じゃらじゃらフォトセラ

箕面の身近な光景、草木や花の造形、神戸・京都などのんびり散歩しています。ゆったりカフェ気分でフォトセラピー(^o^)

雨男の幸運

2005-08-13 | 【ぶらり撮り歩き】
先日京都へ出かけたのにはワケがあって。

前の職場で知り合った人が美術展に写真を出展しているというのだ。
前の職場は、某家電量販店の写真関連だったので、
ものすごい量の写真や撮影者に接することができた。

フランチャイズの写真屋さん(DPEショップという)の店長も経験しているけど、
その時と比べて、量販店の扱う量というのは、半端じゃなくすごい。

その、何万件のなかで、態度・愛想がよいお客さんというのは
スタッフ間にすごく良い印象を残すもの。
(これがまた、ものすごく少ない)

“自分がお客の側になったなら、こうゆう風でありたいな”
そう、感じさせる客というのは本当にごくわずかなもの。

写真という、少なからず“美しさ”や“風流”に敏感な人が
多いだろう業界にあって、嘆きの元となる寂しい状態なのだけど。


その中で、ウチらスタッフの中でも最上級に好かれていたお客さんだった。

その人の写真が好きで
写真に向かう姿勢がすごく好きだった。

だから、今回の展覧会に行って、
展示の中で、名札を一切見なくっても、すぐにその人の作品が分かったときは
嬉しくもあり、ちょっと誇らしくも思ったな。。

あんな風に、写真に取り組む様子、見習いたいなと思って。
写真のセンス、技術、人柄とすごくマッチしている“風流さ”に憧れる。。


自分も、こんな風に。

他の人から、“すぐに分かったよ” “いい感じじゃなか”
そう、言われるように続けていきたいな、と思った。


ま、そんな風に刺激を受けてきた展覧会だったわけだけど。


帰り道、写真を撮りながら、ぶらぶらと歩いていくと以前に撮ったカフェに出くわした。

ものすごい方向音痴なので、狙ってできることじゃないんだな、これ。
とてもいい雰囲気のカフェで、気になってたんだけど。

ちょうど、そこを通りかかった時に、雨が降ってきて。
いつもなら、もう帰るだけだし寄らなかっただろうけど
ちょっと雨宿り。

気になってたカフェに入ることができて(一人じゃあまり入らないしね)
なんだかラッキーだったな。。

しかし、相変わらず雨男だ・・・・

この雨。雨男にとっての雨は不運じゃないんだな。
いつも、自分のなかでは、“何かを始めるとき”“動こうとしてるとき”に雨が降る。

だから、雨が降るときっていうのは、幸運の兆し。
その時に思っていたことが、“やるべきこと”として
一押し、背中を押されたような感じがする、いい兆候。

少し濡れた服に、冷えた部屋の中
熱いコーヒーを飲みながら、この雨は・・・
振り出したときに何を思っていたか、考えてみた。


雨。雨のおかげで、思うこともあるんだね。。。
これって、幸運なことでしょ?




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