるお客様が増えるよう、全力でいきます。
なお、神戸、大分にも行きますので、近くで興味ある方いらっしゃいましたら、是非劇場へ足を運んでいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。



東京おススメは二日目、土曜日の夜です。

笑って泣いてを積み上げて、劇場でお待ちしております!!

9PROJECT vol.8
「つか版・忠臣蔵」
つかこうへい生誕70年 記念ツアー公演

原作=つかこうへい  脚本・演出=渡辺和徳
出演=岩崎祐也・高野愛・相良長仁・鈴木利典・新澤明日・小川智之・宮迫誠・仲道和樹・大江裕斗
席種=自由席(全会場とも)
料金=一般 3,500円 / 学生 2,500円 (全会場、前売当日とも)

◇東京公演
日時=2018年10月3日(水)~8日(月祝)
水・木・金/19:00 土/13:00 & 18:00 日・月/13:00
会場=d-倉庫(荒川区東日暮里6-19-7-2F)

◇神戸公演
日時=2018年10月20日(土)~21日(日)
土/14:00 日/13:00
会場=神戸三宮シアター・エートー(神戸市中央区琴ノ緒町5-6-9)

◇大分公演
日時=2018年10月24日(水)~25日(木)
両日とも/19:00
会場=ホルトホール大分 小ホール(大分市金池南1-5-1)

公演詳細は以上でございます。

年末、来年に向けても動き出しております。
そちらは決定、情報解禁が出たところで、またお知らせできるよう頑張っていきます。

楽しみにお待ちくださいませ!!

友人の公演!しかも主役!

2018-05-11 20:38:58 | Weblog
いつも扉座公演をブログでお知らせしてくださる、佐藤さんの公演です。

有り難いもあるのですが、共演したのは二十代の時。
その後も何度か見させてもらっているのですが、ホントに素敵な女優さんです。

若い女優陣は彼女たちから学ぶ事も多いかと思います。

その場にちゃんと居て、安心感と感動をくれる。

爆発的な何かなのではないのですが、とても信頼できる俳優です。
また観たい…。

不思議な空気を持つ彼女、いや、俳優としての居方、とても勉強になります。
是非観ていただければと思います。

お時間合えばぜひに!!



=====
Sky Theater PROJECT Vol.16
『エンゼルウイング シングルウイングズ』
作・演出・プロデュース 四方田直樹
https://bit.ly/2Hc6Nlq
 
2018年5月31日(木)~6月3日(日)
下北沢 駅前劇場
(東京都世田谷区北沢2-11-8TAROビル3F)
http://www.honda-geki.com/map.html

 
【タイムテーブル】
5/31(木) 14:00開演
         19:30開演

6/1(金)  19:30開演

6/2(土)  13:00開演
         17:00開演

6/3(日)  13:00開演
         17:00開演 
※受付開始:開演の45分前/開場:開演の30分前

【チケット】
全席自由(日時指定)

お代金は3種類ございます。
・前売 3800円 
・当日券 
  →5/31のみ初日割引 4000円
    6/1~3日 4200円

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【出演】

たきざわちえ象(瀧澤千恵)
石井卓真
西川大 
(以上、Sky Theater PROJECT)

白鈴ももか(TABプロダクション)
佐藤美佐子

佐伯さやか(劇団えのぐ)
品川絢華
三好康司(劇団MAHOROBA+α)
丸山小百合 
長谷川浩輝(快晴プロジェクト)
石塚あつこ(東京カンカンブラザーズ) 
杉浦直(ノンストップエージェンシー/Teamかわのじ)
笠兼三(東映マネージメント)

【アシスタントプロデューサー】
神崎ゆい

=========

遅ればせながら。

2018-04-05 14:04:36 | Weblog
劇団しゅーくりー夢公演「ゾロ」無事に終演いたしました。
観劇いただいた皆様、支えていただいたスタッフの皆様、一緒に楽しんでくれた共演者の皆様、本当にありがとうございました。

次回は10月頭に、日暮里d-倉庫にて。
作品名、団体などはまた追ってお知らせいたします。

終わったー!と思ったのですが、この三日間打ち合わせ等色々ありましてパタリパタリと。
今日、うんヶ月ぶりの一日休み。


タコ松から、一月はバックダンサーで金髪、二月は住職で坊主、三月は敵対する軍司令官で金髪。
頭皮へのダメージは計り知れませんが、それ以上にたくさんのものをいただきました。

一月の故郷での公演。劇場の酸素濃度が低下するくらいの密度で、フォーチュンシアターのお披露目ができました。カーテンコールでの長い拍手に感動いたしました。やはり、八戸は演劇が熱いです!この先も八戸、東北でできる公演を作っていきたいなと思っております。

二月人魚では仏の道を追い求める住職。劇団ではあまりふられないポジションでしたが、じっくりとお芝居させていただきました。数年前に課題としていた部分ではあったので、たくさんのチャレンジをさせていただきました。素敵な個性豊かな共演者達に感謝です。

そして三月はゾロの敵として立ち塞がる、いわば悪役。そーいえばしっかりとした悪役というのはやったことがなく、どーしよーかと思っていたのですが、コミカルに描かれている部分も多いので、楽しみながらやらせていただきました。大悪党、ではなく、小悪党を目指してみました。んで、海外の話なんで金髪と、短絡的なとこにいったのですが、これはこれで思っていた姿になり収穫が。
ラストの立回りも久々で、一日2回やると背中がつるという体たらく。トレーニングの重要性を感じました。



考えなければいけない事は山ほどあるのですが、少しゆっくりしております。

昨日のバイト終わり、やっと休めると寝たのですが、こんな夢を。

何かの商業演劇、場当たりスタート前。準備が出来ずにでとちる。五分後、自分のシーンで衣裳が見当たらない。そしてセリフもうろ覚え。なのだが、とりあえず出トチリを謝りに廻る。三役くらいやるらしいのだが、どれも衣裳が同じで色違いという罠。

なんとかなるだろ、と思っている俺。

一本7000円もする何かのスプレー(酸素スプレー?)を買ったで!という話を嬉々として話す有馬先輩。
何の効果なんですか?と、聞くと、「さぁ…。」って言ってました。
呆れている松竹新喜劇の植栗氏。

羽二重(時代劇の鬘の下につける布)つけ忘れているが、最悪そのまま乗せてもわからんだろうと思っている俺。

四ヶ月続いた舞台が終わった途端に、追い込まれる夢でした。

逆夢でありますように。

これからも、皆様どうぞよろしくお願いいたします!!