ぷに通過激派事業団Express

PCやネット上の話題、支那人・朝鮮人の反日行動ウォッチングを中心にした日記帳BLOG

敵はアニメオタクにあり

2004年11月21日 22時46分37秒 | 思ったこと
 お客様は神様です 福の神ありゃ疫病神あり

 「お客様は神様です」は三波春夫の名言だが、面白い下の句をつける人がいるものだ。
 高校時代の同級生が某社のDVDレコーダ開発部署に勤務している。
 今日電話があった。彼は一日中テレビアニメを録画し、見るのが仕事だそうだ。

 今DVDレコーダ、液晶・プラズマTVは最も熱い家電製品になっている。当然画質競争や機能競争が激しいジャンルだが、その中でもDVDレコーダは特にお客の目が厳しい。
 AV機器マニアもさることながら、最もアニメオタクが製品品質に厳しいと言う。
 「テレビ放送と録画した結果の色が微妙に違う」「●●というアニメを録画したら△△シーンで瞬間的にブロックノイズが出た」などほぼ毎日のようにクレームが来るらしい。協力的(?)なお客にいたってはディスクを送りつけてくるという。

 「自然画(ドラマや映画など)に合わせようとするとアニメ系が弱くなる。アニメ系に合わせると自然画が弱くなる。妥協点が難しいんだよ」と彼は言う。
 自然画が弱くなれば当然AV機器マニアからクレームが激しく来るだろう。逆に自然画に合わせるとアニメ系に弱くなる。さすればアニメオタクから激しく突き上げを食らう。しかもアニメオタクのネットワークはかなり強固で一度悪いうわさが流れると製品の売り上げが変わるのだそうだ。
 市販DVD-Videoの場合、マルチパスエンコード(何回か圧縮かけて結果の良かった部分を求めつなぎ合わせる方法。)でオーサリングされるためアニメ製品でも品質が良いと言われる。
 対するDVDレコーダは今のところ一発撮り。

 「毎日(仕事で)アニメ見てるけどさ、最近何見ても同じに見えてくるんだよね。AV(オーディオビジュアル)マニアはいろんなソースを平均して見てくれるけど、アニオタはアニメ一辺倒なやつが多いから困るよ。しかも録画した番組への忠誠心?みたいなのが強いしさ。」
 メーカーは見えないところでさまざまな顧客を想定し品質追求してるものだと改めて思う。