オヤジ自覚日誌

最近オヤジを自覚する36歳サラリーマンの徒然なるままの日誌。
汗は臭くなったが、若者にはまだまだ負けんぞ!!!

「その時、歴史が動いた」で心が動いた。

2005年05月26日 08時09分25秒 | Weblog
昨晩、我が家の風呂TVでNHKの「その時、歴史が動いた」を何気なく見た。
日本赤十字社の創始者である佐野常民という人のお話。
最後の方しか見れなかったが、明治時代の日本人ってのは使命感があって、本当に偉い!!!

日清戦争の時に日本赤十字の人も従軍し、敵味方隔たり無く看護に当たったとの事。
しかも当時、清は国際的ルールのジュネーブ条約に加盟しておらず、野戦病院や戦場の負傷者を搬送中の看護士にまで攻撃。
多大な犠牲を払っても、戦場の負傷者は敵味方平等に接したという事は、強烈な使命感無しにはとても遂行できないであろう。
番組の最後で佐野常民の言葉が紹介されていた。
昔の文語体であったので簡単に現代文風にする。

「文明開化というと法の整備や技術力の向上と、とらえがちである。
しかし真の文明開化は道徳心が伴わなければならない。」

それを実践した人が言った言葉だからグッとくるね。
今の日本人が一番失ってる物だ。

やはり国全体での未来像が見えてない状況で(その場しのぎで抜本的改善無し)個人・組織単位での頑張りはあっても、全体的にはモラル・モチベーションの低下は致し方ないと思う。
若年層のモラル低下や犯罪増なんて、そう育てた大人も悪い。
僕は未だ子育ては始まったばかりだか、子供は親が育てたふうにしか育たないと思う。
親が子供に真剣に向かい合えば子供も聞く耳を持つし、サラリーマンだっていい加減な上司の言う事なんか聞きやしない。
ましてや、いい加減な政治・行政には感心が無くなるわな。
そんで国民が感心の無い事をいい事に政治・行政には好き勝手やられる。
そんな悪循環が続く現代日本。

とりあえず自分の子育て・仕事を使命感を持ってやるべか。